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「プロレス大賞」の版間の差分

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* 1994年 - 橋本真也
* 1994年 - 橋本真也
* 1993年 - 天龍源一郎
* 1993年 - 天龍源一郎
* 1992年 - [[高田延彦]]
* 1992年 - [[髙田延彦|高田延彦]]
* 1991年 - ジャンボ鶴田
* 1991年 - ジャンボ鶴田
* 1990年 - [[大仁田厚]]
* 1990年 - [[大仁田厚]]

2020年12月23日 (水) 04:33時点における版

プロレス大賞は、東京スポーツ新聞社が毎年12月に発表する、その年活躍したプロレスラーを表彰するイベントである。

概要

冒頭の通り東京スポーツ新聞社(以下、東スポ)が発表する賞ではあるが、審査員には東スポ以外のスポーツ新聞(現在はサンケイスポーツスポーツニッポンデイリースポーツ東京中日スポーツ日刊スポーツスポーツ報知の6社)・プロレス雑誌(現在は週刊プロレスのみ)の記者、フリーのプロレスライター、三田佐代子FIGHTING TV サムライキャスター)なども含まれている。また2011年現在は、脚本家内館牧子も特別審査委員に名前を連ねている。

基本的に賞の選考は、各賞毎に審査委員からノミネートを受け付けた後に、ノミネートされた候補に対する投票を実施し、過半数を獲得したものが受賞者となる。1回目の投票で過半数を得る候補がいなかった場合は、通常得票上位の3候補による第2回投票を実施。それでも過半数を獲得する候補がいない場合は2回目の投票の上位2候補による決選投票となる。状況によっては第2回投票を飛ばし、いきなり決選投票に移行する場合もある。なお審査委員からのノミネートがない場合には「該当者なし」となる場合もある。

授賞式は年明けに都内のホテルにて行われる。2020年度は新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、選考会はオンラインで実施し[1]、全選手集まっての表彰パーティーも中止となる[2]。また試合自体が少なかったこと等を受け功労賞、特別賞、レスリング特別表彰の選考を見送り、新人賞選考を取りやめた。このため2021年度の新人賞規定を4年以内とする予定[3]

各賞の概要

大相撲三賞に倣って殊勲賞、敢闘賞、技能賞が制定されているが、概ね殊勲賞、敢闘賞はMVPの次点のように扱われている。

最優秀タッグチーム賞は通常2名コンビが受賞しているが、複数人によるユニットも受賞対象となっている(1992年反選手会同盟、1996年蝶野天山ヒロ斎藤組等)。

新人賞は、デビューから3年以内のレスラーが対象となっている。この賞のみ男女混合で選定される。

近年はプロレス以外にレスリング選手に対する特別表彰も行っており、概ね当該年度のオリンピックレスリング種目、もしくはレスリング世界選手権でメダルを獲得した日本人選手が対象となることが多い。

受賞者一覧

東京スポーツ公式サイトにて[4]

2020年の受賞者

2019年の受賞者

2018年の受賞者

2017年の受賞者

2016年の受賞者

2015年の受賞者

2014年の受賞者

2013年の受賞者

2012年の受賞者

2011年の受賞者

 (8月27日/ALL TOGETHER・日本武道館:武藤、小橋の夢の競演による勧善懲悪試合)

2010年の受賞者

 (10月11日/新日本プロレス両国国技館:IWGPジュニアタッグ選手権。プロレス大賞史上ではジュニアタッグ初のベストバウト)

2009年の受賞者

 (11月20日/大日本プロレス後楽園ホール:6年越しで実現したデスマッチ・シングル初対決。インディー団体では19年ぶりの受賞)

2008年の受賞者

2007年の受賞者

 (12月2日/NOAH・日本武道館:小橋建太復帰戦。この試合で小橋が放った逆水平チョップは217発)

  • 最優秀タッグチーム賞:"GBH"真壁刀義&矢野通(新日本)
  • 殊勲賞:棚橋弘至(新日本)
  • 敢闘賞:森嶋猛(NOAH)
  • 技能賞:関本大介(大日本)
  • 新人賞:B×Bハルク(DRAGON GATE)
  • 話題賞:該当者なし
  • 女子プロレス大賞:該当者なし
  • カムバック賞:小橋建太(NOAH)
  • 特別功労賞:カール・ゴッチ

2006年の受賞者

  • 最優秀選手賞(MVP):鈴木みのる(パンクラスMISSION)
  • 年間最高試合賞(ベストバウト):丸藤正道×KENTA

 (10月29日/NOAH・日本武道館:NOAH史上初の、ジュニア同士によるGHCヘビー級選手権)

2005年の受賞者

2004年の受賞者

  • 最優秀選手賞(MVP):佐々木健介(健介オフィス)
  • 年間最高試合賞(ベストバウト):小橋建太×秋山準(7月10日/NOAH・東京ドーム:GHCヘビー級選手権)
  • 最優秀タッグチーム賞:"外敵タッグ"高山善廣&鈴木みのる
  • 殊勲賞:川田利明(フリー)
  • 敢闘賞:天山広吉(新日本)
  • 技能賞:鈴木みのる(パンクラスMISSON)
  • 新人賞:中嶋勝彦(健介オフィス)
  • 話題賞:北斗晶(健介オフィス)
  • 女子プロレス大賞:該当者なし

