「日本精神神経学会」の版間の差分
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また、日本人以外の他のカナダやアメリカや台湾やインドネシアなどの外国の医師の登録があるかは一般公表していないため、未確認で不明。 |
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主な事業活動は、[[精神科医]]向け学術講演会の開催と、会誌・書籍の発行、国際学術交流などである。また、[[福島県立大野病院事件]]・[[日本 |
主な事業活動は、[[精神科医]]向け学術講演会の開催と、会誌・書籍の発行、国際学術交流などである。また、[[福島県立大野病院事件]]・[[日本における自殺|自殺対策]]・[[性同一性障害]]などへの提言、[[精神保健福祉法]]への要望なども行っている。[[統合失調症]]についても、診断名が精神分裂病から変わったことについて、その経緯を公式[[ウェブサイト|サイト]]に掲載している<ref>{{cite journal | 和書 | author = [[佐藤光源]] 監修 | title = [はじめに]呼称変更の経緯 | journal = 統合失調症について - 精神分裂病と何が変わったのか | publisher = 日本精神神経学会 | volume = 〈見解・提言/情報/資料〉| issue = 2007年 | url = https://www.jspn.or.jp/activity/opinion/schizophrenia/rename.html | accessdate = 2014-05-03}}</ref>。 |
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== 歴史 == |
== 歴史 == |
2021年5月12日 (水) 05:48時点における版
設立 | 1946年 |
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法人番号 | 1010005004267 |
法的地位 | 公益社団法人 |
本部 |
東京都文京区本郷2丁目38-4 本郷弓町ビル5F |
ウェブサイト |
www |
公益社団法人日本精神神経学会(にほんせいしんしんけいがっかい、英語: The Japanese Society of Psychiatry and Neurology)は、精神医学および神経学の発展を目的として結成された公益法人である。所在地は東京都文京区本郷。日本医学会の分科会[1]。 会員数は数名から数100名と推定さるが、一般公表していないため未確認で不明。会員の構成は、精神科の専門医で構成されていると推定されるが、一般公表していないため、皮膚科、産婦人科医、眼科医、耳鼻咽喉科医、泌尿器科医、性病科医、外科医、脳神経外科医、心臓外科医、麻酔科医、内分泌科医、アレルギー科膠原病科医、内科医などの医師の登録者があるかは未確認で不明。 また、日本人以外の他のカナダやアメリカや台湾やインドネシアなどの外国の医師の登録があるかは一般公表していないため、未確認で不明。
主な事業活動は、精神科医向け学術講演会の開催と、会誌・書籍の発行、国際学術交流などである。また、福島県立大野病院事件・自殺対策・性同一性障害などへの提言、精神保健福祉法への要望なども行っている。統合失調症についても、診断名が精神分裂病から変わったことについて、その経緯を公式サイトに掲載している[2]。
歴史
- 1902年(明治35年)- 精神医学の呉秀三と内科学の三浦謹之助を中心に、会員約200名で日本神経学会を発足し、会誌『神経学雑誌』を発行する。
- 1935年(昭和10年)- 学会名と会誌名を変更。学会名 → 日本精神神経学会。会誌名 →『精神神経学雑誌』。
- 1946年(昭和21年)- 社団法人となる。
- 1961年(昭和36年)- 刑法改正問題研究会を設置。
- 1967年(昭和42年)- 臺弘教授が理事長に就任。
- 1969年(昭和44年)5月19日—22日 - 金沢学会(臺弘理事長)で、理事会不信任。評議員会解散勧告が提出される。関西精神科医師会議がパンフレット『学会を告発する』を作成。
- 1969年(昭和44年)12月20日 - 理事会が『精神病院に多発する不祥事件に関連し全会員に訴える』を発表。
- 1971年(昭和46年)3月17日 - 石川清が『前理事長台弘氏を全学会員に告発する』を発表。
- 1971年(昭和46年)3月21日 - 臺弘が『石川清氏の告発についての所感』を発表。
- 1971年(昭和46年)6月14日—16日 - 保安処分に反対する決議を採択。
- 1973年(昭和48年)4月 - 評議会有志が、臺弘による人体実験「臺実験」を告発する。
- 1973年(昭和48年)5月 - 臺弘による人体実験批判決議を採択。
- 1975年(昭和50年)5月19日 - 精神外科を否定する決議を採択。患者の通信・面会の自由に関する決議を採択。
- 1976年(昭和51年)11月23日 -『精神外科廃絶に向けての決議』案。
- 1978年(昭和53年)9月4日 - 評議委員会が『マスコミおける精神障害者の人権について』を決議。
- 1979年(昭和59年)1月20日 - 理事会が『マスコミおける精神障害者の人権について』の声明を出す。
- 1984年(昭和59年)5月 - 学会で安井健彦が宇都宮病院問題を告発。報徳会宇都宮病院問題についての見解と附帯決議を採択。
- 1986年(昭和61年)5月 -「『岐阜大学神経精神科における胎児解剖』研究に対する見解」が研究と人権問題委員会から出る。
- 1986年(昭和61年)11月1日 -「精神衛生法の改正にからめて保安処分制度新設に反対する」(保安処分に反対する精神医療従事者協議会)。
- 1988年(昭和63年)5月 -「精神保健指定医制度に反対する決議」を採択(評議委員会)。
- 1993年(平成5年)- 財団法人全国精神障害者家族会連合会より、精神分裂病の病名を変更するよう要望を受ける。
- 2002年(平成14年)8月 - 総会で精神分裂病の病名を統合失調症へ変更することを議決。
- 2009年(平成21年)7月 -「精神科専門医制度における精神科専門医資格の更新に際して必要とする取得単位を得る方法の一つとしての『研修会・研究会等への参加』」に関して、精神医学史学会を「研修会・研究会等」に指定する。
- 2013年(平成25年)4月 - 公益社団法人となる。
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脚注
- ^ “日本医学会分科会情報 日本精神神経学会”. 日本医学会. 2014年7月5日閲覧。
- ^ 佐藤光源 監修「[はじめに]呼称変更の経緯」『統合失調症について - 精神分裂病と何が変わったのか』〈見解・提言/情報/資料〉2007年、日本精神神経学会、2014年5月3日閲覧。
- ^ 日本精神神経学会 > 学会案内 > 学会概要 2018年8月5日閲覧。より。
- ^ 『東大病院精神科の30年』(p27 - p51)より。
参考文献
- 日本精神神経学会 2009年9月4日閲覧。
出版物
- 富田三樹生『東大病院精神科の30年 - 宇都宮病院事件・精神衛生法改正・処遇困難者専門病棟問題』青弓社〈クリティーク叢書 (18)〉、2000年1月。ISBN 978-4787231680。