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{{by|2016年}}は開幕をAAA級オマハで迎えた。5月18日に[[ラウル・モンデシー (内野手)|ラウル・モンデシー]]の[[出場停止]]の影響でメジャー契約を結んで[[ロースター (MLB)#25人枠と40人枠|アクティブ・ロースター]]入りした<ref>{{cite web|url=http://www.kansascity.com/sports/mlb/kansas-city-royals/article78473677.html|title=Royals call up Whit Merrifield and send Christian Colon to Omaha|work=kansascity.com|date=2016-05-18|accessdate=2016-08-04}}</ref>。同日の[[ボストン・レッドソックス]]戦にて「9番・[[左翼手]]」で先発出場してメジャーデビューし、この試合で初安打も放った。以後ルーキーながら[[二塁手]]のレギュラーで起用されるようになり、最終的には81試合に出場して打率.283、2本塁打、29打点、8盗塁を記録した。
{{by|2016年}}は開幕をAAA級オマハで迎えた。5月18日に[[ラウル・モンデシー (内野手)|ラウル・モンデシー]]の[[出場停止]]の影響でメジャー契約を結んで[[ロースター (MLB)#26人枠と40人枠|アクティブ・ロースター]]入りした<ref>{{cite web|url=http://www.kansascity.com/sports/mlb/kansas-city-royals/article78473677.html|title=Royals call up Whit Merrifield and send Christian Colon to Omaha|work=kansascity.com|date=2016-05-18|accessdate=2016-08-04}}</ref>。同日の[[ボストン・レッドソックス]]戦にて「9番・[[左翼手]]」で先発出場してメジャーデビューし、この試合で初安打も放った。以後ルーキーながら[[二塁手]]のレギュラーで起用されるようになり、最終的には81試合に出場して打率.283、2本塁打、29打点、8盗塁を記録した。


{{by|2017年}}も開幕はAAA級オマハでスタートしたが、9試合の出場で打率.412、3本塁打と好調を維持。開幕から二塁を守っていたモンデシーが不調だったこともあり、4月18日にメジャーに昇格。その後はマイナーに降格されることなくレギュラーに定着。主に1番打者として145試合に出場し、初めて[[規定打席]]に到達した。打率.288、19本塁打、78打点、34盗塁を記録し、[[最多盗塁 (MLB)|盗塁王]]のタイトルを受賞した。
{{by|2017年}}も開幕はAAA級オマハでスタートしたが、9試合の出場で打率.412、3本塁打と好調を維持。開幕から二塁を守っていたモンデシーが不調だったこともあり、4月18日にメジャーに昇格。その後はマイナーに降格されることなくレギュラーに定着。主に1番打者として145試合に出場し、初めて[[規定打席]]に到達した。打率.288、19本塁打、78打点、34盗塁を記録し、[[最多盗塁 (MLB)|盗塁王]]のタイトルを受賞した。

2021年4月13日 (火) 09:16時点における版

ウィット・メリフィールド
Whit Merrifield
カンザスシティ・ロイヤルズ #15
2019年7月9日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ノースカロライナ州デイビー郡アドバンス英語版
生年月日 (1989-01-24) 1989年1月24日(35歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手外野手
プロ入り 2010年 MLBドラフト9巡目
初出場 2016年5月18日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ウィットリー・デビッド・メリフィールドWhitley David Merrifield, 1989年1月24日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州デイビー郡アドバンス英語版出身のプロ野球選手二塁手外野手)。右投右打。MLBカンザスシティ・ロイヤルズ所属。愛称はウィット・バード[1]

経歴

2010年に行われたカレッジ・ワールドシリーズジャッキー・ブラッドリー・ジュニアサム・ダイソンらと共にサウスカロライナ大学の優勝に貢献した。

2010年のMLBドラフト9巡目(全体269位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り[2]。契約後、傘下のA級バーリントン・ビーズ英語版でプロデビュー。47試合に出場して打率.253、5本塁打、26打点、5盗塁を記録した。

2011年はA+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、126試合に出場して打率.262、5本塁打、36打点、24盗塁を記録した。

2012年はA+級ウィルミントンとAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、2球団合計で125試合に出場して打率.258、9本塁打、44打点、28盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス英語版に所属した。

2013年はAA級ノースウエストアーカンソーでプレーし、94試合に出場して打率.270、3本塁打、43打点、17盗塁を記録した。

2014年はAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2球団合計で120試合に出場して打率.319、8本塁打、49打点、16盗塁の成績を残した。

