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=== 保安装置 === |
=== 保安装置 === |
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保安装置は乗り入れ先のJR東日本[[相鉄・JR直通線]]、[[埼京線]]、[[川越線]]を走行することを基にしており、ATC/P統合型保安装置に[[自動列車停止装置#ATS-P形(デジタル伝送パターン形)|ATS-P]]と[[ATACS]]が搭載されている<ref name="dj20204lst12000"/>。 |
保安装置は乗り入れ先のJR東日本[[相鉄・JR直通線]]、[[埼京線]]、[[川越線]]を走行することを基にしており、ATC/P統合型保安装置に[[自動列車停止装置#ATS-P形(デジタル伝送パターン形)|ATS-P]]と[[ATACS]]が搭載されている<ref name="dj20204lst12000"/>。 |
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== 導入時からの変更点 == |
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以下の導入時から変更点が存在する。ただし、2020年に製造された12106×10について既に変更済みで導入されている。 |
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=== 種別・行先表示 === |
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2019年11月30日ダイヤ改正で、[[相鉄本線#通勤特急(通特)|通勤特急]](通特)・[[相鉄本線#通勤急行(通急)(2代目)|通勤急行]](通急)の新設及び新横浜線[[西谷駅]] - [[羽沢横浜国大駅]]の開業に伴い、[[列車種別|種別]]幕及び[[方向幕|行先表示]]に前述の表示が搭載された。また、埼京線内及び直通線内で使用する種別・行先が搭載された。 |
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=== 車体 === |
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* [[日本の女性専用車両|女性専用車]]が、2019年11月30日ダイヤ改正で横浜寄り最後尾車両に変更されたため、貼り直された。 |
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=== 車内 === |
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* LCDにおける全種別表記の路線図の情報を廃止(2019年11月半ばより)。 |
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* 2019年11月30日より自動放送装置の英語放送にナンバリング放送が追加された。 |
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== 編成表 == |
== 編成表 == |
2021年4月29日 (木) 06:21時点における版
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相鉄12000系電車 | |
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緑園都市駅に入線する12000系 (2019年4月20日) | |
基本情報 | |
運用者 | 相模鉄道 |
製造所 | 総合車両製作所横浜事業所 |
製造年 | 2018年 - 2020年 |
製造数 | 6編成60両[1] |
運用開始 | 2019年4月20日 |
主要諸元 | |
編成 | 10両編成 |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
電気方式 |
直流1,500 V (架空電車線方式) |
設計最高速度 | 120 km/h |
起動加速度 | 3.0・2.5 km/h/s(切替式) |
減速度(常用) | 5.0 km/h/s |
減速度(非常) | 5.0 km/h/s |
編成定員 | 1,441人 |
自重 |
先頭車 31.3 - 31.6 t 付随車 29.7 - 30.3 t 電動車 31.1 - 34.0 t |
全長 | 20,000 mm |
車体長 |
19,620 mm(先頭車) 19,500 mm(中間車) |
全幅 | 2,998 mm |
車体幅 | 2,950 mm |
全高 | 4016.5 mm |
車体高 | 3,620 mm |
車体 |
オールステンレス製(sustina) (※先頭部のみ普通鋼製[2]) |
台車 | 軸梁式ボルスタレス台車 (ST-DT71A-1, ST-DT71B-1, ST-TR255-1, ST-TR255A-1) |
主電動機 | 三相かご型誘導電動機 (ST-MT75) |
主電動機出力 | 140 kW |
駆動方式 | TD継手式平行カルダン駆動方式 |
歯車比 | 1:6.06 |
制御方式 | IGBT素子VVVFインバータ制御 |
