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: もうひとりの主人公。イギリス人。SF小説家。グレアムとは幼いころからの親友で 同じ趣味。いつも一緒にいるため、[[ゲイ]]とよく間違われる。のちに旅仲間になるポールとルースを最初は快く思っていなかったが、それはグレアムが自分より先に仲良くなっていることに腹を立てているだけであり、嫌っているわけではない。冒頭では、小説家としての知名度は低かったが、終盤では、グレアムとともに売れっ子作家になった。SF好きが高じてか、[[スタートレック]]に登場する架空言語「[[クリンゴン語]]」を話せる。
: もうひとりの主人公。イギリス人。SF小説家。グレアムとは幼いころからの親友で 同じ趣味。いつも一緒にいるため、[[ゲイ]]とよく間違われる。のちに旅仲間になるポールとルースを最初は快く思っていなかったが、それはグレアムが自分より先に仲良くなっていることに腹を立てているだけであり、嫌っているわけではない。冒頭では、小説家としての知名度は低かったが、終盤では、グレアムとともに売れっ子作家になった。SF好きが高じてか、[[スタートレック]]に登場する架空言語「[[クリンゴン語]]」を話せる。
; ポール
; ポール
: 声 - [[セス・ローゲン]]<ref name="paul">{{Cite news| date= 2009-05-26| first= Michael | last= Fleming| title= Seth Rogen to voice 'Paul' for Pegg| url= http://www.variety.com/article/VR1118004183.html| work= [[バラエティ (アメリカ合衆国の雑誌)|Variety]]| accessdate= 2009-06-18}}</ref>、日本語吹替 - [[遠藤純一 (俳優)|遠藤純一]]
: 声 - [[セス・ローゲン]]<ref name="paul">{{Cite news| date= 2009-05-26| first= Michael | last= Fleming| title= Seth Rogen to voice 'Paul' for Pegg| url= http://www.variety.com/article/VR1118004183.html| work= [[バラエティ (アメリカ合衆国の雑誌)|Variety]]| accessdate= 2009-06-18}}</ref>、日本語吹替 - [[遠藤純一]]
: 物語のキーパーソン。何十年も政府に幽閉されていた[[グレイ (宇宙人)|グレイ(宇宙人)]]で、姿を消したり、絶命した生物、病気を抱えた生物の患部を自分に移し、再生する能力を持つ。地球暮らしが長いのもあってか、英語はもちろん汚い言葉と嗜好品に寛容な陽気なおっさんのような性格で、サンダルに半ズボンのみのラフな格好をしている。長年政府に協力、「[[X-ファイル|Xファイル]]」や「[[E.T.]]」などのポップカルチャーにも貢献してきたが、ポールの能力を得るために殺されることになったため、内通者の協力を得て脱出を図る。もともと地球へは科学的調査でやってきたが、「ポール」という名前は、UFOの墜落に巻き込まれたタラの飼い犬からもらったもの。ちなみに車の運転は、下手である。終盤、無事に帰ることができたが、グレアムとクライヴがポールを主役にした小説を出版、出世作となった。
: 物語のキーパーソン。何十年も政府に幽閉されていた[[グレイ (宇宙人)|グレイ(宇宙人)]]で、姿を消したり、絶命した生物、病気を抱えた生物の患部を自分に移し、再生する能力を持つ。地球暮らしが長いのもあってか、英語はもちろん汚い言葉と嗜好品に寛容な陽気なおっさんのような性格で、サンダルに半ズボンのみのラフな格好をしている。長年政府に協力、「[[X-ファイル|Xファイル]]」や「[[E.T.]]」などのポップカルチャーにも貢献してきたが、ポールの能力を得るために殺されることになったため、内通者の協力を得て脱出を図る。もともと地球へは科学的調査でやってきたが、「ポール」という名前は、UFOの墜落に巻き込まれたタラの飼い犬からもらったもの。ちなみに車の運転は、下手である。終盤、無事に帰ることができたが、グレアムとクライヴがポールを主役にした小説を出版、出世作となった。
; ゾイル捜査官
; ゾイル捜査官

2021年3月21日 (日) 00:24時点における版

宇宙人ポール
Paul
監督 グレッグ・モットーラ
脚本 サイモン・ペッグ
ニック・フロスト
製作 ニラ・パーク
ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
製作総指揮 ナターシャ・ワートン
デブラ・ヘイワード
ロバート・グラフ
ライザ・チェイシン
出演者 サイモン・ペッグ
ニック・フロスト
セス・ローゲン
音楽 デヴィッド・アーノルド
撮影 ローレンス・シャー
編集 クリス・ディケンズ
製作会社 レラティビティ・メディア
ワーキング・タイトル・フィルムズ
ビッグ・トーク・プロダクションズ
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 アステア/パルコ
公開 イギリスの旗 2011年2月14日
アメリカ合衆国の旗 2011年3月18日
日本の旗 2011年12月23日[1]
上映時間 104分
製作国 イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $40,000,000[2][3]
興行収入 $97,984,015[3]
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宇宙人ポール』(Paul)は、2011年のイギリスアメリカSFコメディ映画である。監督はグレッグ・モットーラ、脚本・出演はサイモン・ペッグニック・フロスト、宇宙人ポールの声はセス・ローゲンである。

