コンテンツにスキップ

「ロータス・アプローチ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
更新(過去の話は過去形に。リンク切れを削除。)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
10行目: 10行目:
| 対応プラットフォーム = [[x86]]
| 対応プラットフォーム = [[x86]]
| 種別 = [[データベース管理システム]] (DBMS)
| 種別 = [[データベース管理システム]] (DBMS)
| ライセンス = [[プロプライエタリソフトウェア|プロプライエタリ]]
| ライセンス = [[プロプライエタリソフトウェア|プロプライエタリ]]
| 公式サイト = }}
| 公式サイト = }}



2020年12月23日 (水) 21:56時点における版

ロータス・アプローチ
開発元 IBM(ロータス)
対応OS Windows
プラットフォーム x86
種別 データベース管理システム (DBMS)
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.ibm.com/software/lotus/products/smartsuite/approach.html ウィキデータを編集
テンプレートを表示

ロータス・アプローチ (Lotus Approach)は、1991年よりロータスが開発・販売した個人ユーザー向けのリレーショナル・データベースソフトウェア。1993年にロータス・スーパーオフィスの一部ともなり、1995年のIBMによるロータス買収後はIBM製品となった。

概要

アプローチの特色は、リレーショナル・データベースによるシステムを構築する上で、その開発や操作を容易にする様々な機能が標準で使いやすく提供されていることである。たとえば住所を入力するとき、関連させた都道府県名や地名データベースのレコードデータをリストとして表示させプルダウンメニューで選択する、等が簡単にできる。このとき、予め用意したマスターテーブルを表示選択させたり、アプリケーション内に選択肢データを組み込み表示選択させたり、さらにはこれまでに入力したデータをリストアップし選択入力させる(内部的には当該レコードデータを選択肢として表示させているのであろう)こともできる。

また、データベースシステム構築上で問題を起こすような設定は拒絶され、設定できないようになっている。たとえば、複雑なデータベース参照が循環参照を引き起こすような場合、それは拒絶され、開発時点で組み込めない。そのため、自動的にある程度のソフト開発上のフールプルーフが実現されている。

さらには、データベース・テーブルを設定すると、デフォルトでその簡易入力画面と、表計算に似た表示入力画面が作成され、それだけでも簡単なデータベースが構築できる。ホビーユースや、自営業などスモールビジネス・ユースであれば、それだけでも十分なシステム構築が可能である。マクロやロータス・スクリプト(Lotus Script)を利用し、マイクロソフトAccessに相当するデータベース・アプリケーションを構築することも可能である。

IBMによる買収後は、DB2などIBMのデータベース製品のフロントエンド製品としても使用された。

関連項目

外部リンク