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「Wikipedia:影響が特に大きいテンプレート」の版間の差分

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{{文書の要旨|ウィキペディアへの影響が特に大きいテンプレートは保護されます。}}
{{文書の要旨|ウィキペディアへの影響が特に大きいテンプレートは保護されます。}}


ウィキペディアへの'''影響が特に大きい'''とコミュニティに判断された全ての[[Wikipedia:Template メッセジの一覧|テンプレート]]は、[[Wikipedia:保護の方針#半永久的な保護|保護の方針]]のもとで永久にページの[[Wikipedia:保護|保護]]が適用されます<!--されるかもしれません-->。 全保護されている場合は、テンプレートの編集は[[Wikipedia:管理者|管理者]]のみが実行できます。この場合、テンプレートを改変するにはテンプレートの[[Help:ノートページ|ノートページ]]で編集内容に関する議論や[[Wikipedia:合意形成|合意形成]]を図った上で、管理者に[[Wikipedia:管理者伝言板/保護ページ編集|テンプレートの編集を依頼]]する必要があります。[[Wikipedia:半保護の方針|半保護]]されている場合は、自動承認された利用者ならば誰でも編集すること可能ですが、[[Wikipedia:編集合戦|編集合戦]]が起こらないよう合意形成を図ることを常に心掛けてください。
ウィキペディアへの'''影響が特に大きい'''と判断された全ての[[Wikipedia:主要なテンプレ|テンプレート]]およびモジュールは、[[Wikipedia:保護の方針#半永久的な保護|保護の方針]]のもとで永久にページの[[Wikipedia:保護|保護]]が適用されます<!--されるかもしれません-->。 全保護されている場合は、テンプレートやモジュールの編集は[[Wikipedia:管理者|管理者]]のみが実行できます。この場合、テンプレートやモジュールを改変するにはの[[Help:ノートページ|ノートページ]]で編集内容に関する議論や[[Wikipedia:合意形成|合意形成]]を図った上で、管理者に[[Wikipedia:管理者伝言板/保護ページ編集|編集を依頼]]する必要があります。[[Wikipedia:拡張半保護の方針|拡張半保護]]あるいは[[Wikipedia:半保護の方針|半保護]]されている場合は、管理者以外の利用者でも編集すること可能ですが、[[Wikipedia:編集合戦|編集合戦]]が起こらないよう合意形成を図ることを常に心掛けてください。


影響が特に大きいため、保護されるべき最も一般的なテンプレートは以下のとおりです。
影響が特に大きいため、保護されるべき最も一般的なテンプレートとモジュールは以下のとおりです。
* [[メインページ]]のような、非常に目立つ、また人目につきやすい場所で使用されるテンプレート
* [[メインページ]]のような、非常に目立つ、また人目につきやすい場所で使用されるテンプレートとモジュール
* 使用率の非常に高いテンプレート(=非常に多くのページから呼び出されているテンプレート)
* 使用率の非常に高いテンプレートとモジュール(=非常に多くのページから呼び出されているテンプレートとモジュール
* 進行の度合いに応じて非常に頻繁に変更されるようなテンプレート(不適切な編集を行う利用者に対して注意/警告を行うためのテンプレートなど)
* 進行の度合いに応じて非常に頻繁に変更されるようなテンプレートとモジュール(不適切な編集を行う利用者に対して注意/警告を行うためのテンプレートなど)
テンプレートやモジュールの保護に対する基準はありませんが、読み込み数5,000ページ以上で拡張半保護、1,000ページ以上で編集半保護、移動拡張半保護という目安があります([[Special:PermaLink/86167725#裁量での保護、読み込み数の目安|議論]])。
ただし、テンプレートの保護に対する一定の基準(どの程度の数の呼び出し数のテンプレートを保護対象とするかなど)は定められていません。各々のテンプレートの保護は、個々に考慮されます。


== 保護しなければならない理由 ==
== 保護しなければならない理由 ==
影響が特に大きいテンプレートを保護する理由は以下の2つです。
影響が特に大きいテンプレートとモジュールを保護する理由は以下の2つです。


