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「転生したら剣でした」の版間の差分

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『'''転生したら剣でした'''』(てんせいしたらけんでした)は、[[棚架ユウ]]による[[日本]]の[[小説]]。[[小説家になろう]]で連載されており、書籍版は[[GCノベルズ]]より刊行されている。[[イラストレーション|イラスト]]は[[るろお]]。2019年3月末時点でシリーズ累計50万部を突破。『[[月刊バーズ#デンシバーズ|デンシバーズ]]』([[幻冬舎コミックス]])にて漫画版が連載開始、現在は『[[comicブースト]]』にて連載中。作画は[[丸山朝ヲ]]。
『'''転生したら剣でした'''』(てんせいしたらけんでした)は、[[棚架ユウ]]による[[日本]]の[[小説]]。[[小説家になろう]]で連載されており、書籍版は[[GCノベルズ]]より刊行されている。[[イラストレーション|イラスト]]は[[るろお]]。2019年3月末時点でシリーズ累計50万部を突破。『[[月刊バーズ#デンシバーズ|デンシバーズ]]』([[幻冬舎コミックス]])にて漫画版が連載開始、現在は『[[comicブースト]]』にて連載中。作画は[[丸山朝ヲ]]。



2020年5月20日 (水) 13:21時点における版

転生したら剣でした
ジャンル ファンタジー
小説
著者 棚架ユウ
イラスト るろお
出版社 マイクロマガジン社
掲載サイト 小説家になろう
レーベル GCノベルズ
巻数 既刊9巻(2020年3月現在)
漫画
原作・原案など 棚架ユウ(原作)
(キャラクター原案)るろお
作画 丸山朝ヲ
出版社 幻冬舎
掲載誌 デンシバーズcomicブースト
レーベル 幻冬舎コミックス
巻数 既刊7巻(2020年3月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画
ポータル 文学漫画

転生したら剣でした』(てんせいしたらけんでした)は、棚架ユウによる日本小説小説家になろうで連載されており、書籍版はGCノベルズより刊行されている。イラストるろお。2019年3月末時点でシリーズ累計50万部を突破。『デンシバーズ』(幻冬舎コミックス)にて漫画版が連載開始、現在は『comicブースト』にて連載中。作画は丸山朝ヲ

あらすじ

気が付けば人間ではなく剣として異世界に転生していた主人公。魔物を倒していたが地面に剣を挿したところ、動けなくなった。その後一人の猫獣耳少女の出会いが、剣と彼女の人生を変えていく。

登場人物

声はドラマCD版の声優

主要人物

師匠(ししょう)
声 - 日野聡
交通事故により死亡し剣に転生した元男性。前世での名前など詳細は不明。師匠という呼び名はフランが付けた。
インテリジェンス・ウェポンとして【魔狼の平原】に転生した当初より幾つかのスキルを保有し、更に倒した魔物の魔石を斬り砕くことにより、その魔物のスキル又は特性を喰らうことが出来る。転生直後より《念動》により装備者無しで自由に飛び回ることが可能で、いつの日か美少女剣士に自分を使ってもらうことを夢見て多くの魔物を倒しスキルを獲得する日々を送っていたが、不用意に降り立った地が魔力を吸収する特殊地帯であったため、自力での脱出が不可能となってしまう。自暴自棄、茫然自失に陥りかけていたとき、魔物に襲われ逃げてきたフランと出会う。
自分を抜いてくれた彼女に多大な恩を感じ、フランの主であった奴隷商人を殺害、奴隷の身分から解放する。弱者として侮蔑の烙印を押された黒猫族であるフランの境遇に涙し、彼女を進化させ一人前の冒険者に育てることに尽力する。フランのことは娘のように可愛がっており、この娘のためにこの世界に来たと確信している。
各種スキルを備えており、中でも有益なスキルにポイントを振っており、一部スキルはスペリオル化している。戦闘、戦闘補助系スキルの他にも日常生活系スキルも高レベルを誇っているため、料理の腕は達人級。
フラン
声 - 水瀬いのり
元奴隷の黒猫族の少女。寡黙で大食らい。風呂好き。師匠の装備者。
強さを求め種族の進化の手がかりを得るため、父母と共に旅をしていたが、その最中両親は他界。天涯孤独の身で旅を続けるも、奴隷商人の手に落ちてしまう。約四年の月日を自由を奪われて過ごす。
町への奴隷の輸送中に魔物の襲撃に逢い、護衛や他の奴隷が蹂躙される中で生き延びようと、逃げた先で、以降師匠と呼ぶ剣と出逢う。師匠を地面から引き抜き魔物を瞬殺し、生き残った奴隷商人は師匠の怒りを買い殺害される。それにより奴隷契約が白紙となり、フランは晴れて自由の身となった。
師匠を装備することで師匠の持つスキルを共有し使用することが可能で、これにより魔法、スキルの発動の際、師匠が使用するものとフランが使用するものと、一度に二度の攻撃が可能となっている。底上げされた身体能力や高レベルの技、高威力の魔法を駆使し、距離を構わず戦うスタイルを執っている。しかしそれに胡座をかくことはけしてなく、借り物の力を使いこなせるようになりたいと、場数を踏んで強くなることを望んでいる。
口数は少ないが感情が希薄なわけではなく、むしろ敵意や悪意には敏感であり、刃を向けられた際には容赦なく制裁を下す様も多く見られる。自分を救ってくれた師匠には全幅の信頼を置いているため、彼を蔑ろにする発言には過剰に反応する。
ウルシ
フランの危機に師匠の眷属召喚により召喚された従魔。元は暗黒、毒、死霊の属性を操るユニーク個体のオニキスウルフという種族であったが、ウルシという名を付けられたことによりダークネスウルフへと進化した。辛い食べ物が好き。
乳牛並みの巨躯だが、町中などでは大型犬サイズで活動する。影の中に潜むことが可能で、隠密や密偵などの役割を果たしている。