制動装置 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(応荷重装置付き)直通予備ブレーキ 耐雪ブレーキ 抑速ブレーキ |
保安装置 | ATS-P、ATACS |
相鉄12000系電車(そうてつ12000けいでんしゃ)は、2019年(平成31年)4月20日に営業運転を開始した相模鉄道(相鉄)の通勤型電車。
概要
本線及びいずみ野線に加え、2019年(令和元年)11月30日開業の相鉄新横浜線の一部区間(西谷駅 - 羽沢横浜国大駅間)及びその先のJR直通線での運用を想定し投入された。同年度末[注 1]までに全6編成[注 2]が製造されている[5][6]。
直通先が埼京線となるため、車両の仕様はJR東日本E233系電車と極力合わせられており、同じく同系列をベースとしている11000系と基本仕様は同一である[7]。
一方で外観や内装には20000系と同じく独自の特徴も多く見られる。相鉄デザインブランドアッププロジェクトの一環として、開発コンセプトに「安全×安心×エレガント」を掲げており、デザイン設計は20000系に引き続き、株式会社PRODUCT DESIGN CENTER(代表:鈴木啓太)が手がけている[5][8]。本系列車両は、相鉄の車両では2016年の「9000系リニューアル車両」、2018年の「20000系」に続き3例目となるグッドデザイン賞(2019年度)を受賞した[9][10]。
車両の製造は総合車両製作所が行っており、第1編成は2018年(平成30年)12月18日に同事業所の回送線から搬出された後、逗子駅より甲種輸送が行われ[11]、3日後の同月21日には全車両がかしわ台車両センターに到着した[12]。
その後、2019年(平成31年)4月13日に相模大塚駅構内で撮影会[13]、翌14日に一般公募による試乗会が開催され[14]、同月20日には海老名駅10時53分発の急行横浜行きより営業運転が開始された[15]。新型車両としては平成最後のデビューとなった。[16]
車体
車体はE233系・E235系および11000系に準じた幅広車体 (2,950mm) のオールステンレス車両(先頭部を除く)で、総合車両製作所製のsustina S24シリーズを採用しており[17][18]、E235系に準じた雨どいが外側に出ない車体断面となっている。20000系とは異なり、地下鉄路線に直通することがないため正面は非貫通構造を採用している[2][7]。
デザインについては「獅子口」をイメージした先頭形状に「YOKOHAMA NAVYBLUE」の一色塗りを採用するなど20000系と共通点が多く見られる。なお、先頭部のみ前述の独特な形状に加工しやすい普通鋼製となっている[2]。
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12000系の独特な前面デザイン、「獅子口」をイメージしている
車内設備
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車内設備に関しては、灰色系(グレー)を基調として荷棚や袖仕切りに金属とガラスを多用する相鉄デザインブランドアッププロジェクトに即したデザインとしており、アシストレバー付きの車両間貫通扉や自社開発の卵形つり革の採用、始発駅などで乗客による客用ドアの開閉操作を可能とする個別ドアスイッチ(半自動機能)の導入、朝〜日中と夜で色が変わる調色調光式LED照明、空気清浄機(パナソニック製「ナノイー」)、Wi-Fi接続サービス機器(Wi-Fi利用には通信事業者との契約が必要)の設置、通常より座席を少し高くしたユニバーサルデザインシート[注 3]及び車椅子・ベビーカー用スペースとなるフリースペースの全車両導入など、前年に登場した20000系と共通点が多い(「相鉄20000系電車#車内設備」も参照)が、車内客車ドア上部に設置された2基のLCD(案内・運行情報表示用と広告表示用の17インチ案内表示器「Sotetsu Infovision System (SIS)」)や11000系と同じく車両に対して並行に取り付けられたラインデリア(補助送風機/横流ファン)など設置位置に変更点が見られるほか、20000系で省略されたユニバーサルデザインシート上の荷棚も本形式では設置されている。一方、10000系や11000系で廃止され20000系で復活採用された設備として車内鏡は本形式でも設置されているが、ブラインド(遮光カーテン)は本形式で再び廃止されている[2][5][7][19]。
この他、本形式で初採用となった設備としては、前方監視カメラ及び車内防犯カメラやTASC(定位置停止装置)がある[5][7]。
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車内の様子
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ユニバーサルデザインシートは本形式では一般席でも採用された
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フリースペース
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LCD式車内案内表示器と防犯カメラ
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車内ドアスイッチ
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車外ドアスイッチ
乗務員室
