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{{by|2018年}}1月25日に[[トロント・ブルージェイズ]]とマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった<ref name="MLBstats" />。シーズンでは開幕を傘下のAAA級[[バッファロー・バイソンズ]]で迎え、7月4日にメジャー契約を結んで[[ロースター (MLB)#26人枠と40人枠|アクティブ・ロースター]]入りした<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/blue-jays-bolster-bullpen-with-series-of-moves/c-284232116 |title=Blue Jays add Santos, Cruz to bolster bullpen|author=Aaron Rose|publisher=MLB.com|language=英語|date=2018年7月4日|accessdate=2018年7月5日}}</ref>。オフの11月2日にFAとなった<ref name="MLBstats" />。 |
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== 投球スタイル == |
== 投球スタイル == |
2021年4月13日 (火) 08:56時点における版
楽天時代、西武ドームにて(2014年) | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 |
ドミニカ共和国 スペイン (二重国籍)[1] |
出身地 |
ドミニカ共和国 サントドミンゴ |
生年月日 | 1986年11月1日(38歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 210 lb =約95.3 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2003年 アマチュアFA |
初出場 |
MLB / 2012年4月7日 NPB / 2014年6月11日 |
最終出場 | NPB / 2015年 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
国際大会 | |
代表チーム | スペイン |
WBC | 2013年、2017年 |
この表について
|
ライナー・アレン・クルーズ・モンテロ(Rhiner Allen Cruz Montero, 1986年11月1日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。
経歴
プロ入りとタイガース傘下時代
2003年、アマチュア・フリーエージェントでデトロイト・タイガースと契約してプロ入り。
メッツ傘下時代
2006年、タイガースを解雇され、ニューヨーク・メッツに移籍した[2]。
母親がスペインでヘルパーとして働いていたことからスペインのパスポートを得て、2008年の北京オリンピック野球世界最終予選と2009年のIBAFワールドカップにはスペイン代表として出場した[1]。
アストロズ時代
2011年、シーズン終了後にルール・ファイブ・ドラフトの対象となり、ヒューストン・アストロズに一番目で指名されて移籍した[2]。
2012年、4月7日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビューを果たした。
2013年、第3回WBC本戦にスペイン代表として出場した。12月23日にAAA級オクラホマシティ・レッドホークスへ降格した[3]。AAA級オクラホマシティには2014年の序盤まで在籍していた。
楽天時代
2014年6月4日にNPBの東北楽天ゴールデンイーグルスが、クルーズと1年契約を結んだことを発表した。背番号は49[4]。当初は先発での起用を想定していた[5]が、6月9日に救援要員として、来日後初の一軍出場選手登録[6]。来日初の一軍公式戦登板になった6月11日の東京ヤクルトスワローズ戦(楽天Koboスタジアム宮城)では、救援で1回を無失点に抑えた[7]。
2015年1月5日に楽天と契約を締結し、正式に残留した[8]。開幕から1度抹消はあったものの、18試合連続無失点を記録するなど、勝ちパターンの一角を担った。8月1日には来日初セーブをマークし、防御率は0点台中盤をキープしていたが、疲れからか打ち込まれることが多くなり、9月・10月で10.1回を投げ、11失点と成績が悪化した。それでも一ヶ月離脱しながらも、チーム5位の52試合に登板し、チームを支えた。10月31日、球団から戦力外通告を受けたことが報道された。
メキシカンリーグ時代
2016年4月30日にメキシカンリーグのユカタン・ライオンズと契約するが、7試合の登板で5失点を喫して5月15日に解雇となる。5月18日にラグナ・カウボーイズと契約するが、移籍後初登板で2四球2失点を喫し、1試合の登板で22日に解雇となった。
ブレーブス傘下時代
2016年12月1日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、2017年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。2017年はメジャー昇格はなくAAA級グウィネット・ブレーブスに所属した[9]。オフの11月6日にFAとなった[9]。
ブルージェイズ時代
2018年1月25日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。シーズンでは開幕を傘下のAAA級バッファロー・バイソンズで迎え、7月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[10]。オフの11月2日にFAとなった[9]。
投球スタイル
投球フォームはサイド気味のスリークォーターで、94-97mphのフォーシームが全投球の約2/3を占める。変化球はスライダーが中心で、対左打者にはチェンジアップも投げる(※データは2012年のPITCHf/x)[11]。マイナー時代にはスピードガンで最速99mph(約159km/h)を計測した[1]。楽天入団後の本人の弁によれば、AAA級オクラホマシティに在籍していた2014年の序盤に、自己最速の102mph(約164km/h)を記録したという[12]。