2003年の受賞者

  • 最優秀選手賞(MVP):高山善廣(フリー)
  • 年間最高試合賞(ベストバウト):三沢光晴×小橋建太(3月1日/NOAH・日本武道館:GHCヘビー級選手権)
  • 最優秀タッグチーム賞:"初代GHCジュニアタッグ王者組"丸藤正道&KENTA
  • 殊勲賞:小橋建太(NOAH)
  • 敢闘賞:棚橋弘至(新日本)
  • 技能賞:秋山準(NOAH)
  • 新人賞:中邑真輔(新日本)
  • 特別賞:坂口征二
  • 特別功労賞:冬木弘道ミツ・ヒライ
  • 女子プロレス大賞:浜田文子

2002年の受賞者

2001年の受賞者

  • 最優秀選手賞(MVP):武藤敬司(新日本)
  • 年間最高試合賞(ベストバウト):藤田和之×永田裕志(6月6日/新日本プロレス・日本武道館:IWGPヘビー級選手権)
  • 最優秀タッグチーム賞:"邪道外道"邪道&外道(新日本)
  • 殊勲賞:秋山準(NOAH)
  • 敢闘賞:永田裕志(新日本)
  • 技能賞:菊田早苗(パンクラスGRABAKA)
  • 新人賞:村浜武洋大阪プロレス
  • 特別賞:TAJIRIWWF
  • 功労賞:木戸修百田義浩
  • 女子プロレス大賞:伊藤薫

2000年の受賞者

1999年の受賞者

1998年の受賞者

  • 最優秀選手賞(MVP):小橋健太(全日本)
  • 年間最高試合賞(ベストバウト):小橋健太×三沢光晴(10月31日/全日本プロレス・日本武道館:三冠ヘビー級選手権)
  • 最優秀タッグチーム賞:スタン・ハンセン&ベイダー
  • 殊勲賞:冬木弘道(FMW)、武藤敬司(新日本)
  • 敢闘賞:秋山準(全日本)
  • 技能賞:永田裕志(新日本)
  • 新人賞:金丸義信(全日本)
  • レスリング特別賞:浜口京子、篠村敦子池田美憂
  • 特別功労賞:アントニオ猪木
  • 功労賞:豊登道春ミスター高橋ザ・グレート・カブキ
  • 女子プロレス大賞:神取忍
  • 話題賞:アレクサンダー大塚

1997年の受賞者

1996年の受賞者

  • 最優秀選手賞(MVP):小橋健太
  • 年間最高試合賞(ベストバウト):高田延彦×天龍源一郎(9月11日/UWFインターナショナル・神宮球場)
  • 最優秀タッグチーム賞:蝶野正洋、天山広吉、ヒロ斎藤(新日本)
  • 殊勲賞:天龍源一郎
  • 敢闘賞:田上明
  • 技能賞:小川良成
  • 新人賞:近藤有己 (パンクラス)
  • 女子プロレス大賞:井上京子

過去のMVP受賞者

  • 1996年 - 小橋健太
  • 1995年 - 武藤敬司
  • 1994年 - 橋本真也
  • 1993年 - 天龍源一郎
  • 1992年 - 高田延彦
  • 1991年 - ジャンボ鶴田
  • 1990年 - 大仁田厚
  • 1989年 - 前田日明
  • 1988年 - 天龍源一郎
  • 1987年 - 天龍源一郎
  • 1986年 - 天龍源一郎
  • 1985年 - 藤波辰巳
  • 1984年 - ジャンボ鶴田
  • 1983年 - ジャンボ鶴田
  • 1982年 - タイガーマスク
  • 1981年 - アントニオ猪木
  • 1980年 - アントニオ猪木
  • 1979年 - ジャイアント馬場
  • 1978年 - アントニオ猪木
  • 1977年 - アントニオ猪木
  • 1976年 - アントニオ猪木
  • 1975年 - ジャイアント馬場
  • 1974年 - アントニオ猪木

関連項目

脚注

  1. ^ a b c d e 【プロレス大賞】ジュリア「全く狙ってなかった」 想定外の女子プロレス大賞初受賞に大号泣! – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 (2020年12月15日). 2020年12月16日閲覧。
  2. ^ 内藤哲也2冠「コール心に響いた」MVP&最高試合 - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com (2020年12月15日). 2020年12月16日閲覧。
  3. ^ 【プロレス大賞】評論家・門馬忠雄氏「2020年は日本のプロレス68年の歴史の中でも大事件」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 (2020年12月15日). 2020年12月16日閲覧。
  4. ^ 東京スポーツ・プロレス大賞2010~
  5. ^ 【プロレス大賞】オカダが7年連続、通算8度目ベストバウト!天龍の最多記録にあと1 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 (2020年12月15日). 2020年12月16日閲覧。
  6. ^ 【プロレス大賞】101歳コンビ杉浦&桜庭が最優秀タッグ初受賞「来年はベルト独占だな」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 (2020年12月15日). 2020年12月16日閲覧。
  7. ^ 【プロレス大賞】殊勲賞は〝アイ・アム・ノア〟潮﨑豪!「来年もベルトを防衛したい」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 (2020年12月15日). 2020年12月16日閲覧。
  8. ^ 【プロレス大賞】敢闘賞はヘビー級挑戦の高橋ヒロム「これからも夢のために戦い続けます」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 (2020年12月15日). 2020年12月16日閲覧。
  9. ^ 【プロレス大賞】DDTのハイフライヤー・遠藤哲哉が技能賞! グラドルへの〝片想い〟も実るか? – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 (2020年12月15日). 2020年12月16日閲覧。

外部リンク