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天王町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天王町駅
東口(南方面)(2022年4月)
てんのうちょう
Tennōchō
(横浜ビジネスパーク前)
SO03 西横浜 (0.6 km)
(0.9 km) 星川 SO05
地図
所在地 横浜市保土ケ谷区天王町2丁目45番地5
北緯35度27分14秒 東経139度36分10秒 / 北緯35.45389度 東経139.60278度 / 35.45389; 139.60278座標: 北緯35度27分14秒 東経139度36分10秒 / 北緯35.45389度 東経139.60278度 / 35.45389; 139.60278
駅番号 SO04
所属事業者 相模鉄道
所属路線 相鉄本線
キロ程 2.4 km(横浜起点)
電報略号 テン
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[相鉄 1]22,437人/日
-2023年-
開業年月日 1930年昭和5年)9月10日
テンプレートを表示

天王町駅(てんのうちょうえき)は、神奈川県横浜市保土ケ谷区天王町二丁目にある、相模鉄道相鉄本線である。駅番号SO04。副駅名は「横浜ビジネスパーク前[1]

歴史

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駅名の由来

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鎌倉時代に創建された「牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)」(現・橘樹神社)から。

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する高架駅

改札口横浜方の東口改札と星川方のYBP口(横浜ビジネスパーク口)改札の2か所あり、うち後者はICカード専用である。改札内コンコースと各ホームを連絡するエレベーターエスカレーターが設置されている。

駅前広場(駅南側)は東海道の旧帷子橋跡である。帷子川の流路が変更されたため、現在は駅北側に帷子橋がある。

当初、当駅 - 星川駅間の連続立体交差事業により、島式ホーム1面2線に変更される予定であったが、計画変更により工事完成後も相対式ホーム2面2線のままとなった[8]。2017年3月5日に隣の星川駅下りホームが高架化されたことにより下り線海老名寄りが移設された[9]。2018年11月24日、同様に星川駅上りホームも高架化されたことにより、上り線海老名寄りが移設された。その後、上りホーム海老名寄り構築、上屋工事を経て、2021年度末に連続立体交差事業は完了した。

のりば

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番線 路線 方向 行先[10]
1 SO 相鉄本線 下り 海老名湘南台羽沢横浜国大西谷乗り換え)方面
2 上り 横浜方面

利用状況

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2023年度の1日平均乗降人員22,437人である[相鉄 1]。相鉄線全27駅中第16位。相鉄本線内の優等列車通過駅の中では最も多い。しかし、近年は減少傾向にある。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[11]
1日平均
乗車人員[12][13]
出典
1980年(昭和55年) 8,282 [# 1]
1981年(昭和56年) 8,167 [# 1]
1982年(昭和57年) 8,197 [# 1]
1983年(昭和58年) 8,189 [# 1]
1984年(昭和59年) 8,411 [# 1]
1985年(昭和60年) 8,748 [# 1]
1986年(昭和61年) 9,047 [# 1]
1987年(昭和62年) 9,462 [# 1]
1988年(昭和63年) 10,438 [# 1]
1989年(平成元年) 11,345 [# 1]
1990年(平成02年) 14,567 [# 1]
1991年(平成03年) 16,503 [# 1]
1992年(平成04年) 16,847 [# 1]
1993年(平成05年) 16,756 [# 1]
1994年(平成06年) 16,219 [# 1]
1995年(平成07年) 16,227 [# 1]
1996年(平成08年) 15,529 [# 1]
1997年(平成09年) 14,929 [# 1]
1998年(平成10年) 14,897 [# 1]
1999年(平成11年) 30,864 14,663 [* 1]
2000年(平成12年) 31,459 15,080 [* 1]
2001年(平成13年) 31,322 15,168 [* 2]
2002年(平成14年) 30,588 14,835 [* 3]
2003年(平成15年) 30,020 14,562 [* 4]
2004年(平成16年) 29,475 14,361 [* 5]
2005年(平成17年) 29,773 14,479 [* 6]
2006年(平成18年) 29,942 14,566 [* 7]
2007年(平成19年) 29,395 14,375 [* 8]
2008年(平成20年) 28,983 14,199 [* 9]
2009年(平成21年) 28,572 13,990 [* 10]
2010年(平成22年) 27,606 13,509 [* 11]
2011年(平成23年) 27,316 13,389 [* 12]
2012年(平成24年) 27,547 13,522 [* 13]
2013年(平成25年) 27,312 13,410 [* 14]
2014年(平成26年) 26,835 13,181 [* 15]
2015年(平成27年) 27,413 13,500 [* 16]
2016年(平成28年) 27,817 13,723 [* 17]
2017年(平成29年) 27,081 13,365 [* 18]
2018年(平成30年) [相鉄 2]27,303 13,474 [* 19]
2019年(令和元年) [相鉄 3]27,313 13,532 [* 20]
2020年(令和02年) [相鉄 4]19,641 9,696 [* 21]
2021年(令和03年) [相鉄 5]19,873 9,807 [* 22]
2022年(令和04年) [相鉄 6]21,625 10,692 [* 23]
2023年(令和05年) [相鉄 1]22,437

駅周辺

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旧帷子橋跡(2004年4月)

当駅東口から約1 km(徒歩15分圏内)の位置にあるJR保土ケ谷駅方面に続く道路はかつての旧東海道であり、周辺には東海道保土ヶ谷宿の史跡が点在している。

バス路線

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最寄りの停留所は駅東側の横浜市環状1号線上にある「天王町駅前」で、以下の路線横浜市交通局市営)、神奈川中央交通(神奈中)、相鉄バス(相鉄)により運行されている。

