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2020年6月29日 (月) 13:52時点における版
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基本情報 | ||||
生年月日 | 1993年9月15日(31歳) | |||
国籍 | 日本 | |||
身長 | 175cm | |||
体重 | 62kg | |||
選手情報 | ||||
所属 | NIPPO・ヴィーニファンティーニ | |||
役割 | 選手 | |||
特徴 | オールラウンダー[1] | |||
プロ経歴 | ||||
2013 2014 2015 2016/17 |
Colba - Superano Ham (CT) Vini Fantini Nippo (CT) CCT p/b Champion System (CT) NIPPO・ヴィーニファンティーニ | |||
主要レース勝利 | ||||
2015 全日本選手権ロードタイムトライアルU23 アジア選手権ロードレース(U23) | ||||
最終更新日 2017年1月14日 |
小石 祐馬(こいし ゆうま)は日本の自転車競技(ロードレース)選手。現在はイタリアのUCIプロコンチネンタルチーム(セカンドディビジョン)NIPPO・ヴィーニファンティーニ所属。
略歴
アマチュア時代
滋賀県大津市出身。12歳のときに父の仕事の関係で米国に引越し、友人の勧めで14歳から地元のSan Jose Bicycle Clubに所属してロードバイクレースをはじめる。2009年の全米ジュニア選手権ロードレース(15・16歳)で6位入賞[2]。2010年に帰国し、同志社国際高校に編入学。三船雅彦が監督を務めるTEAM MASSA・FOCUS・OUTDOORPRODUCTSに所属し、2011年のジュニア全日本選手権タイムトライアルでは2位となった[3]。その後同志社大学に進学するが、ベルギーを拠点とするチームユーラシアの一員としてヨーロッパでのレースに参戦した。2012年には主としてベルギーでのアマチュアレースに参加したが、UCIヨーロッパツアー(1.2)のグランプリ・デ・マルブリエに出走し、66位で完走した。レースに専念するために2016年3月に同志社大学を自主退学。
プロ転向後
2013年
2013年もベルギーのアマチュアレース中心に参戦し、Gaverstreek2日間レースで97位、Tour de Namurで70位、Kortrijk-Heuleで11位、Herzele-borsbekeで10位となった。Grand Prix des Hauts-de-Franceでは総合29位となった。同時にUCIヨーロッパツアー、UCIアジアツアーのレースにも参戦し、イギリスのRutland–Melton International CiCLE Classicではリタイアしたものの、ベルギーのCriquielion Grand Prixでは80位、日本のツール・ド・熊野では45位、フランスのGrand Prix de la ville de Pérenchiesでは35位、同グランプリ・デ・マルブリエはリタイアであった。
シーズン前半の成績が良好であったため、竹之内悠と共にベルギーのコンチネンタルチームであるColba - Superano Hamの研修生となった。プロとしてはドライヴェンクルス・オヴェライスがデビュー戦となったがリタイア、続くスハール・セルスもリタイアという結果となった。その後ツール・ド・北海道に参戦し総合31位で完走した。ベルギーでのプロフェッショナルフェア・レースにも参戦し、Kortemarkのレースでは25位となった。
2014年
2014年のシーズンはコンチネンタルチームのヴィーニ・ファンティーニ・NIPPOに所属し、ステージレースを中心に参戦した。
新チームでの初戦となったベルギーの西フラーンデレン3日間レースは第2ステージでリタイア。続いて南アフリカのMzansi Tourで68位となった。ポーランドで行われたU-23ステージレースであるCarpathian Couriers Raceでは総合82位となったが、第5ステージはチームメイトのグロス・エドワードを上手くアシストし優勝させている[4]。同じポーランドのシュラキエム・グロドゥフ・ピアストヴキチュでは総合69位となった。その後UCIアジアツアーを転戦し、ツール・ド・熊野で総合43位、Tour de Koreaでは総合82位であったが、第5ステージでは逃げに乗って4位となった。初のカテゴリー超級レースとなった、中国の2週間ステージレースであるツアー・オブ・チンハイレイクでは総合109位で完走。ヨーロッパに戻り、Kreiz Breizh Elitesに参戦するが第1ステージでリタイア。その後ワンデーレース4戦に参戦してシーズンを終えた。シーズン中にいくつかのローカルレースにも参戦し、スペインのFestes del Turaで6位、Tour de la province de Valenceの第1ステージで6位、Tour de la province de ValenceTrophée des châteaux aux Milandesで30位となっている。
