「おおぐま座イータ星」の版間の差分
タグ: 差し戻し済み |
タグ: 手動差し戻し |
||
48行目: | 48行目: | ||
| 年齢 = <15{{e|6}} 年 |
| 年齢 = <15{{e|6}} 年 |
||
}} |
}} |
||
{{天体 別名 |
{{天体 別名称 |
||
| 色 = 恒星 |
| 色 = 恒星 |
||
| 別名 = おおぐま座85番星{{R|simbad}}<br />[[ボン掃天星表|BD]] +50 2027{{R|simbad}}<br />[[基本星表|FK5]] 509{{R|simbad}}, [[ヘンリー・ドレイパーカタログ|HD]] 120315{{R|simbad}}<br />[[ヒッパルコス星表|HIP]] 67301{{R|simbad}}, [[輝星星表|HR]] 5191{{R|simbad}}<br />[[スミソニアン天文台星表|SAO]] 44752{{R|simbad}}<br />NSV 6450{{R|simbad}} |
| 別名称 = おおぐま座85番星{{R|simbad}}<br />[[ボン掃天星表|BD]] +50 2027{{R|simbad}}<br />[[基本星表|FK5]] 509{{R|simbad}}, [[ヘンリー・ドレイパーカタログ|HD]] 120315{{R|simbad}}<br />[[ヒッパルコス星表|HIP]] 67301{{R|simbad}}, [[輝星星表|HR]] 5191{{R|simbad}}<br />[[スミソニアン天文台星表|SAO]] 44752{{R|simbad}}<br />NSV 6450{{R|simbad}} |
||
}} |
}} |
||
{{天体 終了 |
{{天体 終了 |
2021年5月6日 (木) 12:49時点における版
おおぐま座η星[1] Eta Ursae Majoris | ||
---|---|---|
仮符号・別名 | アルカイド[2], Alkaid[3][4] | |
星座 | おおぐま座 | |
見かけの等級 (mv) | 1.86[1] 1.83 - 1.89(変光)[5] | |
変光星型 | 疑わしい[5] | |
位置 元期:J2000.0[1] | ||
赤経 (RA, α) | 13h 47m 32.43776s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | +49° 18′ 47.7602″[1] | |
赤方偏移 | -0.000045[1] | |
視線速度 (Rv) | -13.40km/s[1] | |
固有運動 (μ) | 赤経: -121.17 ミリ秒/年[1] 赤緯: -14.91 ミリ秒/年[1] | |
年周視差 (π) | 31.38 ± 0.24ミリ秒[1] (誤差0.8%) | |
距離 | 103.9 ± 0.8 光年[注 1] (31.9 ± 0.2 パーセク[注 1]) | |
絶対等級 (MV) | -0.7[注 2] | |
η星の位置
| ||
物理的性質 | ||
半径 | 3.2 R☉[6] | |
質量 | 2.9 M☉[6] | |
自転速度 | 205km/s[7] | |
スペクトル分類 | B3V [1] | |
光度 | 580 L☉[6] | |
表面温度 | 16,800 K[6] | |
色指数 (B-V) | -0.19[7] | |
色指数 (U-B) | -0.67[7] | |
色指数 (R-I) | -0.18[7] | |
年齢 | <15×106 年 | |
他のカタログでの名称 | ||
おおぐま座85番星[1] BD +50 2027[1] FK5 509[1], HD 120315[1] HIP 67301[1], HR 5191[1] SAO 44752[1] NSV 6450[1] |
||
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
おおぐま座η星は、おおぐま座の恒星で2等星。北斗七星を形成する恒星の1つでもあり、ひしゃくの柄の先に位置する。
特徴
地球からは北斗七星の他の星と近い位置にあるように見える。しかし、この恒星とα星は、他の北斗七星の星が属しているおおぐま座運動星団に属していない[6]。
青白い主系列星であり、比較的若い星である。肉眼で見ることのできる星としては高温の部類に入る。恒星風による強いX線による温度上昇もあるとみられている。
名称
Eta Ursae Majoris、略称は η UMa。固有名のアルカイド[2] (Alkaid[3][4]) は「先頭(の娘)」という意味をもつアラビア語の al-qāʾid が語源である[3]。2016年6月30日に国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、Alkaid をおおぐま座η星の固有名として正式に承認した[4]。
別名のベネトナシュ (Benetnasch) は「大きい棺台の娘達の長」を意味するアラビア語の K.a_'id Bana_t al Na'ash(カイド・バナト・アル・ナアシュ)を語源とする。これも北斗七星のうち、α星、β星、γ星、δ星が形作る四角形を棺台に見立て、ε星、ζ星、η星を、棺台を引く娘たちと見立てたことに由来する[3]。リチャード・ヒンクリー・アレンは、ポラリス(現在の北極星)の近くを取り囲む星々はベネトナシュの娘たちであり、北極星の周りを周回する星は、厳かな動きをしていると考えられているとしている[8]。
また、中国では『淮南子』本経訓に瑤光として見え、唐の密教経典『仏説北斗七星延命経』では破軍(はぐん)とされている。この星の守護を得ると、戦に勝てると信じられていた。
画像
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME ALCAID. 2016年11月10日閲覧。
- ^ a b 原恵『星座の神話 - 星座史と星名の意味』(新装改訂版第4刷)恒星社厚生閣、2007年2月28日、104頁。ISBN 978-4-7699-0825-8。
- ^ a b c d Paul Kunitzsch; Tim Smart (2006). A Dictionary of Modern star Names: A Short Guide to 254 Star Names and Their Derivations. Sky Pub. Corp.. p. 57. ISBN 978-1-931559-44-7
- ^ a b c “IAU Catalog of Star Names”. 国際天文学連合. 2016年11月10日閲覧。
- ^ a b “NSV”. Results for NSV 6450. 2015年10月20日閲覧。
- ^ a b c d e Jim Kaler (2014年7月18日). “Alkaid”. STARS. 2016年11月10日閲覧。
- ^ a b c d 輝星星表第5版
- ^ “Alkaid.”. 2016年11月10日閲覧。