; 荒らし
; 荒らし
: 何千もの項目から呼び出されていたり、非常に目立つ場所で使われているテンプレートの、[[Wikipedia:荒らし|荒らし]]による損傷/破壊行為が行われるリスクは他のテンプレートと同様にある上に、仮に荒らしが行われたことによる影響は大きくなりがちです。この種の損傷/破壊行為は早期に(大抵の場合数分で)発見されて差し戻されますが、荒らしによる版がそれ以前の版に差し戻されるまでの間に何千人もの目にさらされるかもしれません。使用/呼び出し率の高いテンプレートの保護は、こういったリスクを回避します。
: 何千もの項目から呼び出されていたり、非常に目立つ場所で使われているテンプレートやモジュールの、[[Wikipedia:荒らし|荒らし]]による損傷/破壊行為が行われるリスクは他のテンプレートやモジュールと同様にある上に、仮に荒らしが行われたことによる影響は大きくなりがちです。この種の損傷/破壊行為は早期に(大抵の場合数分で)発見されて差し戻されますが、荒らしによる版がそれ以前の版に差し戻されるまでの間に何千人もの目にさらされるかもしれません。使用/呼び出し率の高いテンプレートとモジュールの保護は、こういったリスクを回避します。
; サーバー負荷
; サーバー負荷
: ウィキソフトウェアはテンプレートが編集されるたびにテンプレートを更新するだけでなく、テンプレートが適用されている全てのページに編集結果を反映します。例えば、A というテンプレートが1000の項目から呼び出されている場合、A を編集することはテンプレート A 本体だけでなく、A を呼び出している1000の項目全てを更新することになります。このため、多くのページから呼び出されているテンプレートを頻繁に編集すると、サーバーに大きな負荷をかけることになります。
: ウィキソフトウェアはテンプレートとモジュールが編集されるたびにテンプレートとモジュールを更新するだけでなく、テンプレートとモジュールが適用されている全てのページに編集結果を反映します。例えば、A というテンプレートが1000の項目から呼び出されている場合、A を編集することはテンプレート A 本体だけでなく、A を呼び出している1000の項目全てを更新することになります。このため、多くのページから呼び出されているテンプレートとモジュールを頻繁に編集すると、サーバーに大きな負荷をかけることになります。


補足:[[MediaWiki]] ソフトウェアは、この方法による[[DoS攻撃]]を不可能にするよう書かれています。再コンパイルする必要のあるページは即座に再コンパイルされるのではなく、まず[[mw:Manual:Job_queue/ja|ジョブ・キュー]] (Job queue) にリストされます。そしてその他の編集が行われる毎に徐々に再コンパイルしていくことで、サーバー負荷を分散しています。特定の使用率の非常に高いテンプレートを繰り返し編集することでジョブ・キューを非常に大きくすることは可能ですが、これにより多少不便になることはあっても、サイトがダウンすることはありません。ジョブ・キューの欠点は、テンプレートが使用されている全てのページでテンプレートに対する編集結果が反映されるまでにある程度の時間がかかる場合があるという点です。これにより、ウィキペディアでの活動歴の短い初心者ユーザーは、自らの編集によりテンプレートが破損したと考え、編集結果がジョブ・キューで処理・反映されるのを待たずにこれを幾度となく修正しようと試みます。使用/呼び出し率の高いテンプレートの保護は、テンプレートの編集による影響を熟知した利用者のみにしか編集を行えないようにするという点で有効です。
補足:[[MediaWiki]] ソフトウェアは、この方法による[[DoS攻撃]]を不可能にするよう書かれています。再コンパイルする必要のあるページは即座に再コンパイルされるのではなく、まず[[mw:Manual:Job_queue/ja|ジョブ・キュー]] (Job queue) にリストされます。そしてその他の編集が行われる毎に徐々に再コンパイルしていくことで、サーバー負荷を分散しています。特定の使用率の非常に高いテンプレートを繰り返し編集することでジョブ・キューを非常に大きくすることは可能ですが、これにより多少不便になることはあっても、サイトがダウンすることはありません。ジョブ・キューの欠点は、テンプレートやモジュールが使用されている全てのページでテンプレートやモジュールに対する編集結果が反映されるまでにある程度の時間がかかる場合があるという点です。これにより、ウィキペディアでの活動歴の短い初心者ユーザーは、自らの編集によりテンプレートが破損したと考え、編集結果がジョブ・キューで処理・反映されるのを待たずにこれを幾度となく修正しようと試みます。使用/呼び出し率の高いテンプレートやモジュールの保護は、それらページに対する編集による影響を熟知した利用者のみにしか編集を行えないようにするという点で有効です。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[Help:テンプレートの説明文]] - テンプレートの本体(動作部分)とテンプレートの説明文を切り離す方法の解説。この方法を適用することで、テンプレートの本体を保護した状態であってもテンプレートの説明文の自由な編集が可能になります。
* [[Help:テンプレートの説明文]] - テンプレートの本体(動作部分)とテンプレートの説明文を切り離す方法の解説。この方法を適用することで、テンプレートの本体を保護した状態であってもテンプレートの説明文の自由な編集が可能になります。
* [[特別:MostLinkedTemplates|特別:使用箇所の多いテンプレート]](特別ページ)
* [[特別:MostLinkedTemplates|特別:使用箇所の多いテンプレートとモジュール]](特別ページ)
* [[Template:使用箇所の多いテンプレート]] - 使用箇所の多いテンプレートの説明文に表示する注記用テンプレート
* [[Template:使用箇所の多いテンプレート]] - 使用箇所の多いテンプレートの説明文に表示する注記用テンプレート
* [[:Category:編集保護中のテンプレート]] - 保護されているテンプレートの一覧。多くが本ガイドラインを理由としていますが、全てではありません。
* [[:Category:編集保護中のテンプレート]] - 保護されているテンプレートの一覧。多くが本ガイドラインを理由としていますが、全てではありません。
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[[Category:保護関連]]
[[Category:保護関連]]
[[Category:ウィキペディアのテンプレート|*Wえいきようかとくにおおきいてんふれーと]]
[[Category:ウィキペディアのテンプレート|*Wえいきようかとくにおおきいてんふれーと]]