2015年
U-23最後の年となる2015年のシーズンはCCT p/b Champion Systemに所属した。シーズン初戦はタイで開催されたU-23アジア選手権ロードレースで、残り1kmでの単独アタックが成功し優勝した[5]。これがプロとしての初勝利となった。タイムトライアルでも3位となった。その後ヨーロッパでのワンデイレースに8レース参戦した後、日本チームの一員としてU-23の国別対抗戦であるZLM Tourに参戦するが、第3ステージ中盤で横風での路肩走行で落車してレースをリタイヤ、他の日本チームも全員がリタイアという結果に終わった[6]。続くワンデーレースも2戦連続リタイアしたが、Ronde de l'Oise 3日間ステージレースで総合88位で完走した。6月の日本選手権U-23タイムトライアルで優勝[7]。単身参加のロードレースでは大学チームと競うことになり、最終周回でのアタックが一旦は成功したがゴール前で吸収され34位に終わった[8]。その後ヨーロッパに戻り、U-23のグラン・プレミオ・ディ・ポッジャーナでは9位、バルチック・チェーン・ツアー 3日間ステージレースで総合55位、ワンデイレース4戦に参加した後、9月に最終戦であるU-23世界選手権に日本チームのエースとして臨んだ。しかしながら、タイムトライアルでは落車してしまい50位、ロードレースでも残り2周でパンクして先頭集団に戻れず、122位であった[9]。
2016年
シニア初年度となった2016年のシーズンは、前年からコンチネンタルプロに昇格したNIPPO・ヴィーニファンティーニに再び所属した。2戦目のヘラルド・サン・ツアーは山岳ポイントで3位、ツール・ド・台湾では第1ステージ5位、その後も第4ステージまで首位と2秒差につけた。ツアー・オブ・ジャパンは地元京都で行われた第2ステージで、イランチャンピオンのベナム・マレキとの2人で逃げたが、両選手ともゴール前25kmの下りで落車。この時点で追走集団とは2分の差があったがまもなく集団に吸収された。この事故で12針を縫う傷を負ったが、ツアーは総合60位で完走した。日本選手権はタイムトライアルで11位、ロードレースでは途中3回自転車を交換したがその度に集団に復帰、最終周回で逃げを試みたが決まらず、25位でゴールした。
所属チーム
- 2016-2017: NIPPO・ヴィーニファンティーニ (プロコンチネンタル)
- 2015: CCT p/b Champion System (コンチネンタル)
- 2014: ヴィーニ・ファンティーニ・NIPPO (コンチネンタル)
- 2013: Colba - Superano Ham (コンチネンタル・研修生)
戦績
- 2017年[10]
- ヴォルタ・リングルグ・クラシック:リタイア
- デ・パンネ3日間:総合102位
- ハンドザーメ・クラシック:リタイア
- ノケル・クルス:リタイア
- ロンド・ファン・ドレンテ:リタイア
- グラン・プレミオ・インドゥストリア・エ・アルティジャナート:リタイア
- ストラーデ・ビアンケ:リタイア
- アブダビ・ツアー:総合124位
- トロフェオ・ライグエーリア:リタイア
- 2016年[11]
- ジャパンカップサイクルロードレース:リタイア
- ジロ・ディ・ロンバルディア:リタイア
- ジロ・デル・ピエモンテ:リタイア
- ミラノ〜トリノ:リタイア
- トレ・ヴァッリ・ヴァレジーネ:リタイア
- グラン・プレミオ・ブルーノ・ベゲッリ:リタイア
- ジロ・デッレミリア:リタイア
- コッパ・サバティーニ:リタイア
- Giro della Toscana:総合97位
- メモリアル・マルコ・パンターニ:リタイア
- コッパ・アゴストーニ:リタイア
- コッパ・ベルノッキ:リタイア
- ツール・ド・北海道:総合32位
- ツアー・オブ・ユタ:リタイア
- シビウ・サイクリングツアー:総合49位
- 全日本選手権ロードレース:25位
- 全日本選手権タイムトライアル:11位
- ツアー・オブ・ジャパン:総合60位
- ツアー・オブ・ノルウェー:リタイア
