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「ウフーラ」の版間の差分

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=== 日本語版吹き替え ===
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{{See also|スタートレック#日本語版の吹き替え}}
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TOSとDS9は[[松島みのり]]。劇場版は[[川島千代子]] (TMP・ST2)、[[横尾まり]] (ST3)、[[さとうあい]] (ST4)、[[竹口安芸子]] (ST5)、[[小宮和枝]] (ST6)、松島みのり (TMP再録版)、[[朴ロ美|朴璐美]] (ST2-6再録版)、[[東條加那子]] (STXI・STB)、[[栗山千明]] (STID)。『[[まんが宇宙大作戦]]』(TAS) は[[高島雅羅]]。なお小宮はTASでレスおよびDS9で[[キラ・ネリス]]役、高島はTNGで[[ディアナ・トロイ]]役も演じている。
TOSとDS9は[[松島みのり]]。劇場版は[[川島千代子]] (TMP・ST2)、[[横尾まり]] (ST3)、[[さとうあい]] (ST4)、[[竹口安芸子]] (ST5)、[[小宮和枝]] (ST6)、松島みのり (TMP再録版)、[[朴璐美]] (ST2-6再録版)、[[東條加那子]] (STXI・STB)、[[栗山千明]] (STID)。『[[まんが宇宙大作戦]]』(TAS) は[[高島雅羅]]。なお小宮はTASでレスおよびDS9で[[キラ・ネリス]]役、高島はTNGで[[ディアナ・トロイ]]役も演じている。


『[[スタートレック:ディープ・スペース・ナイン|ディープ・スペース・ナイン(DS9)]]』第104話「伝説の時空へ」にも再登場するが、これは[[ベンジャミン・シスコ|シスコ]]らが『宇宙大作戦』43話「新種クアドロトリティケール」の過去に行ったという設定で、当時の映像の編集・合成。声は原語版では俳優本人が声を演て、吹き替えではカーク役の矢島とウフーラ役の松島はオリジナルと同じで、スコット役はシーズン1で同役を演じた小林修が起用されている。
『[[スタートレック:ディープ・スペース・ナイン|ディープ・スペース・ナイン(DS9)]]』第104話「伝説の時空へ」にも再登場するが、これは[[ベンジャミン・シスコ|シスコ]]らが『宇宙大作戦』43話「新種クアドロトリティケール」の過去に行ったという設定で、当時の映像の編集・合成。声は原語版では俳優本人が声を演て、吹き替えではカーク役の矢島とウフーラ役の松島はオリジナルと同じで、スコット役はシーズン1で同役を演じた小林修が起用されている。

2020年6月17日 (水) 00:47時点における版

『宇宙大作戦』のウフーラ中尉を演じるニシェル・ニコルズ
『宇宙大作戦』のウフーラ中尉の制服

ウフーラ (Uhura) は、アメリカSF作品『スタートレック』シリーズ、主にテレビドラマ宇宙大作戦』(TOS) の登場人物である。宇宙パトロール船USSエンタープライズ号通信士官。俳優はTOSではニシェル・ニコルズ、2009年以降の映画ではゾーイ・サルダナ

プロフィール

2239年地球のUnited States of Africa(アフリカ連合と訳されることがある)生まれの人間女性。宇宙艦隊士官。TOS当時の階級は大尉[1]

キャラクター

歌が得意で、作中でも歌うシーンが多かった。これは幼い頃からのニコルズの才能で、日本語吹き替え版でもニコルズの歌が流れた。

歴代シリーズでの活躍

劇場版では第1作から第6作までと第11作、第12作に登場。

ネーミング

日本語吹き替えでの名前はウラ。ウーラと呼ばれることもある。ウフーラという名は、スワヒリ語で「自由」を意味する uhuru から来ている。当初ファースト・ネームは決められていなかったが、後にジーンロッデンベリーの提案により、Nyota ナヨタ(スワヒリ語で「星」)ナヨタ ウフーラとなった。

演じた俳優と声優

俳優

ニコルズはTOSの主要キャラクター唯一のアフリカ系かつ女性の俳優で、アフリカ系俳優がテレビドラマにレギュラー出演することや、異人種間でのラブシーンが演じられたのは、いずれもアメリカのドラマ界では初めてであった。スタートレックのファンだったキング牧師は、「ウフーラは黒人の子供たちにとって目標である」と語った。後に『新スタートレック』 (TNG) でガイナンを演じたウーピー・ゴールドバーグも、ニコルズが演じるウフーラを見て女優を志した[2]

黒人女性として初めてスペースシャトルで宇宙に行ったマエ・ジャミソンもまた、ウフーラの活躍を見てその職業を志した人物の一人である[3][4][5]NASAはのちにニコルズをアフリカ系アメリカ人勧誘プログラムとしてイメージキャラクターに採用している。後にジャミソンはTNGにカメオ出演しており、実際の宇宙飛行士がスタートレックシリーズに出演したのは初めてであった。

2009年の劇場版11作目『スター・トレック』で、Nyotaというファースト・ネームが初めて映像作品の中で使われた。また、この映画以降の作品は新キャストとしてゾーイ・サルダナが演じている。

日本語版吹き替え

TOSとDS9は松島みのり。劇場版は川島千代子 (TMP・ST2)、横尾まり (ST3)、さとうあい (ST4)、竹口安芸子 (ST5)、小宮和枝 (ST6)、松島みのり (TMP再録版)、朴璐美 (ST2-6再録版)、東條加那子 (STXI・STB)、栗山千明 (STID)。『まんが宇宙大作戦』(TAS) は高島雅羅。なお小宮はTASでレスおよびDS9でキラ・ネリス役、高島はTNGでディアナ・トロイ役も演じている。

ディープ・スペース・ナイン(DS9)』第104話「伝説の時空へ」にも再登場するが、これはシスコらが『宇宙大作戦』43話「新種クアドロトリティケール」の過去に行ったという設定で、当時の映像の編集・合成。声は原語版では俳優本人が声を演て、吹き替えではカーク役の矢島とウフーラ役の松島はオリジナルと同じで、スコット役はシーズン1で同役を演じた小林修が起用されている。

脚注

  1. ^ 日本語吹き替え版では中尉とされているが、Star Trek: U.S.S. Kyushu - Rank Listによれば、『宇宙大作戦』当時のエンタープライズのクルーは、第3話「魔の宇宙病」に登場したゲスト・キャラクターの「ジョー・トーモレン中尉」のみが確認されている。
  2. ^ A Woman's CyberSpace - Whoopi Goldberg - ウェイバックマシン(2015年2月26日アーカイブ分) Whoopi Goldberg interview on Star Trek DVD
  3. ^ Katz, Jesse (July–August 1996). “Shooting Star: Former Astronaut Mae Jemison Brings her Message Down to Earth”. Stanford Today. June 28, 2011時点のオリジナルよりアーカイブSeptember 14, 2011閲覧。
  4. ^ Eschner, Kat (October 17, 2017). “This Groundbreaking Astronaut and Star Trek Fan Is Now Working on Interstellar Travel” (英語). Smithsonian. May 25, 2019閲覧。
  5. ^ Jackson, Camille (October 28, 2013). “The Legacy of Lt. Uhura: Astronaut Mae Jemison on Race in Space” (英語). today.duke.edu. May 25, 2019閲覧。