コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ジャック・ルーシェ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Botによる: {{Normdaten}}を追加
Cewbot (会話 | 投稿記録)
12行目: 12行目:
| URL = http://www.loussier.com/
| URL = http://www.loussier.com/
}}
}}
'''ジャック・ルーシェ'''('''Jacques Loussier''', [[1934年]][[10月26日]] [[アンジェ]] - [[2019年]][[3月5日]]<ref>{{Lien web |langue=fr| url=https://www.francemusique.fr/jazz/hommage-a-jacques-loussier-70497 | titre=Hommage à Jacques Loussier | éditeur=[[France Musique]] |date=6 mars 2019 | site=francemusique.fr}}</ref><ref>{{Lien web | langue=fr| titre=Mort de Jacques Loussier, le pianiste qui faisait swinguer Bach | url=http://www.lefigaro.fr/flash-actu/2019/03/06/97001-20190306FILWWW00150-mort-de-jacques-loussier-le-pianiste-qui-faisait-swinguer-bach.php | éditeur=[[Le Figaro]] | date=6 mars 2019}}</ref>)は、[[フランス]]の[[ピアニスト]]、[[作曲家]]。『[[G線上のアリア]]』、『[[平均律クラヴィーア曲集]]』、『[[ゴルトベルク変奏曲]]』をはじめとする[[ヨハン・ゼバスティアン・バッハ|J・S・バッハ]]作品の[[ジャズ]]演奏で知られる。
'''ジャック・ルーシェ'''('''Jacques Loussier''', [[1934年]][[10月26日]] [[アンジェ]] - [[2019年]][[3月5日]]<ref>{{cite web2|title=Hommage à Jacques Loussier|url=https://www.francemusique.fr/jazz/hommage-a-jacques-loussier-70497|agency=[[France Musique]]|website=francemusique.fr|language=fr|date=6 March 2019|publication-date=}}</ref><ref>{{cite web2|title=Mort de Jacques Loussier, le pianiste qui faisait swinguer Bach|url=http://www.lefigaro.fr/flash-actu/2019/03/06/97001-20190306FILWWW00150-mort-de-jacques-loussier-le-pianiste-qui-faisait-swinguer-bach.php|agency=[[Le Figaro]]|language=fr|date=6 March 2019|publication-date=}}</ref>)は、[[フランス]]の[[ピアニスト]]、[[作曲家]]。『[[G線上のアリア]]』、『[[平均律クラヴィーア曲集]]』、『[[ゴルトベルク変奏曲]]』をはじめとする[[ヨハン・ゼバスティアン・バッハ|J・S・バッハ]]作品の[[ジャズ]]演奏で知られる。


==経歴==
==経歴==

2021年4月15日 (木) 23:08時点における版

ジャック・ルーシェ
2008年、香港
基本情報
生誕 1934年10月26日
フランスの旗 フランスアンジェ
死没 (2019-03-05) 2019年3月5日(84歳没)
ジャンル ジャズ
担当楽器 ピアノ
活動期間 1959年 -
公式サイト http://www.loussier.com/

ジャック・ルーシェJacques Loussier, 1934年10月26日 アンジェ - 2019年3月5日[1][2])は、フランスピアニスト作曲家。『G線上のアリア』、『平均律クラヴィーア曲集』、『ゴルトベルク変奏曲』をはじめとするJ・S・バッハ作品のジャズ演奏で知られる。

経歴

10歳にして才能を示し、16歳でパリ国立高等音楽・舞踊学校に入り、イヴ・ナットの下で学びながら、作曲を始めた。6年で卒業後、1年間世界中を旅し、中東、南米、キューバのサウンドを体験した。

1959年、ルーシェはピアニストとして、ベーシストのピエール・ミシュロ(Pierre Michelot)、ドラマーのクリスチャン・ギャロ(Christian Garros)と「ジャック・ルーシェ・トリオ」(一般に、フランスでは「トリオ・プレイ・バッハ(Trio Play Bach)」、アメリカなどでは「プレイ・バッハ・トリオ(Play Bach Trio)」と呼ばれている)を結成した。バッハの作品をジャズ風に解釈し演奏、多くのライブ出演、ツアー、コンサートを行った。