アレッサで知り合った人物

ネル
アレッサ冒険者ギルドの受付嬢。
ドナドロンド
鬼人。46歳。ランクC。アレッサ冒険者ギルドの試験官で大戦士。
クリムト
ウッドエルフ。136歳。アレッサ冒険者ギルドのギルドマスターで大精霊使い。師匠の存在を知らないこともあって年齢不相応な能力を持つフランに注視している。
ガルス
ドワーフ。82歳。魔法鍛冶師。「神眼」というユニークスキルを持っており、フランの持つ師匠が「知性ある武器(インテリジェンスウエポン)」と気付く。
好奇心から声をかけたが2人を気に入り、宙に浮いていた注文装備品を格安で譲り、師匠から託された素材でフランの専用装備「黒猫シリーズ」を製作した。
アマンダ
ハーフエルフ。58歳。ランクA。嵐闘士。「鬼子母神」の異名を持つアレッサ冒険者ギルドのエース。「子供の守護者」という称号を持ち、子供にはダダ甘な一面を持つ女性。アレッサで孤児院の運営もしている。
鞭と暴風魔術を併用する戦闘スタイルを執っている。はっきり言って「戦略兵器級」の実力の持ち主で、豊かな資源を生み出す迷宮を持つアレッサを狙う他国に対する牽制役でもあり、ギルド指名のクエストでもなければ、アレッサを離れることが出来ない。
フランのことを非常に気に入り、戦い方やスキルについての基礎知識を授けたりしている。幼いながらに自分に肉薄するかのようなフランの実力に感心すれど、模擬戦ではほぼ完封と言える結果で勝利を収めている。
ダンジョン探索中、フランの危機的状況により、師匠自ら正体を明かしている。師匠がインテリジェンス・ウェポンであることを知る人物の一人。
漫画版によると、フランの両親(名前は「キナン(父)」と「フラメア(母)」)も彼女の孤児院出身。戦いの才能自体は壊滅的だったが、黒猫族が進化する術を求めて旅立った。
ジャン・ドゥービー
魔族。49歳。ランクB。冥導師。かつて起こった戦争では戦死した敵兵までアンデッドにして作り上げた大軍を率い、畏怖を持って「皆殺(みなごろし)」の異名を持つ。
アレッサからはそこそこ距離のある土地に住む死霊術師。実力的にはAランクに匹敵するため、アマンダがアレッサを空ける際には半ば強引に代理を任せられている。「魂魄眼」というユニークスキルを持ち、ガルスに続いて師匠の正体を見抜いた。
ベルナルド
ジャンに従うスケルトン。あくまで小間使いとして造られており、威圧している訳でもないフランに降参するヘタレ。

既刊一覧

小説

漫画

外部リンク