ちなみに、楽天での一軍初登板になったヤクルト戦では155km/hを計測[7]。2番手投手として登板した2014年7月23日の埼玉西武ライオンズ戦(西武ドーム)では、来日後最速の159km/hを記録している[13]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | HOU | 52 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 253 | 55.0 | 65 | 8 | 29 | 0 | 2 | 46 | 3 | 0 | 38 | 37 | 6.05 | 1.71 |
2013 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | .000 | 98 | 21.1 | 25 | 2 | 11 | 0 | 2 | 10 | 1 | 0 | 9 | 8 | 3.38 | 1.69 | |
2014 | 楽天 | 29 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 9 | .500 | 136 | 29.1 | 34 | 2 | 17 | 0 | 1 | 24 | 2 | 0 | 13 | 13 | 3.99 | 1.74 |
2015 | 52 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 20 | .250 | 218 | 49.0 | 40 | 2 | 29 | 1 | 4 | 42 | 0 | 0 | 19 | 17 | 3.12 | 1.41 | |
2018 | TOR | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 15 | 3.1 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 1 | 1 | 2.70 | 1.50 |
MLB:3年 | 74 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | .250 | 366 | 79.2 | 93 | 10 | 42 | 0 | 4 | 60 | 5 | 0 | 48 | 46 | 5.20 | 1.69 | |
NPB:2年 | 81 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 1 | 29 | .375 | 354 | 78.1 | 74 | 4 | 46 | 1 | 5 | 66 | 2 | 0 | 32 | 30 | 3.45 | 1.53 |
- 2019年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2012 | HOU | 52 | 6 | 6 | 1 | 0 | .923 |
2013 | 20 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
2018 | TOR | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
MLB | 74 | 6 | 7 | 1 | 0 | .929 |
- 2019年度シーズン終了時
記録
- NPB
- 初登板:2014年6月11日、対東京ヤクルトスワローズ3回戦(楽天Koboスタジアム宮城)、7回表に2番手で救援登板、1回無失点
- 初ホールド:2014年6月13日、対東京ヤクルトスワローズ4回戦(楽天Koboスタジアム宮城)、6回表に2番手で救援登板、1回無失点
- 初奪三振:2014年6月19日、対広島東洋カープ4回戦(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)、6回裏に廣瀬純から空振り三振
- 初勝利:2014年8月31日、対福岡ソフトバンクホークス20回戦(楽天Koboスタジアム宮城)、12回表に4番手で救援登板、完了、1回無失点
- 初セーブ:2015年8月1日、対オリックス・バファローズ15回戦(京セラドーム大阪)、9回裏に3番手で救援登板、完了、1回無失点
背番号
- 55(2012年 - 2013年)
- 49(2014年 - 2015年)
- 59(2018年)
脚注
- ^ a b c Farm report: Mid-90s plenty for Rhiner ESPN New York
- ^ a b Astros take Rhiner Cruz from Mets with top pick in Rule 5 draft HardballTalk
- ^ Rhiner Cruz outrighted to AAA Climbing Tal's Hill
- ^ ライナー・クルーズ選手との契約合意に関して 楽天球団公式サイト2014年6月4日付配信
- ^ 楽天、クルーズ投手獲得「勝利届けたい」日刊スポーツ2014年6月4日付配信
- ^ 楽天新助っ人クルーズ会見「チームの力に」日刊スポーツ2014年6月9日付配信
- ^ a b 楽天クルーズ155キロデビュー日刊スポーツ2014年6月12日付配信
- ^ 【ライナー・クルーズ選手】2015シーズンの選手契約に関して 東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト (2015年1月5日) 2015年1月6日閲覧
- ^ a b c d e MLB公式プロフィール参照。2019年5月7日閲覧。
- ^ Aaron Rose (2018年7月4日). “Blue Jays add Santos, Cruz to bolster bullpen” (英語). MLB.com. 2018年7月5日閲覧。
- ^ Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Rhiner Cruz
- ^ 楽天新助っ人クルーズ 3Aで164キロ 日刊スポーツ2014年6月6日付配信
- ^ “デーブ代行ラスト飾れずも手応え”. nikkansports.com. (2014年7月24日)
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Rhiner Cruz stats MiLB.com