あらすじ

コミックオタクのイギリス人のグレアム・ウィリー(サイモン・ペッグ)とクライヴ・ゴリングス(ニック・フロスト)の二人は[4]コミコン・インターナショナルを訪れるためにキャンピングカーでアメリカ旅行をしていた。二人がネバダ州エリア51付近を通過したところ、宇宙人のポール(声:セス・ローゲン)と出会う。

登場人物

グレアム・ウィリー
演 - サイモン・ペッグ、日本語吹替 - 横島亘
本作の主人公。イギリス人。小説家のクライヴの作品の挿絵を描いているイラストレーター。クライヴとは幼いころからの親友で、同じSFオタク。クライヴが時々話すクリンゴン語を話せないものの理解できる。初めてポールと会ったときにクライヴは気絶してしまったが、グレアムは平気だった。物語の終盤、ムーアクロフトで追いかけてきたモーゼの流れ弾を受け、絶命してしまうが、ポールの能力で生き返った。その後、クライヴとポールを主役にした小説を出版、売れっ子の仲間入りを果たした。
クライヴ・ゴリングス
演 - ニック・フロスト、日本語吹替 - 茶風林
もうひとりの主人公。イギリス人。SF小説家。グレアムとは幼いころからの親友で 同じ趣味。いつも一緒にいるため、ゲイとよく間違われる。のちに旅仲間になるポールとルースを最初は快く思っていなかったが、それはグレアムが自分より先に仲良くなっていることに腹を立てているだけであり、嫌っているわけではない。冒頭では、小説家としての知名度は低かったが、終盤では、グレアムとともに売れっ子作家になった。SF好きが高じてか、スタートレックに登場する架空言語「クリンゴン語」を話せる。
ポール
声 - セス・ローゲン[5]、日本語吹替 - 遠藤純一
物語のキーパーソン。何十年も政府に幽閉されていたグレイ(宇宙人)で、姿を消したり、絶命した生物、病気を抱えた生物の患部を自分に移し、再生する能力を持つ。地球暮らしが長いのもあってか、英語はもちろん汚い言葉と嗜好品に寛容な陽気なおっさんのような性格で、サンダルに半ズボンのみのラフな格好をしている。長年政府に協力、「Xファイル」や「E.T.」などのポップカルチャーにも貢献してきたが、ポールの能力を得るために殺されることになったため、内通者の協力を得て脱出を図る。もともと地球へは科学的調査でやってきたが、「ポール」という名前は、UFOの墜落に巻き込まれたタラの飼い犬からもらったもの。ちなみに車の運転は、下手である。終盤、無事に帰ることができたが、グレアムとクライヴがポールを主役にした小説を出版、出世作となった。
ゾイル捜査官
演 - ジェイソン・ベイトマン、日本語吹替 - 茶花健太
政府のエージェント。上司のビッグ・ガイや、部下のオライリーとハガードに振り回されながらもポールたちを執拗に追いかけるが、じつは彼こそがポールの内通者で、ポールから後の妻となる女性を紹介してくれたことから恩を感じている。事件後はエージェントをやめ、警備員になった。
ルース・バグス
演 - クリステン・ウィグ、日本語吹替 - 日野由利加
家族経営のRVパークで受付嬢をしている女性。誘拐される形で旅仲間になる。キリスト教徒である父親の影響で、当初は進化論や宇宙人の存在を否定しており、ポールのことを最初は「悪魔」と思っていた。病気で左目を失明しており、片方にサングラスのレンズを入れた眼鏡をかけていたが、ポールの能力で左目を直してくれたことをきっかけに、考えを改め、宇宙人の存在を認め、今まで口にしてこなかった卑語(汚い言葉)を言うようになる。その後、グレアムと付き合い始める。
ハガード捜査官
演 - ビル・ヘイダー、日本語吹替 - 加藤拓二
ビッグ・ガイからオライリーとともにゾイルの下で動けと指示される捜査官。
タラ・ウォルトン
演 - ブライス・ダナー、日本語吹替 - 滝沢ロコ
ポールが最初に接触した人間(接触当時は少女)。深手を負ったポールを手当し、墜落に巻き込まれた犬の名前をポールにつけた名付け親でもある。その後、周りから変人扱いされ、老人になった今は家にこもり、自分用のマリファナ(アメリカでは州によって嗜好用、医療用で吸えるところがある)を育てながら日々を過ごしている。
オライリー捜査官
演 - ジョー・ロー・トルグリオ
ビッグ・ガイからハガードとともにゾイルの下で動けと指示される捜査官。グレアムやクライヴと同じSFオタクだが、ハガード同様、ポールの存在を知るや否や、血相を変えてポールを殺そうとする。
モーゼ・バグス
演 - ジョン・キャロル・リンチ
ルースの父親。厳しい性格でグレアムたちと話に花を咲かせるルースに「喋りすぎだ」と苦言を呈している。キリスト教徒でポールを「悪魔」とみなしている。 ルースが誘拐された後、当初はゾイル達に娘の捜索を任せるが、無線を傍受してゾイルがモーゼの陰口(本意じゃない)をたたいていたことから、ショットガンと聖書を持ち、娘を取り返さんと執拗に追いかける。終盤、追いついたモーゼはポールに銃を撃つが、その弾はグレアムに当たり、死なせてしまうが、ポールが能力でグレアムが生き返らせるとポールに対する今までの態度を翻した。
パット・スティーヴンソン
演 - ジェーン・リンチ
グレアムたちが立ち寄るダイナーの女主人。
ガス
演 - デヴィッド・ケックナー
グレアムとクライヴに難癖をつける不良。
ジェイク
演 - ジェシー・プレモンス
グレアムとクライヴに難癖をつける不良。ガスと行動を共にしている。
ビッグ・ガイ
演 - シガニー・ウィーバー[6]、日本語吹替 - 弥永和子
逃げたポールをゾイルを使って連れ戻そうとする政府の人間。ポールのことを「モーク」と呼ぶ(ポールはその呼び名を嫌っている)。
アダム・シャドウチャイルド
演 - ジェフリー・タンバー、日本語吹替 - 玉野井直樹
グレアムとクライヴが夢中になっている大物SF作家、二人曰くかなり強烈な性格。
カメオ出演