運転台は11000系と同様に速度計・圧力計などの計器類や表示灯類を廃し、これらを3枚の液晶モニターに表示するグラスコックピット構造を採用している[20]。主幹制御器は左手操作式のワンハンドルマスコンである[20]。
主要機器
この節の加筆が望まれています。 |
車体や車内設備にはE235系に準ずる仕様や独自仕様が見られるのに対し、主要機器については埼京線のE233系7000番台に極力合わせられている。そのため編成内の機器配置が11000系とは異なる。
車両情報制御装置(伝送システム)
車両情報制御装置には、直通先であるJR東日本と同様のTIMSを採用している[21]。
主制御装置・主電動機
主制御装置には三菱電機製[20]ST-SC85A1型[21]でIGBT素子を使用したVVVFインバータ制御装置が採用された。1台の制御装置で4台の主電動機を制御する1C4M構成(2セット搭載した2群構成)としている。9号車のモハ12900、5号車のモハ12500、3号車のモハ12300に搭載されている。
主電動機はST-MT75型[21]出力140 kW の自己通風型冷却式三相かご型誘導電動機が、駆動装置は、TD継手式平行カルダン駆動方式が採用されており、保守の軽減と騒音の低減を図っている。歯車比は1:6.06である。
制動装置
制動装置は応荷重装置付きの回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ方式としている(停止電気ブレーキ対応)。常用ブレーキは編成一括でブレーキ制御を行う編成ブレーキ制御としている。この他にも非常ブレーキ、直通予備ブレーキ、耐雪ブレーキ、抑速ブレーキを装備している[21]。
台車
台車は、軸梁式のボルスタレス構造となっており、台車の牽引力を車体に伝達する牽引装置は1本リンク式である。動力台車は2号車のみST-DT71B-1となっておりその他の動力台車はST-DT71A-1となっていて、付随台車はST-TR255-1(クハのみ片方がST-TR255A-1)となっている。基礎ブレーキ装置は、電動台車が踏面ブレーキ、付随台車が踏面ブレーキとディスクブレーキの併用としている[21]。
集電装置
集電装置(パンタグラフ)は、電磁かぎ外し式のばね上昇式、上昇検知付きのシングルアーム方式であり、型番はPT-7103Eとしている[21]。5号車のモハ12500にのみ2台搭載されているがそのうち1台は予備用となっている。
補助電源装置
補助電源装置は、東洋電機製造[20]製ST-SC91型でIGBT素子を使用した待機2重系方式の静止形インバータ (SIV) である[20]。定格出力は260 kVAで、出力電圧は三相交流440 Vである[20]。 8号車のモハ12800、4号車のモハ12400に搭載されている[21]。
空気圧縮機
空気圧縮機は、ドイツ・クノールブレムゼ[20]製のVV180-T型オイルフリーレシプロ方式を採用しており、毎分吐出容量は1,300 L である。8号車のモハ12800、4号車のモハ12400、2号車のモハ12200に搭載されている[21]。
冷暖房装置
ST-AU726A-G4型屋上集中式の58.1 kW (50,000 kcal/h) の冷房装置が各車に1台搭載されており、カレンダー機能(季節など)と乗車率の検知を基に冷房・暖房ともに年間を通しての全自動運転を基本としている[21]。
保安装置
保安装置は乗り入れ先のJR東日本相鉄・JR直通線、埼京線、川越線を走行することを基にしており、ATC/P統合型保安装置にATS-PとATACSが搭載されている[21]。
編成表
号車 | 1 | 2 | <3 | 4 | <5> | 6 | 7 | 8 | <9 | 10 |
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形式 | クハ12100 (Tc2) |
モハ12200 (M6) |
モハ12300 (M5) |
モハ12400 (M4) |
モハ12500 (M3) |
サハ12600 (T2) |
サハ12700 (T1) |
モハ12800 (M2) |
モハ12900 (M1) |
クハ12000 (Tc1) |
搭載機器 | SB | CP | VVVF | SIV/CP | VVVF | SIV/CP | VVVF | SB | ||
備考 | 弱冷房車 |
女性専用車 | ||||||||
重量 | 31.6 | 31.1 | 33.1 | 34.0 | 34.0 | 29.7 | 30.3 | 34.0 | 33.4 | 31.3 |
座席定員 | 39 | 51 | 51 | 51 | 51 | 51 | 51 | 51 | 51 | 39 |
定員 | 140 | 159 | 159 | 159 | 159 | 159 | 159 | 159 | 159 | 140 |
12101×10 | 12101 | 12201 | 12301 | 12401 | 12501 | 12601 | 12701 | 12801 | 12901 | 12001 |
12102×10 | 12102 | 12202 | 12302 | 12402 | 12502 | 12602 | 12702 | 12802 | 12902 | 12002 |
12103×10 | 12103 | 12203 | 12303 | 12403 | 12503 | 12603 | 12703 | 12803 | 12903 | 12003 |
12104×10 | 12104 | 12204 | 12304 | 12404 | 12504 | 12604 | 12704 | 12804 | 12904 | 12004 |
