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1932年4月2日、[[東京都]][[北区 (東京都)|北区]]にて化学工場の[[労働者]]の子として生まれる<ref name="nakajimaakira">中島晃「[http://www.kyoto-jlaf.jp/recess/8.html 近藤忠孝団員の古希によせて]」自由法曹団京都支部ウェブサイト</ref>。[[東京都立大学 (1949-2011)]]（現[[首都大学東京]]）[[人文学部]]を[[卒業]]後の[[1960年]]に日本共産党へ入党。[[1962年]]には弁護士を開業、黒田法律事務所（現[[東京法律事務所]]）へ入り各種労働事件の弁護を担当する<ref name="nakajimaakira"/>。[[1965年]]に[[青年法律家協会]]議長、[[1968年]]には[[イタイイタイ病]]弁護団副団長に就き、裁判で全面勝訴を勝ち取る<ref name="nakajimaakira"/>。イタイイタイ病[[裁判]]では、「勝利するためには被害者のいる現地・[[富山県|富山]]で弁護士として活動することがどうしても必要」として、一家で当時居住していた東京都から富山へ移住しており<ref name="kyoutomimpou">[http://www.kyoto-minpo.net/archives/2007/02/24/10_20.php NHK「そのとき歴史が動いた」近藤忠孝元参院議員がゲスト出演 3月7日(水)午後10時、イタイイタイ病裁判]京都民報ウェブサイト</ref>、[[日本放送協会|NHK]][[歴史]][[情報番組]]「[[その時歴史が動いた]] 苦しむ患者を救いたい～イタイイタイ病裁判・弁護士たちの闘い～」（[[2007年]][[3月7日]]放映）にゲスト出演し当時の状況を証言した<ref name="kyoutomimpou"/>。 |
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[[1974年]]の[[第10回参議院議員通常選挙]]に[[全国区制|全国区]]から出馬し初当選（このときは3年議員だった）、[[1992年]]の引退まで3期15年にわたり参議院議員を務めた。議員在職中は[[財政金融委員会|大蔵委員]]、公害・環境対策特別委員に属した。 |
[[1974年]]の[[第10回参議院議員通常選挙]]に[[全国区制|全国区]]から出馬し初当選（このときは3年議員だった）、[[1992年]]の引退まで3期15年にわたり参議院議員を務めた。議員在職中は[[財政金融委員会|大蔵委員]]、公害・環境対策特別委員に属した。 |
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2020年3月25日 (水) 00:55時点における版
近藤 忠孝（こんどう ただたか／ちゅうこう、1932年4月2日 - 2013年6月5日）は日本の弁護士、政治家。参議院議員（日本共産党公認）を3期務めた。全国公害弁護団連絡会議初代幹事長。
来歴
1932年4月2日、東京都北区にて化学工場の労働者の子として生まれる[1]。東京都立大学 (1949-2011)（現首都大学東京）人文学部を卒業後の1960年に日本共産党へ入党。1962年には弁護士を開業、黒田法律事務所（現東京法律事務所）へ入り各種労働事件の弁護を担当する[1]。1965年に青年法律家協会議長、1968年にはイタイイタイ病弁護団副団長に就き、裁判で全面勝訴を勝ち取る[1]。イタイイタイ病裁判では、「勝利するためには被害者のいる現地・富山で弁護士として活動することがどうしても必要」として、一家で当時居住していた東京都から富山へ移住しており[2]、NHK歴史情報番組「その時歴史が動いた 苦しむ患者を救いたい～イタイイタイ病裁判・弁護士たちの闘い～」（2007年3月7日放映）にゲスト出演し当時の状況を証言した[2]。
1974年の第10回参議院議員通常選挙に全国区から出馬し初当選（このときは3年議員だった）、1992年の引退まで3期15年にわたり参議院議員を務めた。議員在職中は大蔵委員、公害・環境対策特別委員に属した。
京都弁護士会会員として、京都府京都市下京区に近藤忠孝法律税務事務所を開設していたが、2013年6月5日に肝硬変のため死去[3]。
著書
- 『いのちの重み』（日本共産党中央委員会出版局、1974年2月）
- 『営業と暮らしを守る税金相談』（新日本出版社、1985年12月）
- 『歩かせるな「消費税」』（白石書店、1989年11月）
- 『生活大変国 日本』（新日本出版社、1992年4月）
脚注
- ^ a b c 中島晃「近藤忠孝団員の古希によせて」自由法曹団京都支部ウェブサイト
- ^ a b NHK「そのとき歴史が動いた」近藤忠孝元参院議員がゲスト出演 3月7日(水)午後10時、イタイイタイ病裁判京都民報ウェブサイト
- ^ 元参院議員・近藤忠孝さん死去 イタイイタイ病弁護団長 朝日新聞 2013年6月6日