「上杉忍」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
2行目: | 2行目: | ||
== 来歴 == |
== 来歴 == |
||
1945年に[[中国]]の[[大連]]で生まれる。[[東京都立大学]]人文学部卒業後、[[一橋大学]]大学院博士課程単位取得退学。[[1976年]](昭和51年)[[静岡大学]]人文学部講師。[[1979年]](昭和54年)助教授、[[1990年]](平成2年)教授を経て、[[1993年]](平成5年)に横浜市立大学文理学部教授。後に学部改組により、国際文化学部教授、国際総合科学部教授となり、[[2010年]]に(平成22年)退職。同年、北海学園大学人文学部教授・同大学院文学研究科教授。[[2014年]](平成26年)北海学園大学を定年退職。 |
1945年に[[中国]]の[[大連]]で生まれる。[[東京都立大学 (1949-2011)]]人文学部卒業後、[[一橋大学]]大学院博士課程単位取得退学。[[1976年]](昭和51年)[[静岡大学]]人文学部講師。[[1979年]](昭和54年)助教授、[[1990年]](平成2年)教授を経て、[[1993年]](平成5年)に横浜市立大学文理学部教授。後に学部改組により、国際文化学部教授、国際総合科学部教授となり、[[2010年]]に(平成22年)退職。同年、北海学園大学人文学部教授・同大学院文学研究科教授。[[2014年]](平成26年)北海学園大学を定年退職。 |
||
1997年に一橋大学から[[博士(社会学)]]を授与される。横浜市立大学では教育研究のほかに、同大学の教員組合の執行委員長として労働運動に従事した。また、[[アメリカ学会]]の理事などを務めた。 |
1997年に一橋大学から[[博士(社会学)]]を授与される。横浜市立大学では教育研究のほかに、同大学の教員組合の執行委員長として労働運動に従事した。また、[[アメリカ学会]]の理事などを務めた。 |
2020年3月25日 (水) 00:31時点における版
上杉 忍(うえすぎ しのぶ、1945年 - )は、日本の歴史学者、社会学者。横浜市立大学名誉教授。北海学園大学元教授。専門はアメリカ現代史、公民権運動。特に米国南部農村社会史、米国黒人史を研究。
来歴
1945年に中国の大連で生まれる。東京都立大学 (1949-2011)人文学部卒業後、一橋大学大学院博士課程単位取得退学。1976年(昭和51年)静岡大学人文学部講師。1979年(昭和54年)助教授、1990年(平成2年)教授を経て、1993年(平成5年)に横浜市立大学文理学部教授。後に学部改組により、国際文化学部教授、国際総合科学部教授となり、2010年に(平成22年)退職。同年、北海学園大学人文学部教授・同大学院文学研究科教授。2014年(平成26年)北海学園大学を定年退職。
1997年に一橋大学から博士(社会学)を授与される。横浜市立大学では教育研究のほかに、同大学の教員組合の執行委員長として労働運動に従事した。また、アメリカ学会の理事などを務めた。
著書
単著
- 『パックス・アメリカーナの光と陰』講談社、1989年
- 『アメリカ南部黒人地帯への旅』新日本出版社、1993年
- 『公民権運動への道』岩波書店、1998年
- 『二次大戦下の「アメリカ民主主義」』講談社、2000年
- 『アメリカ黒人の歴史 奴隷貿易からオバマ大統領まで』中央公論新社、2013年
共編著
- 『教室からの大改革』佐々木能章編、文葉社、2004年
- 『ナショナリズムと戦争』後藤道夫、山科三郎編、大月書店、2004年
- 『アメリカの文明と自画像』巽孝之編著、ミネルヴァ書房、2006年
- 『歴史から今を知る―大学生のための世界史講座―』山根徹也編、山川出版社、2010年
訳書
- 『アメリカ南部に生きる』セオドア・ローゼンガーテン著、上杉健志共訳、彩流社、2006年
- 『監獄ビジネス』アンジェラ・デイヴィス著、岩波書店、2008年