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[[1998年のNBAドラフト]]で、[[メンフィス・グリズリーズ|バンクーバー・グリズリーズ]]から全体の2位指名を受けNBA入り。ルーキー時代は、[[ロックアウト]]の影響で短縮された50試合を全てスターターで出場。1試合平均13.2得点、2.7リバウンド、6.5アシストの成績を残し、オールルーキーファーストチームに選出された。
[[1998年のNBAドラフト]]で、[[メンフィス・グリズリーズ|バンクーバー・グリズリーズ]]から全体の2位指名を受けNBA入り。ルーキー時代は、[[ロックアウト]]の影響で短縮された50試合を全てスターターで出場。1試合平均13.2得点、2.7リバウンド、6.5アシストの成績を残し、オールルーキーファーストチームに選出された。


しかし、チームはシーズンを通して低迷。2001年6月27日、[[ブレント・プライス]]と共に[[サクラメント・キングス]]に[[ジェイソン・チャンドラー・ウィリアムス|ジェイソン・ウィリアムス]]、[[ニック・アンダーソン]]との交換でトレードされた。移籍後、サクラメント・キングスの主力メンバーとして活躍、[[2001-2002シーズンのNBA|2002年]]にはチームは[[ロサンゼルス・レイカーズ]]との[[ウェスタン・カンファレンス (NBA)|ウェスタン・カンファレンス]][[NBAカンファレンスファイナル|カンファレンスファイナル]]に進出、第5戦でビビーは残り8.2秒に逆転シュートを決めてチームは92-91で勝利、[[NBAファイナル]]まで後一歩のところまで進んだが<ref>{{cite web|url=http://sportsillustrated.cnn.com/basketball/nba/2002/playoffs/news/2002/05/28/lakers_kings_ap/ |title=Season on the brink |publisher=[[スポーツ・イラストレイテッド]] |date=2002-05-29 |accessdate=2012-07-01 }}</ref>、レイカーズに第6戦、第7戦と連敗した。2002年8月、キングスと7年8050万ドルの契約を結んだ<ref>{{cite web|url=http://www.cbssports.com/nba/story/5612089 |title=Kings sign Bibby to $80 million contract |publisher=[[CBSスポーツ]] |date=2002-08-16 |accessdate=2012-07-01 }}</ref>。
しかし、チームはシーズンを通して低迷。2001年6月27日、[[ブレント・プライス]]と共に[[サクラメント・キングス]]に[[ジェイソン・ウィリアムス (1975年生のバスケットボール選手)|ジェイソン・ウィリアムス]]、[[ニック・アンダーソン]]との交換でトレードされた。移籍後、サクラメント・キングスの主力メンバーとして活躍、[[2001-2002シーズンのNBA|2002年]]にはチームは[[ロサンゼルス・レイカーズ]]との[[ウェスタン・カンファレンス (NBA)|ウェスタン・カンファレンス]][[NBAカンファレンスファイナル|カンファレンスファイナル]]に進出、第5戦でビビーは残り8.2秒に逆転シュートを決めてチームは92-91で勝利、[[NBAファイナル]]まで後一歩のところまで進んだが<ref>{{cite web|url=http://sportsillustrated.cnn.com/basketball/nba/2002/playoffs/news/2002/05/28/lakers_kings_ap/ |title=Season on the brink |publisher=[[スポーツ・イラストレイテッド]] |date=2002-05-29 |accessdate=2012-07-01 }}</ref>、レイカーズに第6戦、第7戦と連敗した。2002年8月、キングスと7年8050万ドルの契約を結んだ<ref>{{cite web|url=http://www.cbssports.com/nba/story/5612089 |title=Kings sign Bibby to $80 million contract |publisher=[[CBSスポーツ]] |date=2002-08-16 |accessdate=2012-07-01 }}</ref>。


[[2002-2003シーズンのNBA|2002-03シーズン]]には怪我のため55試合の出場に終わったが、平均15.9得点をあげ、チームも59勝23敗でウェスタン第2シードでシーズンを終えた。
[[2002-2003シーズンのNBA|2002-03シーズン]]には怪我のため55試合の出場に終わったが、平均15.9得点をあげ、チームも59勝23敗でウェスタン第2シードでシーズンを終えた。

2021年3月19日 (金) 01:25時点における版

マイク・ビビー
Mike Bibby
現役最後は、も所属したニューヨーク・ニックスでプレーした。(2012年)
引退
ポジション PG
基本情報
愛称 "Bibbinator"、"Baby Jesus"
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1978-05-13) 1978年5月13日(46歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニュージャージー州チェリーヒル
身長(現役時) 185cm (6 ft 1 in)
体重(現役時) 86kg (190 lb)
キャリア情報
出身 アリゾナ大学
ドラフト 1998年 2位
選手経歴
1998-2001
2001-2008
2008-2011
2011
2011
2011-2012
バンクーバー・グリズリーズ
サクラメント・キングス
アトランタ・ホークス
ワシントン・ウィザーズ
マイアミ・ヒート
ニューヨーク・ニックス
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