[[ru:Википедия:Правила защиты страниц#Критические шаблоны]]

2024年8月9日 (金) 01:28時点における最新版

ウィキペディアへの影響が特に大きいと判断された全てのテンプレートおよびモジュールは、保護の方針のもとで永久にページの保護が適用されます。 全保護されている場合は、テンプレートやモジュールの編集は管理者のみが実行できます。この場合、テンプレートやモジュールを改変するにはそのノートページで編集内容に関する議論や合意形成を図った上で、管理者に編集を依頼する必要があります。拡張半保護あるいは半保護されている場合は、管理者以外の利用者でも編集することは可能ですが、編集合戦が起こらないよう合意形成を図ることを常に心掛けてください。

影響が特に大きいため、保護されるべき最も一般的なテンプレートとモジュールは以下のとおりです。

  • メインページのような、非常に目立つ、また人目につきやすい場所で使用されるテンプレートとモジュール
  • 使用率の非常に高いテンプレートとモジュール(=非常に多くのページから呼び出されているテンプレートとモジュール)
  • 進行の度合いに応じて非常に頻繁に変更されるようなテンプレートとモジュール(不適切な編集を行う利用者に対して注意/警告を行うためのテンプレートなど)

テンプレートやモジュールの保護に対する基準はありませんが、読み込み数5,000ページ以上で拡張半保護、1,000ページ以上で編集半保護、移動拡張半保護という目安があります(議論)。

保護しなければならない理由

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影響が特に大きいテンプレートとモジュールを保護する理由は以下の2つです。

荒らし
何千もの項目から呼び出されていたり、非常に目立つ場所で使われているテンプレートやモジュールの、荒らしによる損傷/破壊行為が行われるリスクは他のテンプレートやモジュールと同様にある上に、仮に荒らしが行われたことによる影響は大きくなりがちです。この種の損傷/破壊行為は早期に(大抵の場合数分で)発見されて差し戻されますが、荒らしによる版がそれ以前の版に差し戻されるまでの間に何千人もの目にさらされるかもしれません。使用/呼び出し率の高いテンプレートとモジュールの保護は、こういったリスクを回避します。
サーバー負荷
ウィキソフトウェアはテンプレートとモジュールが編集されるたびにテンプレートとモジュールを更新するだけでなく、テンプレートとモジュールが適用されている全てのページに編集結果を反映します。例えば、A というテンプレートが1000の項目から呼び出されている場合、A を編集することはテンプレート A 本体だけでなく、A を呼び出している1000の項目全てを更新することになります。このため、多くのページから呼び出されているテンプレートとモジュールを頻繁に編集すると、サーバーに大きな負荷をかけることになります。

補足:MediaWiki ソフトウェアは、この方法によるDoS攻撃を不可能にするよう書かれています。再コンパイルする必要のあるページは即座に再コンパイルされるのではなく、まずジョブ・キュー (Job queue) にリストされます。そしてその他の編集が行われる毎に徐々に再コンパイルしていくことで、サーバー負荷を分散しています。特定の使用率の非常に高いテンプレートを繰り返し編集することでジョブ・キューを非常に大きくすることは可能ですが、これにより多少不便になることはあっても、サイトがダウンすることはありません。ジョブ・キューの欠点は、テンプレートやモジュールが使用されている全てのページでテンプレートやモジュールに対する編集結果が反映されるまでにある程度の時間がかかる場合があるという点です。これにより、ウィキペディアでの活動歴の短い初心者ユーザーは、自らの編集によりテンプレートが破損したと考え、編集結果がジョブ・キューで処理・反映されるのを待たずにこれを幾度となく修正しようと試みます。使用/呼び出し率の高いテンプレートやモジュールの保護は、それらのページに対する編集による影響を熟知した利用者のみにしか編集を行えないようにするという点で有効です。

関連項目

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関連議論

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