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「フランソワ・レカナティ」の版間の差分

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'''フランソワ・レカナティ'''('''François Recanati'''<ref>'''Récanati'''も正しい綴りである。</ref>, [[1952年]] - )は、[[フランス]]の[[言語哲学者]]。[[フランス国立科学研究センター]](CNRS)研究ディレクター、[[社会科学高等研究院]](EHESS)学術ディレクターを務める。ジャン・ニコセンター(CNRS-EHESS-ENS)に所属する。2014年、CNRSの銀メダルを受賞<ref>{{Lien web|langue= |url=http://www.cnrs.fr/fr/recherche/prix/medaillesargent.htm |titre=Médailles d'argent du CNRS - Les lauréats 2014|site=http://www.cnrs.fr |auteur=[[Centre national de la recherche scientifique|CNRS]] |date=2014 |consulté le=29 mars 2014}}</ref>.。
'''フランソワ・レカナティ'''('''François Recanati'''<ref>'''Récanati'''も正しい綴りである。</ref>, [[1952年]] - )は、[[フランス]]の[[言語哲学者]]。[[フランス国立科学研究センター]](CNRS)研究ディレクター、[[社会科学高等研究院]](EHESS)学術ディレクターを務める。ジャン・ニコセンター(CNRS-EHESS-ENS)に所属する。2014年、CNRSの銀メダルを受賞<ref>{{cite web2|title=Médailles d'argent du CNRS - Les lauréats 2014|url=http://www.cnrs.fr/fr/recherche/prix/medaillesargent.htm|author=[[Centre national de la recherche scientifique|CNRS]]|website=http://www.cnrs.fr|date=2014|access-date=29 March 2014|publication-date=}}</ref>.。


== 略歴 ==
== 略歴 ==
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フランス国外の次のような大学で教鞭をとった。[[カリフォルニア大学バークレー校]](米国)、[[ハーバード大学]](米国)、[[セント・アンドリュース大学]](スコットランド)。
フランス国外の次のような大学で教鞭をとった。[[カリフォルニア大学バークレー校]](米国)、[[ハーバード大学]](米国)、[[セント・アンドリュース大学]](スコットランド)。


1990年から1993年にかけて、ヨーロッパ分析哲学会の会長を務めた<ref>{{Lien web|langue=en |url=http://www.esap.info/index.php?section=1 |titre=Information about the beginning of the Society |site=http://www.esap.info |auteur=[[European society for analytic philosophy|ESAP]] |date= |consulté le=29 mars 2014}}</ref>。
1990年から1993年にかけて、ヨーロッパ分析哲学会の会長を務めた<ref>{{cite web2|title=Information about the beginning of the Society|url=http://www.esap.info/index.php?section=1|author=[[European society for analytic philosophy|ESAP]]|website=http://www.esap.info|language=en|access-date=29 March 2014|publication-date=}}</ref>。


1972年と1973年にジャック・ラカンのセミナーに3回出席した。
1972年と1973年にジャック・ラカンのセミナーに3回出席した。

2021年4月15日 (木) 22:53時点における版

フランソワ・レカナティFrançois Recanati[1], 1952年 - )は、フランス言語哲学者フランス国立科学研究センター(CNRS)研究ディレクター、社会科学高等研究院(EHESS)学術ディレクターを務める。ジャン・ニコセンター(CNRS-EHESS-ENS)に所属する。2014年、CNRSの銀メダルを受賞[2].。

略歴

父はジャン・レカナティで、異母兄弟にはトロツキストの活動家ミシェル・レカナティがいる。リセ・ジャック=ドゥクールを卒業後、ソルボンヌ大学に入学し、1974年にパリで哲学教授資格(アグレガシオン)に合格。その後、オックスフォード大学社会科学高等研究院(EHESS)で研究すると同時に、自身も同大学で語用論と言語哲学の講師を務めた(1975-1990)。

フランス国外の次のような大学で教鞭をとった。カリフォルニア大学バークレー校(米国)、ハーバード大学(米国)、セント・アンドリュース大学(スコットランド)。

1990年から1993年にかけて、ヨーロッパ分析哲学会の会長を務めた[3]

1972年と1973年にジャック・ラカンのセミナーに3回出席した。

著作

英語
  • Meaning and Force: The Pragmatics of Performative Utterances, Cambridge University Press, 1988 ISBN 978-0521303538
  • Direct Reference: From Language to Thought, Blackwell Publishers, 1993 ISBN 978-0631181545, 1997 ISBN 978-0631206347
  • Oratio Obliqua, Oratio Recta: An Essay on Metarepresentation, MIT Press, 2000 ISBN 978-0262681162
  • Literal Meaning, Cambridge University Press, 2003 ISBN 978-0521792462
    今井邦彦訳『ことばの意味とは何か――字義主義からコンテクスト主義へ』新曜社、2006年
  • Perspectival Thought: A Plea for (Moderate) Relativism, Clarendon Press, 2007 ISBN 978-0199230549
  • Truth-Conditional Pragmatics, OUP Oxford, 2010 ISBN 978-0199226993
  • Mental Files, Oxford University Press, 2012 978-0199659982
  • Mental Files in Flux, Oxford University Press, 2017 978-0198790358
フランス語
翻訳
  • Saul Kripke, La logique des noms propres (Naming and Necessity), Paris, Minuit, 1982.

脚注

  1. ^ Récanatiも正しい綴りである。
  2. ^ CNRS (2014). "Médailles d'argent du CNRS - Les lauréats 2014". http://www.cnrs.fr. 2014年3月29日閲覧 {{cite web}}: |website=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  3. ^ ESAP. "Information about the beginning of the Society". http://www.esap.info (英語). 2014年3月29日閲覧 {{cite web}}: |website=で外部リンクを指定しないでください (説明)

外部リンク