マイク・ビビー(Michael "Mike" Bibby、1978年5月13日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州チェリーヒル出身の元バスケットボール選手。ポジションはポイントガード。元NBA選手のヘンリー・ビビーの息子であり、元MLB選手のジム・ビビーは叔父。身長185cm、体重86kg。

NBAでの経歴

1998年のNBAドラフトで、バンクーバー・グリズリーズから全体の2位指名を受けNBA入り。ルーキー時代は、ロックアウトの影響で短縮された50試合を全てスターターで出場。1試合平均13.2得点、2.7リバウンド、6.5アシストの成績を残し、オールルーキーファーストチームに選出された。

しかし、チームはシーズンを通して低迷。2001年6月27日、ブレント・プライスと共にサクラメント・キングスジェイソン・ウィリアムスニック・アンダーソンとの交換でトレードされた。移籍後、サクラメント・キングスの主力メンバーとして活躍、2002年にはチームはロサンゼルス・レイカーズとのウェスタン・カンファレンスカンファレンスファイナルに進出、第5戦でビビーは残り8.2秒に逆転シュートを決めてチームは92-91で勝利、NBAファイナルまで後一歩のところまで進んだが[1]、レイカーズに第6戦、第7戦と連敗した。2002年8月、キングスと7年8050万ドルの契約を結んだ[2]

2002-03シーズンには怪我のため55試合の出場に終わったが、平均15.9得点をあげ、チームも59勝23敗でウェスタン第2シードでシーズンを終えた。

2003-04シーズン、平均18.4得点をあげた。プレーオフ1回戦のダラス・マーベリックスとの第5戦では36得点をあげた[3]

2005-06シーズンには、過去最高の1試合平均21.1得点を挙げた。

2008年2月16日にシェルデン・ウィリアムスアンソニー・ジョンソンタイロン・ルーロレンゼン・ライト2008年のドラフト2巡指名権と引き換えにアトランタ・ホークスにトレードされた[4][5]

2011年2月23日、ジョーダン・クロフォードモーリス・エバンス、ドラフト1巡指名権と共にカーク・ハインリックヒルトン・アームストロングとのトレードでワシントン・ウィザーズに移籍した[6]。その後、バイアウトが成立し、3月1日に、マイアミ・ヒートと契約を結んだ[7]。この年キャリア初のNBAファイナルでプレーする機会を得たが、ダラス・マーベリックスに2勝4敗で敗れてチャンピオンリング獲得はならなかった。

2011年12月11日、ニューヨーク・ニックスと1年契約で合意[8]。シーズン終了後は契約するチームも表れず、引退状態になっている。

プレースタイル

ポイントガードとしてはかなりのシュート力を持つ。3Pシュートの成功率はリーグ屈指である。ゲームコントロールがすばらしく、もちろんパスの技術もあり[9]、味方のシュートを演出する。だが、特筆すべき点はその勝負どころでのプレーである。キングスの黄金期であった21世紀初頭、プレーオフの大舞台で活躍したのは大黒柱のクリス・ウェバーや、エースシューターのペジャ・ストヤコヴィッチではなくレギュラーシーズン中、黒子役に徹したビビーであった。その強心臓でチームの危機を何度も救っている。また、多くのNBA関係者は、ビビーはNBAの中でもっとも過小評価されている一人という意見も多い。

受賞歴

  • 1999年 - オールルーキーファーストチーム

その他

脚注

  1. ^ Season on the brink”. スポーツ・イラストレイテッド (2002年5月29日). 2012年7月1日閲覧。
  2. ^ Kings sign Bibby to $80 million contract”. CBSスポーツ (2002年8月16日). 2012年7月1日閲覧。
  3. ^ Bibby hits for 36, Nowitzki misses at buzzer”. ESPN (2004年4月29日). 2012年7月1日閲覧。
  4. ^ Marc Stein (2008年2月16日). “King-size surprise: Hawks, not LeBron's Cavs, get Bibby”. ESPN. 2012年7月1日閲覧。
  5. ^ ATLANTA HAWKS ACQUIRE MIKE BIBBY FROM KINGS”. nba.com (2008年2月16日). 2012年7月1日閲覧。
  6. ^ Hawks add Kirk Hinrich, deal Mike Bibby”. ESPN (2011年2月25日). 2012年7月1日閲覧。
  7. ^ HEAT Signs Mike Bibby”. nba.com (2011年3月2日). 2012年7月1日閲覧。
  8. ^ Knicks Sign Free Agent Mike Bibby”. nba.com (2011年12月11日). 2012年7月1日閲覧。
  9. ^ 中山恵『スーパスターに学ぶバスケットボール』株式会社ナツメ社、2003年、76ページ、ISBN 4-8163-3437-8

外部リンク