12105×10 | 12105 | 12205 | 12305 | 12405 | 12505 | 12605 | 12705 | 12805 | 12905 | 12005 |
12106×10 | 12106 | 12206 | 12306 | 12406 | 12506 | 12606 | 12706 | 12806 | 12906 | 12006 |
- 凡例
- 備考
- 編成表記は、「横浜方先頭車の番号×両数」とした(例:第1編成は「12101×10」)。
- 本系列では、番台区分は20000系と同様に、末尾の二桁の数字が編成を表し、下三桁目は、1 - 9号車にはその号車の数字が、10号車には "0" が割り当てられている(後者は11000系とは異なる)。
- 例えば、最初の編成は横浜方から12101、12201、…、12901、12001と付番される。
運用
同形式限定の運用(運行番号71 - 74)で、相鉄線内は特急、急行、通勤急行、快速、各停の種別に使用される。直通運用に使用するのは4編成であるため、予備となる2編成については直通しない運用で代走することがある。
なお2019年11月30日からは、相鉄新横浜線を経由して埼京線の池袋駅まで乗り入れている。埼京線板橋駅以北及び川越線やりんかい線への乗り入れは通常は行われない[22]。乗り入れには対応していないものの、りんかい線内の行先表示も可能となっており、車両展示会等で表示することがある。試運転では品川駅や東海道貨物線経由で根府川駅、川越車両センターなどにも乗り入れた実績がある[23]。なお新宿駅へ初めて乗り入れたのは同年9月2日のことである[24]。
車両トラブル
2020年6月6日(土)8時38分頃に瀬谷駅で大和始発の各停横浜行きとして運用されていた12105×10が、車掌が開閉操作したドアと反対側のドアが同時に誤って開くトラブルが発生した。原因として、ドアとホームドアを連動させて開ける装置の電気回路基板内から金属片が発見され、ドアを開けるための電気回路が短絡されたことでトラブルが発生した。当該編成は同年7月16日(木)まで休車状態とし、全編成に緊急点検を行った。再発防止策として、電気回路を内蔵する装置の開口部をふさぐことや、基板の隙間をカバーする事で、金属片など異物の混入を防止する対策及び車掌スイッチの回路変更を行う予定としている[25]。
ギャラリー
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二俣川駅近くを走行する12104×10(2019年12月1日)
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鶴ヶ峰駅を通過する12101×10(2019年5月5日)
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天王町駅を通過する12101×10(2019年4月29日)
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品川駅に入線する12103×10(2019年8月22日)
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恵比寿駅に入線する12104×10(2020年9月30日)
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猪久保トンネルを抜けて、根府川駅に向かう12104×10(2019年9月4日)
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相模大塚駅構内の7000系引退イベントで7710×8と一緒に展示された12101×10(2019年10月14日)
脚注
注釈
- ^ 2019年度は5月1日に平成から令和へ改元されたため、元号表記の場合、第2編成以降は令和元年度に導入となる。なお、相鉄12000系(第1編成)は全国の鉄道で平成最後の新型車両デビューとなった[3]。
※車外に取り付けられている総合車両製作所 (J-TREC) の製造年銘板では、第1編成が「平成31年」、第2〜4編成が「2019」(西暦表記)、第5編成が「令和元年」、第6編成が「2020」(再び西暦表記)となっている(車内の銘板〈ステッカー〉は全編成とも西暦表記)。 - ^ 相鉄・JR直通線の運用は4編成で行い、残りの2編成については予備車とする方針[3]。また、このうち5編成は代替車両の置き換えも目的とした増備で、残りの1編成は開業に伴う純粋な増備とされている[4]。
- ^ 優先席の一部のほか本形式では一般席の一部にも採用し、座席の高さは20000系のものより少し (30mm) 低くした[2]。
出典
- ^ 交友社『鉄道ファン 2020年8月号』付録 大手私鉄車両ファイル 車両配置表
- ^ a b c d e “相鉄「都心直通」2つの新型車両はここまで違う”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社 (2019年4月4日). 2019年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月10日閲覧。
- ^ a b 相模鉄道、新型車両「12000系」を公開。能面をモチーフにした個性派 bizSPA!フレッシュ(ビズスパ) 2019年4月22日
- ^ 国土交通省 運輸審議会 諮問関係事案の審議状況【相模鉄道株式会社からの鉄道の旅客運賃の上限設定の認可申請事案】第2回審理 配付資料 (PDF) p.12 平成31年(2019年)3月12日