2015年はAAA級オマハでプレーし、135試合に出場して打率.265、5本塁打、38打点、32盗塁を記録した。

2016年6月6日

2016年は開幕をAAA級オマハで迎えた。5月18日にラウル・モンデシー出場停止の影響でメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[3]。同日のボストン・レッドソックス戦にて「9番・左翼手」で先発出場してメジャーデビューし、この試合で初安打も放った。以後ルーキーながら二塁手のレギュラーで起用されるようになり、最終的には81試合に出場して打率.283、2本塁打、29打点、8盗塁を記録した。

2017年も開幕はAAA級オマハでスタートしたが、9試合の出場で打率.412、3本塁打と好調を維持。開幕から二塁を守っていたモンデシーが不調だったこともあり、4月18日にメジャーに昇格。その後はマイナーに降格されることなくレギュラーに定着。主に1番打者として145試合に出場し、初めて規定打席に到達した。打率.288、19本塁打、78打点、34盗塁を記録し、盗塁王のタイトルを受賞した。

2018年は二塁手として自身初の開幕戦先発出場を果たした。20試合連続安打[4]、192安打、45盗塁はいずれも両リーグ1位で、盗塁王は2年連続での受賞となった。他にも打率.304、12本塁打、42二塁打(アメリカンリーグ6位)、OPS.806の好成績でMVPの投票では17位だった[5]。オフの2018日米野球で来日した。

2019年1月28日、ロイヤルズと4年総額1625万ドルで契約延長(5年目の2023年は球団側のオプション)[6]。全162試合に出場し、打率.302、16本塁打、74打点を記録したが、盗塁は20と減った。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2016 KC 81 332 311 44 88 22 3 2 122 29 8 3 1 1 19 1 0 72 1 .283 .323 .392 .716
2017 145 630 587 80 169 32 6 19 270 78 34 8 1 7 29 0 6 88 13 .288 .324 .460 .784
2018 158 707 632 88 192 43 3 12 277 60 45 10 2 6 61 2 6 114 12 .304 .367 .438 .806
2019 162 735 681 105 206 41 10 16 315 74 20 10 0 4 45 5 5 126 8 .302 .348 .463 .811
2020 60 265 248 38 70 12 0 9 109 30 12 3 0 1 12 0 4 33 3 .282 .325 .440 .764
MLB:5年 606 2669 2459 355 725 150 22 58 1093 271 119 34 4 19 166 8 21 433 37 .295 .342 .444 .787
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

内野守備


一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B)




































2016 KC 1 9 0 0 1 1.000 65 92 156 4 39 .984 5 1 8 1 2 .900
2017 1 3 0 0 0 1.000 132 232 341 11 93 .981 1 0 1 0 0 1.000
2018 5 38 1 0 4 1.000 108 175 287 6 71 .987 -
2019 5 25 5 1 5 .968 82 154 222 8 61 .979 -
2020 1 3 0 0 1 1.000 15 20 36 2 11 .966 -
MLB 13 78 6 1 11 .988 402 673 1042 31 275 .982 6 1 9 1 2 .909
外野守備


左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2016 KC 13 20 2 0 1 1.000 - 4 8 1 0 1 1.000
2017 7 10 1 0 0 1.000 - 10 13 0 1 0 .929
2018 1 2 0 0 0 1.000 30 81 1 0 0 1.000 8 15 0 1 0 .938
2019 4 7 1 0 0 1.000 17 45 1 1 0 .979 61 103 3 1 0 .991
2020 6 2 1 0 0 1.000 23 42 0 1 0 .977 34 51 0 0 0 1.000
MLB 31 41 5 0 1 1.000 70 168 2 2 0 .988 117 190 4 3 1 .985
  • 2020年度シーズン終了時

タイトル

記録

背番号

  • 15(2016年 - )

代表歴

テレビ出演

日本TBS系で放送された正月番組「究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦2018年大会に出場している。

脚注

  1. ^ Royals Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月29日閲覧
  2. ^ Whit Merrifield Selected By Kansas City Royals In Ninth Round Of 2010 MLB Draft University of South Carolina Official Athletic Site”. gamecocksonline.com (2010年6月8日). 2016年8月4日閲覧。
  3. ^ Royals call up Whit Merrifield and send Christian Colon to Omaha”. kansascity.com (2016年5月18日). 2016年8月4日閲覧。
  4. ^ 2018 MLB Baseball Hitting Streaks” (英語). ESPN. 2019年3月10日閲覧。
  5. ^ 2018 Awards Voting” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年3月10日閲覧。
  6. ^ ロイヤルズ2年連続盗塁王メリフィールドが契約延長”. 日刊スポーツ (2019年1月29日). 2019年3月10日閲覧。

関連項目

外部リンク