天王町駅前(保土ケ谷駅西口方面)

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系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
25 大門通・星川駅前・花見台 保土ケ谷駅西口 市営
121 大門通 神奈中
浜16 大門通・星川駅・和田町駅・市沢町 西原住宅 相鉄

天王町駅前(洪福寺方面)

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系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
25 浅間町車庫 横浜駅西口 市営
深夜バス 保土ヶ谷車庫 当分の間運休
121 川島町・羽沢横浜国大駅 新横浜駅 神奈中
浜16 浅間下・楠町 横浜駅西口 相鉄

その他

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歌川広重作『東海道五十三次』の「程ヶ谷」は、当駅前南側を流れていた改修前の帷子川に架かる橋を描いたものである。

隣の駅

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相模鉄道
SO 相鉄本線
特急・通勤急行(平日上りのみ運転)・快速
通過
各駅停車
西横浜駅 (SO03) - 天王町駅 (SO04) - 星川駅 (SO05)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 相模鉄道では初、5月29日(土)から「横浜ビジネスパーク前」を天王町駅の副駅名称に 改札口では、AI画像解析技術の試験運用を開始』(PDF)(プレスリリース)相模鉄道、2021年5月27日。オリジナルの2021年5月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210527083446/https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2021/pressrelease/pdf/r21-66-1k7.pdf2021年5月27日閲覧 
  2. ^ 相鉄グループ100年史 1917-2017” (pdf). 相鉄ホールディングス株式会社. p. 377 (2019年6月). 2023年10月9日閲覧。
  3. ^ 相鉄グループ100年史 1917-2017” (pdf). 相鉄ホールディングス株式会社. p. 43 (2019年6月). 2023年10月9日閲覧。
  4. ^ 相鉄グループ100年史 1917-2017” (pdf). 相鉄ホールディングス株式会社. p. 103 (2019年6月). 2023年10月9日閲覧。
  5. ^ 【News潜望鏡】横浜の相鉄線 高架化完了/渋滞緩和、運行本数も拡大/街のにぎわい創出 課題『日本経済新聞』朝刊2018年12月18日(東京・首都圏経済面)2018年12月21日閲覧。
  6. ^ 5月29日(土)から使用開始 天王町駅に「YBP口改札」が誕生 横浜ビジネスパーク方面への高架下通路も同日使用開始』(PDF)(プレスリリース)相模鉄道、2021年2月25日。オリジナルの2021年2月25日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210225085756/https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2021/pressrelease/pdf/r21-20-2iw.pdf2021年2月25日閲覧 
  7. ^ 天王町駅のホームドアの運用を開始します”. 相模鉄道 (2023年9月21日). 2023年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月22日閲覧。
  8. ^ 天王町駅部の計画変更について (PDF) - 横浜市道路局(旧横浜市ウェブサイトアーカイブ)
  9. ^ 天王町駅ご利用のお客様2017年3月5日(日)より下りホームの乗車位置が変わります” (PDF). 相模鉄道. 2020年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月9日閲覧。
  10. ^ 天王町 駅構内マップ”. 相模鉄道. 2023年6月5日閲覧。
  11. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  12. ^ 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
  13. ^ 横浜市統計書 - 横浜市
相模鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 相鉄グループ要覧2024-2025 (PDF) (Report). p. 69. 2024年8月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2024年8月3日閲覧
  2. ^ 相鉄グループ要覧2019-2020 (PDF) (Report). p. 16. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  3. ^ 相鉄グループ要覧2020-2021 (PDF) (Report). p. 17. 2020年9月27日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  4. ^ 相鉄グループ要覧2021-2022 (PDF) (Report). p. 19. 2021年12月1日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  5. ^ 相鉄グループ要覧2022-2023 (PDF) (Report). p. 18. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
  6. ^ 相鉄グループ要覧2023-2024 (PDF) (Report). p. 69. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
神奈川県県勢要覧
  1. ^ a b 平成13年 (PDF) - 227ページ
  2. ^ 平成14年 (PDF) - 225ページ
  3. ^ 平成15年 (PDF) - 225ページ
  4. ^ 平成16年 (PDF) - 225ページ
  5. ^ 平成17年 (PDF) - 227ページ
  6. ^ 平成18年 (PDF) - 227ページ
  7. ^ 平成19年 (PDF) - 229ページ
  8. ^ 平成20年 (PDF) - 233ページ
  9. ^ 平成21年 (PDF) - 243ページ
  10. ^ 平成22年 (PDF) - 241ページ
  11. ^ 平成23年 (PDF) - 241ページ
  12. ^ 平成24年 (PDF) - 237ページ
  13. ^ 平成25年 (PDF) - 239ページ
  14. ^ 平成26年 (PDF) - 241ページ
  15. ^ 平成27年 (PDF) - 241ページ
  16. ^ 平成28年 (PDF) - 249ページ
  17. ^ 平成29年 (PDF) - 241ページ
  18. ^ 平成30年 (PDF) - 225ページ
  19. ^ 令和元年 (PDF) - 225ページ
  20. ^ 令和2年 (PDF) - 225ページ
  21. ^ 令和3年 (PDF) - 217ページ
  22. ^ 令和4年 (PDF) - 221ページ
  23. ^ 令和5年 (PDF) - 201ページ
横浜市統計書 9運輸 -鉄道、軌道駅別利用人員
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 相模鉄道線乗降車人員-横浜市

関連項目

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外部リンク

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