- ツアー・オブ・ターキー:リタイア
- アムステルゴールドレース:リタイア
- フォルタ・リンブルフ・クラシック:リタイア
- デ・パンネ3日間:104位
- ツール・ド・台湾:総合29位、第1ステージ5位
- クールネ〜ブリュッセル〜クールネ:リタイア
- オムロープ・ヘット・ニウスブラット:リタイア
- ヘラルド・サン・ツアー:総合64位、山岳3位
- カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース:89位
- 2015年[12]
- 世界選手権 U23 - ロードレース:122位
- 世界選手権 U23 - ITT:50位
- スハール・セルス:リタイア
- ドライヴェンクルス・オヴェライス:リタイア
- グランプリ・デ・マルブリエ:リタイア
- フロット・プライス・ジェフ・シェーレン:リタイア
- バルチック・チェーン・ツアー:総合55位
- グラン・プレミオ・ディ・ポッジャーナ:9位
- Coppa dei Laghi - Trofeo Almar:93位
- 全日本選手権ロードレース U23 :34位
- 全日本選手権タイムトライアル U23 :優勝
- Ronde de l'Oise:総合88位
- ブークル・ド・ロルヌ:リタイア
- グランプリ・ド・プリュムレック=モルビアン:リタイア
- ZLM Roompot Tour:リタイア
- La Côte Picarde:55位
- ロンド・ファン・フラーンデレン:88位
- ルート・アデリ・ド・ヴィトレ:91位
- Handzame Classic:157位
- Energiewacht Dwars door Drenthe:リタイア
- ロンド・ファン・ドレンテ:リタイア
- Rabobank Dorpenomloop Rucphen:84位
- クールネ〜ブリュッセル〜クールネ:リタイア
- アジア選手権 U23:3位
- アジア選手権 U23 - ロードレース:優勝
- 2014年[13]
- グラン・プレミオ・インドゥストリア・エ・コッメルチョ・ディ・プラート:リタイア
- GP Banca di Legnano - Coppa Bernocchi:リタイア
- Ronde van Midden-Nederland:136位
- グラン・プレミオ・ディ・ポッジャーナ:90位
- Kreiz Breizh Elites:リタイア
- ツアー・オブ・チンハイレイク:総合108位
- Tour de Korea:総合82位、第5ステージ4位
- ツール・ド・熊野:総合43位
- シュラキエム・グロドゥフ・ピアストヴキチュ:総合69位
- Carpathian Couriers Race U-23:総合82位
- Mzansi Tour:総合68位
- 西フラーンデレン3日間:リタイア
- 2013年[14]
- ツール・ド・北海道:総合31位
- スハール・セルス:リタイア
- ドライヴェンクルス・オヴェライス:リタイア
- Grand Prix des Marbriers:リタイア
- Grand Prix de la ville de Pérenchies:35位
- ツール・ド・熊野:総合45位
- Grand Prix Criquielion:80位
- Rutland - Melton International CiCLE Classic:リタイア
参考資料
- ^ NIPPO・ヴィーニファンティーニ公式サイト
- ^ USA Cycling Rider Rusults
- ^ 第16回ジュニア全日本選手権ロードレース結果
- ^ ポーランドのステージレースでNIPPOがシーズン3勝目。黒枝、小石のアシストでグロスがステージ勝利!
- ^ cyclist.sanspo アジア選手権ロードレース、男子アンダー23で小石祐馬が優勝
- ^ 『ZLMツアー(4/17&18)』デンマーク圧勝。北欧勢が主導権を掌握
- ^ シクロワイヤード 全日本選手権個人タイムトライアル2015 アジア選銅メダルの小石祐馬がU23制覇
- ^ 第 84 回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース U23結果
- ^ 日本自転車競技連盟 世界選手権ロードレポート
- ^ Procyclingstats - 2017年
- ^ Procyclingstats - 2016年
- ^ Procyclingstats - 2015年
- ^ Procyclingstats - 2014年
- ^ Procyclingstats - 2013年
外部リンク
- 小石祐馬 - サイクリングアーカイヴス