- ^ a b c d "相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」を来年春に導入 前方監視カメラと車内防犯カメラを初めて採用" (PDF) (Press release). 相模鉄道. 3 October 2018. 2020年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月10日閲覧。
- ^ “JR線との直通線向けに相鉄 新車両「12000系」導入へ”. 神奈川新聞. (2017年12月19日). オリジナルの2018年3月16日時点におけるアーカイブ。 2020年12月10日閲覧。
- ^ a b c d “相鉄の新型「12000系」に乗ってみた 新しいのに「ちょっと古い電車」がベースのワケ”. 乗りものニュース. (2019年3月31日). オリジナルの2020年12月10日時点におけるアーカイブ。 2020年12月10日閲覧。
- ^ 12000 SERIES / SOTETSU(PRODUCT DESIGN CENTER)
- ^ 2019年度グッドデザイン賞受賞「相鉄12000系車両」(グッドデザイン賞公式ウェブサイト 2019年12月16日閲覧)
- ^ "2019年度グッドデザイン賞を受賞 12000系車両、デザインブランドアッププロジェクト 二俣川ゲートステーション、みなまきみらい多世代共住モデル" (PDF) (Press release). 相鉄グループ. 2 October 2019. 2019年12月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月10日閲覧。
- ^ 相鉄12000系が甲種輸送される 鉄道ファン (railf.jp) 2018年12月19日
- ^ "能面をイメージした力強いデザイン 相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」が到着 一足先に「羽沢横浜国大駅」付近を通り相鉄線へ" (PDF) (Press release). 相模鉄道. 21 December 2018. 2020年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月10日閲覧。
- ^ "4月13日(土)相鉄線 相模大塚駅構内で 相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」の撮影会を開催「そうにゃん」の登場や「記念入場券セット」の販売も" (PDF) (Press release). 相模鉄道. 19 March 2019. 2020年9月18日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月10日閲覧。
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- ^ 令和最初の新型車両はJR四国2700系である。
- ^ "相模鉄道株式会社向け新型車両「12000系」の製造を担当します" (PDF) (Press release). 総合車両製作所. 3 October 2018. 2020年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月10日閲覧。
- ^ 相鉄12000系公式ページ(相鉄デザインブランドアッププロジェクト)
- ^ 相鉄、JR線直通対応の新型車両を報道公開 鉄道コム (2019年3月28日) 2019年4月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g ネコ・パブリッシング『レイルマガジン』2019年6月号「相模鉄道12000系の概要」pp.134-138。
- ^ a b c d e f g h i j 交通新聞社「鉄道ダイヤ情報」2020年4月号付録 相模鉄道12000系主要諸元表参照
- ^ "2019年11月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 6 September 2019. 2019年9月6日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年11月26日閲覧。
- ^ 相鉄12000系が東海道線で試運転(鉄道ファン〈railf.jp〉 2019年9月5日)
- ^ "相鉄・JR直通線用車両「12000系」試運転列車が本日(9月2日)、JR線新宿駅に初めて乗り入れ" (PDF) (Press release). 相模鉄道. 2 September 2019. 2020年3月3日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月10日閲覧。
- ^ "瀬谷駅でのドア誤作動に関する調査結果および再発防止策について" (PDF) (Press release). 相模鉄道. 15 July 2020. 2020年9月26日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月10日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 相鉄12000系、JR直通線用の新型車両を公開! 試乗会も(マイナビニュース 2019年3月28日)