アルバムは以下の通りで、トータルで600万枚を売った。

  • プレイ・バッハ#1(Play Bach No.1, 1959年)
  • プレイ・バッハ#2(Play Bach No 2, 1959年)
  • プレイ・バッハ#3(Play Bach No.3, 1959年)
  • Jacques Loussier joue Kurt Weill(1962年) - クルト・ヴァイルを取り上げた1枚。
  • プレイ・バッハ#4(Play Bach No.4, 1963年)
  • プレイ・バッハ#5(Play Bach No.5, 1964年)
  • プレイ・バッハ シャンゼリゼ劇場LIVE(Play Bach aux Champs Elysees, 1965年)
  • Dark of the Sun(1972年) - 映画『戦争プロフェッショナル(Dark of the Sun)』のサウンドトラック。
  • Jacques Loussier Trio "6 master pieces"(1973年)
  • Jacques Loussier at the Royal Festival Hall(1974年)
  • Jacques Loussier et le Royal Philharmonic Orchestra(1974年)

1978年に、トリオは解散。ルーシュはプロヴァンスに自分のレコーディング・スタジオを立ち上げ、アコースティック楽器・電子楽器のための作曲を続けた。さらに、ピンク・フロイドエルトン・ジョンスティングイエスと共演した。

バッハ生誕300年にあたる1985年にルーシェは、アンドレ・アルピノ(ドラム)、バンサン・シャルボン(ベース)と第二期ジャック・ルーシェ・トリオを結成した。バッハ以外にアントニオ・ヴィヴァルディの作品も取り上げた。

  • Pulsion(1979年)
  • Pulsion Sous La Mer(1979年)
  • Pagan Moon(1982年)
  • ベスト・オブ・プレイ・バッハ(The Best of Play Bach, 1985年)
  • Bach To The Future(1986年)
  • ジャック・ルーシェ/ライヴ・イン・ジャパン(Jacques Loussier Live In Japan, 1987年) - 『Bach to Bach』のタイトルでも発売(1987年)。
  • Brandenbug Concertos(1988年)
  • The Greatest Bach Partita No.1 in B Flat Major BWV 825 - Orchestral Suite No.2 in B Minor BWV 1067(1988年)
  • Lumieres "Messe Baroque du 21ième siècle"(1990年)
  • Play Bach 93 Volume 1(1993年)
  • Play Bach 93 Volume 2(1993年)
  • プレイ・バッハ 40TH アニヴァーサリー・アルバム(Bach Book Anniversary, 2000年) - 『Play Bach 93』のコンピレーション盤。
  • プレイ・バッハ・トゥデイ(Play Bach Aujourd'hui Les Thèmes en Ré, 1994年)
  • Jacques Loussier Plays Bach(1995年) - 『Play Bach 93』と『Les Thèmes en Ré』のコンピレーション盤。
  • Lumieres "Messe Baroque du 21ième siècle"(1996年)
  • ジャック・ルーシェ・トリオの四季(Jacques Loussier Plays Vivaldi, 1997年)

1998年の『プレイ・サティ』から、ベースがシャルボンから、ベノワ・デュノワイエ・デ・セゴンザック(Benoit Dunoyer De Segonzac)に代わり、第三期ジャック・ルーシェ・トリオとなった。エリック・サティクロード・ドビュッシーモーリス・ラヴェル、らの作品を発表。『テイク・バッハ』では、ペキネル姉妹(Pekinel sisters)と共演してバッハの協奏曲を演奏した。

  • プレイ・サティ(Satie, 1998年)
  • ボレロ(Ravel's Bolero, 1999年)
  • ジャック・ルーシェ:プレイ・バッハ「ゴルトベルク変奏曲」(Bach's Goldberg Variations, 2000年)
  • 月の光(Plays Debussy, 2000年)
  • テイク・バッハ~ジャック・ルーシェ with ペキネルズ(Take Bach, 2000年)
  • バロック・ヒッツ(Baroque Favorites. Jazz Improvisations: Works by Handel, Marais, Scarlatti, Marcello, Albinoni, 2001年)
  • ヘンデル:水上の音楽、王宮の花火の音楽(Handel: Water Music & Royal Fireworks, 2002年)
  • ベートーヴェン:交響曲第7番第2楽章 テーマと変奏(Beethoven: Allegretto from Symphony No. 7: Theme and Variations, 2003年)
  • インプレッションズ・オン・ショパンズ・ノクターンズ(Impressions of Chopin's Nocturnes, 2004年) - ソロ・アルバム。
  • モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第23番(Mozart Piano Concertos 20/23, 2005年)
  • ブランデンブルク協奏曲(Bach: The Brandenburgs, 2006年)

脚注

  1. ^ "Hommage à Jacques Loussier". francemusique.fr (フランス語). France Musique. 6 March 2019. {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
  2. ^ "Mort de Jacques Loussier, le pianiste qui faisait swinguer Bach" (フランス語). Le Figaro. 6 March 2019. {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)

外部リンク