天王町 (横浜市)
天王町 | |
---|---|
町丁 | |
橘樹神社 | |
北緯35度27分22秒 東経139度36分08秒 / 北緯35.45608度 東経139.60222度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 保土ケ谷区 |
人口情報(2023年(令和5年)4月30日現在[1]) | |
人口 | 5,169 人 |
世帯数 | 3,255 世帯 |
面積([2]) | |
0.237 km² | |
人口密度 | 21810.13 人/km² |
設置日 | 1927年(昭和2年)10月1日 |
郵便番号 | 240-0003[3] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
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天王町(てんのうちょう)は神奈川県横浜市保土ケ谷区の町名。現行行政地名は天王町1丁目及び天王町2丁目(字丁目)。住居表示未実施区域[5]。
地理
[編集]保土ケ谷区の東部に位置し、東に西区浅間町、南東に西区南浅間町と保土ケ谷区岩間町、南西に神戸町、北東に宮田町、北西に川辺町と接している。町の東部を南北(正確には、やや南西~北東)に旧東海道が通り、東西方向には南から順に水道道、天王町商店街通り、国道16号の裏通り、国道16号が通り、国道の北側は宮田町となる。水道道を境に北が1丁目、南が2丁目となる。天王町商店街通りは、現在の川辺町一帯に富士瓦斯紡績の工場があったことから、戦前には「紡績前通り」あるいは「表門通り」と呼ばれ、保土ケ谷の代表的な商店街であった。かつては永楽館やライオン座などの映画館があったが、現在は近辺から映画館は姿を消した。水道道と旧東海道の交わる角には、町名の由来ともなった橘樹神社があり、毎年6月の第二土・日曜の祭礼には熱気に包まれる[6]。 2丁目を東西に帷子川が流れ、川沿いには保土谷化学工業の工場跡地を再開発した天王町団地がある。帷子川右岸には相鉄本線天王町駅がある[7]。
歴史
[編集]町名の由来
[編集]沿革
[編集]- 1927年(昭和2年)10月1日 - 帷子町の一部を編入し、天王町を新設設置[9]。
- 1940年(昭和15年)11月1日 - 神戸下町、岩間下町の各一部を編入[10]。
- 1970年(昭和45年)8月1日 - 西区浅間町、南浅間町の各一部との境界の調整[11]。
- 1974年(昭和49年)3月6日 - 天王町の一部を神戸町、川辺町の各一部へ編入。宮田町、岩間町との境界の調整[11]。
- 1976年(昭和51年)7月10日 - 神戸町の一部を編入。天王町の一部を川辺町へ編入[11]。
主な出来事
[編集]- 1930年(昭和5年)9月10日 - 天王町駅開業[12]。
- 1945年(昭和20年)5月29日 - 横浜大空襲。
- 1954年(昭和29年)7月23日 - 保土谷化学工場で爆発事故。作業員4人死亡、3人重軽傷[13]。
- 1968年(昭和43年)3月27日 - 天王町駅駅舎高架化。
- 1973年(昭和48年) - 保土谷化学工場閉鎖。
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
天王町1丁目 | 1,707世帯 | 2,587人 |
天王町2丁目 | 1,548世帯 | 2,582人 |
計 | 3,255世帯 | 5,169人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[14] | 5,432
|
2000年(平成12年)[15] | 5,329
|
2005年(平成17年)[16] | 5,024
|
2010年(平成22年)[17] | 4,951
|
2015年(平成27年)[18] | 5,084
|
2020年(令和2年)[19] | 5,230
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[14] | 2,417
|
2000年(平成12年)[15] | 2,534
|
2005年(平成17年)[16] | 2,563
|
2010年(平成22年)[17] | 2,625
|
2015年(平成27年)[18] | 2,818
|
2020年(令和2年)[19] | 3,161
|
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[20]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
天王町1丁目 | 全域 | 横浜市立帷子小学校 | 横浜市立宮田中学校 |
天王町2丁目 | 全域 |
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[21]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
天王町1丁目 | 273事業所 | 1,555人 |
天王町2丁目 | 123事業所 | 1,045人 |
計 | 396事業所 | 2,600人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[22] | 381
|
2021年(令和3年)[21] | 396
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[22] | 3,106
|
2021年(令和3年)[21] | 2,600
|
交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]施設
[編集]その他
[編集]日本郵便
[編集]警察
[編集]町内の警察の管轄区域は以下の通りである[24]。
丁目 | 番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|---|
天王町1丁目 | 全域 | 保土ケ谷警察署 | 宮田町交番 |
天王町2丁目 | 全域 |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “令和5(2023)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和5年4月” (XLSX). 横浜市 (2023年5月10日). 2023年5月15日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ 横浜市町区域要覧、1 - 27頁
- ^ a b “天王町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
- ^ (保土ケ谷区史 1997, pp. 470–471)
- ^ 『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p1032-1033
- ^ 『横浜の町名』p114
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 32頁
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 108頁
- ^ a b c 横浜市町区域要覧、3 - 116頁
- ^ “相鉄グループ100年史 1917-2017” (pdf). 相鉄ホールディングス株式会社. p. 377 (2019年6月). 2023年10月9日閲覧。
- ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、100頁。ISBN 9784816922749。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “小・中学校等の通学区域一覧(通学規則 別表)”. 横浜市 (2021年8月5日). 2021年8月8日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2020年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年8月7日閲覧。
- ^ “交番案内”. 保土ケ谷警察署. 2021年11月23日閲覧。