王新亭

王 新亭
生誕	1908年 湖北省孝感県
死没	1984年12月11日 北京
所属組織	中国人民解放軍陸軍
軍歴	1930 - 1972
最終階級	陸軍上将
指揮	晋冀魯豫軍区第8縦隊司令員 第60軍軍長 済南軍区司令員代理

王新亭
職業：	軍人
各種表記
繁体字：	王新亭
簡体字：	王新亭
和名表記：	おう しんてい

王 新亭（おう しんてい）は、中華人民共和国の軍人。中国人民解放軍の上将。

略歴

貧農の家庭に生まれる。青年時代、農民革命運動に身を投じる。1930年、中国工農紅軍に参加し、同年、中国共産党に入党する。

土地革命戦争時、王新亭は、戦士から軍歴を始め、紅4方面軍の師政治部主任、軍政治部主任、紅軍大学政治部主任、方面軍政治部組織部部長等を歴任し、鄂豫皖地区の反「囲剿」闘争、川陝革命根据地の開設、長征に参加した。王新亭は毛沢東の方針を支持し、張国燾に対して積極的に闘争した。

日中戦争時、八路軍第129師政治部組織部部長、第386旅政治委員、太岳軍区政治部主任、副政治委員、政治委員、司令員、晋冀魯豫軍区政治部副主任等を歴任。王新亭は、陳賡と共に神頭嶺、響堂鋪、香城固等の戦闘を指揮し、太行、冀南、太岳等の抗日根据地の開設に貢献した。

国共内戦時は、晋冀魯豫軍区第8縦隊司令員兼政治委員、第60軍軍長兼政治委員、第18兵団第一副司令員兼副政治委員。王新亭は、徐向前の指導の下、同蒲鉄道沿線を転戦し、運城、臨汾、晋中等の戦役に参加し、他部隊と共に太原を占領し、山西領内の敵を撃滅した。事後、西北と西南に進軍し、扶眉、秦嶺戦役、成都会戦に参加した。

中華人民共和国建国後、鄧小平と賀竜の下で、西南軍区政治部副主任、副政治委員兼政治部主任を務めた。1955年、済南軍区司令員代理兼第二政治委員。1955年、上将の階級を授与。1963年～1972年、中国人民解放軍副総参謀長、中国共産党中央軍事委員会副秘書長を担任し、前後して葉剣英の下で軍事科学院副政治委員兼政治部主任、政治委員、顧問を務めた。

党の八大代表、第9回中央委員。第1回、第2回、第3回全人大代表、第5回全国政協常務委員。第1回、第2回、第3回国防委員会委員。