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* 2012年9月度月間13位<small>(オリコン)</small>
* 2012年9月度月間13位<small>(オリコン)</small>
* 登場回数2回<small>(オリコン)</small>
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* 4位<small>([[ビルボード#Billboard JAPANチャート|Billboard JAPAN Top Albums]])</small>
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| Last album = [[ベスト オブ くるり -TOWER OF MUSIC LOVER 2-]]<br/>([[2011年]])
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2021年4月13日 (火) 11:39時点における版

坩堝の電圧
くるりスタジオ・アルバム
リリース
録音 大韓民国の旗 韓国
日本の旗 日本
ジャンル J-POP
時間
レーベル SPEEDSTAR RECORDS
プロデュース くるり
チャート最高順位
くるり アルバム 年表
ベスト オブ くるり -TOWER OF MUSIC LOVER 2-
2011年
坩堝の電圧
(2012年)
THE PIER
(2014年)
『坩堝の電圧』収録のシングル
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坩堝の電圧』(るつぼのぼるつ) は、くるりの10枚目のオリジナル・アルバム2012年9月19日SPEEDSTAR RECORDSから発売された。      

概要

オリジナルアルバムとしては前作『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』より2年ぶりのアルバム。吉田省念、ファンファン加入後初のアルバムとなった。

収録曲は全19曲とくるりのオリジナルアルバム史上最多収録曲数、最長収録時間である。またくるり史上初めて、メンバー全員がメインボーカルを担当する楽曲が収録されている。 2012年2月から韓国・日本にてレコーディングが行われた。その間に行われたツアーにて、本作収録曲が先行披露された。

本作はCD+DVD+写真集の初回盤A、CD+DVDの初回盤B、CDのみの通常盤3形態での発売となった。くるりの作品で3形態以上での作品発表は初めてである。初回盤Aには、写真家・奥山由之によるツアー密着の写真集「電圧の坩堝(ぼるつのるつぼ)」(全120P)が付いている。また、DVDには先行シングル「everybody feels the same」、本作リードトラックである「chili pepper japonês」のPVが収録されている。

発売に際し、公式サイトの岸田日記では、岸田による全曲解説が行われた。

収録曲

全作詞・作曲:岸田繁(特記以外)

  1. white out (heavy metal) ホワイト・アウト (4:24)
    (作曲:くるり)
  2. chili pepper japonês チリペッパー・ヤポネス (1:19)
    (作曲:くるり)
    本作のリードトラック。PVが制作された。PVにはテレビ朝日系『タモリ倶楽部』の1コーナー「空耳アワー」のVTRでおなじみの及川達郎、有田久徳、中山裕介、野田美弘が出演している。
    くるり史上最速BPMの楽曲である。
  3. everybody feels the same フィール・ザ・セイム (3:45)
    (作詞:くるり)
    先行シングル曲。
  4. taurus タウラス (3:37)
    (作曲:岸田繁・ファンファン)
  5. pluto プルートゥ (0:57)
    (作曲:くるり)
    次曲の中で使われているいくつかのトラックを逆再生したものに、オーバーダブとエフェクトを施したもの[1]
  6. crab,reactor,future 蟹と原子炉の未来 (2:56)
    (作曲:岸田繁・吉田省念)
  7. dog ドッグ (3:34)
    (作詞・作曲:吉田省念)
    吉田の手による楽曲。リードボーカルも吉田が担当している。
  8. soma 相馬 (4:49)
  9. o.A.o 咲く花は夢のよう (5:05)
    (作曲:くるり)
    先行シングル『everybody feels the same』カップリング曲。大鵬薬品「チオビタドリンク」CMソング。
  10. argentina アルゼンチン (4:54)
    岸田曰く「今作の中でも、随一のふざけた曲」[2]。歌詞が完成した時点で「ふざけよう」というコンセプトが決定したという。
    冒頭のナレーションはファンファンが担当。標準語アクセントがうまくいかず何度もやり直した。
  11. falling フォーリング (2:38)
    (作曲:岸田繁・吉田省念)
  12. dancing shoes ダンシング・シューズ (2:32)
    サポートドラマーのあらきゆうこの、「マイナー・キーで速い曲がやりたい」というリクエストに応える形で作られた楽曲[3]
  13. china dress 私を見つけた (2:53)
    (作詞:沈静)
    全北京語詞の楽曲。本作中最も古い楽曲で、2004年には既に存在していた。当初はダンスナンバーであったが、オリエンタルなメロディーなので中国語の歌詞を乗せようと、北京のバンド友達に作詞を依頼したという[3]
    メインボーカルはファンファンが担当。彼女が大学時代に中国語を履修していたことからボーカルをとることに。
  14. my sunrise マイ・サンライズ (3:36)
    先行シングル『everybody feels the same』カップリング曲
  15. bumblebee バンブルビー (3:52)
    (作曲:くるり)
    タイトルの「バンブルビー」とはクマバチの意味。
  16. jumbo ジャンボ (4:20)
    (作詞・作曲:佐藤征史
    佐藤の手による楽曲。メインボーカル・ギターソロも佐藤が担当している。
  17. 沈丁花 (5:23)
  18. のぞみ1号 (4:20)
  19. glory days グローリー・デイズ (7:24)
    本作のリードトラックの1曲で、PVが制作されている。PVは「ばらの花」と同じロケ地である、福島県いわき市薄磯海岸にて撮影された。
    終盤に「everybody feels the same」「ばらの花」「ロックンロール」「東京」の一節が歌われている。

出典

  1. ^ 岸田日記 2012年9月7日分
  2. ^ 岸田日記 2012年9月13日分
  3. ^ a b 岸田日記 2012年9月14日分

外部リンク