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'''坂本 重雄'''(さかもと しげお、[[1931年]][[8月25日]]-[[2001年]][[4月29日]]<ref>『追悼 坂本重雄先生を偲んで』(社会保障法 (17),2002年)より</ref>)は、[[日本]]の[[法学者]]。[[法学博士]]([[東京都立大学 (1949-2011)]])。専門は[[労働法]]、[[社会保障法]]で、日本労働法学会代表理事、日本社会保障法学会代表理事等を歴任した。[[大阪府]][[大阪市]]出身。 |
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2020年3月25日 (水) 01:28時点における版
坂本 重雄(さかもと しげお、1931年8月25日-2001年4月29日[1])は、日本の法学者。法学博士(東京都立大学 (1949-2011))。専門は労働法、社会保障法で、日本労働法学会代表理事、日本社会保障法学会代表理事等を歴任した。大阪府大阪市出身。
人物
1951年兵庫県立柏原高等学校卒業。1955年神戸大学法学部卒業。1958年一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。吾妻光俊ゼミ出身[2]。
1958年一橋大学法学部助手。1959年東京都立大学法経学部助手。1964年静岡大学文理学部助教授。1965年同人文学部助教授。1973年同人文学部教授。1979年静岡大学評議員(~1983年)。1983年同人文学部長(~1985年)。1993年同大学院法学研究科長。1994年静岡大学人文学部法学科長(~1996年)。1996年静岡大学停年退官。同名誉教授。専修大学法学部教授・同大学院法学研究科教授。2001年4月29日専修大学在職中に逝去。[3]
1967年法学博士「アメリカの団体交渉制度」[4]
この他、静岡地方裁判所民事調停委員(1973年~1978年)、静岡大学学生委員長(1974年)、同教務委員長(1977年)、同就職委員長(1987年、1993年)、同大学入試センター試験室委員長(1992年)、日本労働法学会代表理事(1992年~1994年)、日本社会保障法学会代表理事(1994年~1996年)など歴任。
主著
- 『行政・労働と営業の自由』高柳信一, 藤田勇編 東京大学出版会, 1972
- 『しあわせに生きる権利 : 人間としての労働条件と社会保障』籾井常喜と共著 法律文化社, 1973
- 『官公労働基本権の法構造 : 官・民労働の同一化と労使関係法』労働旬報社, 1977
- 『社会保障と人権 : 年金・医療の再編と生存権(現代法選書 ; 20)』勁草書房, 1987
- 『集団的労使関係:現代労働法1 新版』竹下英男, 安枝英訷と共著 有斐閣, 1989
- 『高齢化社会と年金・労災補償』 勁草書房, 1990
- 『個別的労働関係:現代労働法2 第3版』水野勝, 浜田冨士郎, 伊藤博義, 西村健一郎と共著 有斐閣, 1994
- 『高齢者介護の政策課題』山脇貞司と共編 勁草書房, 1996.
- 『社会保障改革 : 高齢社会の年金・医療・介護』勁草書房, 1997