製作

ペッグとフロストは脚本執筆のために実際に二人でアメリカ各地を旅し、そこで得たアイデアを加えた[10]

主要撮影は2009年9月9日に完了し[11]、追加撮影は2010年7月にアルバカーキコンベンションセンターにて2010年のコミコンに似せた舞台美術を使って行われた[12]

公開

ワールド・プレミアは2011年2月7日にロンドンで行われた[13]

日本語タイトルはtwitterとメールで募集された中から選ばれた[1]

マーケティング

2010年10月18日にティーザー予告が公開された[14]。ティーザー予告ではグローヴァー・ワシントン・ジュニアの"Just the Two of Us"、プロディジーの"Run With the Wolves"が使われた。

アメリカ版予告編ではクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの"It Came Out of the Sky"、ディーヴォの"Human Rocket"、エレクトリック・ライト・オーケストラの"All Over the World"が使われた。

評価

Rotten Tomatoesでは183個のレビューで72%が支持し、平均点は10点中6.3点となった[15]

関連項目

参考文献

  1. ^ a b 『ホット・ファズ』コンビの最新作邦題が決定!かなりベタな『宇宙人ポール』に!ツイッター&メール公募から”. シネマトゥデイ (2011年8月18日). 2011年8月19日閲覧。
  2. ^ Kaufman, Amy (2011年3月17日). “Movie Projector: Matthew McConaughey, Bradley Cooper and an alien battle for No. 1”. Los Angeles Times. Tribune Company. 2011年3月17日閲覧。
  3. ^ a b Paul (2011)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年11月26日閲覧。
  4. ^ 地球人はバカなのか?『宇宙人ポール』、来場者は3人以上で「宇宙人です」と名乗れば料金が1,000円に! - ライブドアニュース
  5. ^ Fleming, Michael (2009年5月26日). “Seth Rogen to voice 'Paul' for Pegg”. Variety. http://www.variety.com/article/VR1118004183.html 2009年6月18日閲覧。 
  6. ^ Variety staff (2009年6月17日). “Sigourney Weaver, Blythe Danner, Joe Lo Truglio”. Variety. http://www.variety.com/article/VR1118005089.html 2009年6月18日閲覧。 
  7. ^ http://entertainment.ie/pages/Paul/paul-interview.asp
  8. ^ http://www.independent.ie/entertainment/film-cinema/stars-invade-for-alien-film-paul-and-reveal-love-for-spielberg-2535798.html
  9. ^ a b c Robert Kirkman (2009年8月9日). “Flying out tomorrow to New Mexico...”. Twitter (via Echofon). 2010年7月25日閲覧。
  10. ^ Paul featurette Matt's Movie Reviews Paul trailer. Matt's Movie Reviews. 18 October 2010.
  11. ^ Lance Bangs [in 英語] (9 September 2009). Principal Photography Wraps!. What Is Paul? – The Paul Production Blogs. 2010年7月25日閲覧 {{cite AV media}}: |publisher=では太字とイタリック体は使えません。 (説明) Paul – Principal Photography Wrap-up Blog - YouTube
  12. ^ George 'El Guapo' Roush (2010年7月15日). “Paul Set Visit Report. The New Simon Pegg/Nick Frost Comedy!”. LatinoReview.com. 2010年7月25日閲覧。
  13. ^ Nigel Andrews (2011年2月9日). “Film releases: February 10”. Financial Times. 2011年2月13日閲覧。
  14. ^ Matt's Movie Reviews Paul trailer”. Matt's Movie Reviews (2010年10月18日). 2011年8月19日閲覧。
  15. ^ Paul (2011)”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2011年8月19日閲覧。

外部リンク