「双極性障害を患った人物の一覧」の版間の差分
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2021年5月12日 (水) 05:49時点における版
双極性障害を患った人物の一覧(そうきょくせいしょうがい を わずらった じんぶつ の いちらん)は、双極性障害の罹患者のうち、特筆性の高い人物の一覧である。
「双極性障害#芸術的才能との関連」も参照
はじめに
- 本項は誕生日を基準として早いほうから記載している。誕生日を記すのは、人物と時代を紐付けするためであって、症状等とは無関係である。
- 一覧の記載内容は、左から順に、誕生年月日(※日本国出生者とそれ以外の日本人に限り、日本の元号を併記する)、ハイフンの後、人名、全角コロンの後、出生国(※例外は特筆する)、○○人(※イングランド人、日本人などといった区別、場合によってはユダヤ人などといった区別)、身分や職業(※王族、画家など)、備考(※印を冠して備考であることを明示する)。
- 日本人の出生国の表示としては、時代別で、 日本(徳川政権時代の日本)、 大日本帝国、 日本(戦後日本)などとしている。
18世紀生まれ
- 1749年8月28日 - ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ[1][2] : 神聖ローマ帝国自由都市フランクフルトの生まれ。ドイツ人。作家(詩人等)、自然科学者、政治家、法律家。※クレッチマーやメビウスが、双極性障害であったと考えている。
- 1770年12月16日頃 - ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン[3] : 神聖ローマ帝国ケルン大司教領ボンの生まれ。ドイツ人。作曲家。
19世紀生まれ
- 1810年6月8日 - ロベルト・シューマン[4] : ザクセン王国生まれ。ドイツ人。作曲家。
- 1850年代 - ヨーロッパにおいて、双極性障害の概念が確立。
- 1853年3月30日 - フィンセント・ファン・ゴッホ[5] : ネーデルラント王国生まれ。オランダ人、フランス人。画家。※ただし、専門家の間でも見解が分かれており、フランスのミンコフスカはてんかん説、ドイツのカール・ヤスパースは統合失調症説を説いている。
- 慶応3年1月5日(西暦換算:1867年2月9日) - 夏目漱石[5] : 日本生まれ。日本人。小説家、評論家、英文学者。※一般的には神経衰弱とされていて、他に統合失調症など諸説がある。
- 1874年11月30日 - ウィンストン・チャーチル : イギリス生まれ。イングランド人。政治家、軍人、作家。
- 1894年4月17日 - ニキータ・フルシチョフ[6] : ロシア帝国生まれ。ロシア人。政治家。
- 1896年(明治29年)8月27日 - 宮沢賢治 : 大日本帝国生まれ。日本人。作家。
- 1899年7月21日 - アーネスト・ヘミングウェイ : アメリカ合衆国生まれ。アメリカ人。作家。
20世紀前期の生まれ
- 1901年(明治34年)4月19日 - 岡潔 : 大日本帝国生まれ。日本人。数学者。
- 1909年(明治42年)6月19日 - 太宰治 : 大日本帝国生まれ。日本人。小説家。※自殺者。
- 1913年11月5日 - ヴィヴィアン・リー : イギリス領インド帝国生まれ。イギリス人。女優。※1940年から1960年まで続いたローレンス・オリヴィエとの結婚生活中に発症し、悪化していったという。
- 1927年(昭和2年)5月1日 - 北杜夫[7] : 大日本帝国生まれ。日本人。作家。医学者、医師(精神科医)。※壮年期に発症。
- 1929年(昭和4年)6月27日 - 谷沢永一 : 大日本帝国生まれ。日本人。書誌学者。
- 1933年11月3日 - ジェレミー・ブレット[8] : イギリス生まれ。イングランド人。俳優。
- 1935年(昭和10年)8月25日 - 田宮二郎[9] : 大日本帝国生まれ。日本人。俳優、司会者。※自殺者。1977年(昭和52年)3月、精神科医・斎藤茂太が診断を下したが、本人は認めようとしなかった。
- 1942年6月20日 - ブライアン・ウィルソン[10] : アメリカ合衆国生まれ。アメリカ人。ミュージシャン(ザ・ビーチ・ボーイズの作曲、ボーカル担当、ほか)。
20世紀後期の生まれ
- 1952年(昭和27年)4月3日 - 中島らも[11] : 日本生まれ。日本人。作家、広告プランナー、ラジオパーソナリティ、ミュージシャン。
- 1956年9月26日 - リンダ・ハミルトン[12] : アメリカ合衆国生まれ。アメリカ人。女優。※2005年、テレビ出演した際に公表した。
- 1957年8月24日 - スティーヴン・フライ : イギリス生まれ。イングランド人。俳優、司会者、コメディアン、作家、映画監督、ジャーナリスト。※軽度の罹患(2006年時点)。
- 1958年(昭和33年)9月13日 - 玉置浩二 : 日本生まれ。日本人。ミュージシャン、俳優。
- 1960年10月18日 - ジャン=クロード・ヴァン・ダム[13] : ベルギー生まれ。ベルギー人。俳優、格闘家。※1998年に診断された。
- 1961年(昭和36年)1月17日 - 泰葉 : 日本生まれ。日本人。シンガーソングライター、タレント、プロデューサー。
- 1962年2月6日 - アクセル・ローズ : アメリカ合衆国生まれ。アメリカ人。ミュージシャン(ガンズ・アンド・ローゼズのボーカル担当、ほか)、シンガーソングライター。
- 1966年(昭和41年)11月22日 - 絲山秋子[14] : 日本生まれ。日本人。小説家。
- 1967年2月20日 - カート・コバーン[15] : アメリカ合衆国生まれ。アメリカ人。ミュージシャン(ニルヴァーナのボーカルおよびギター担当、ほか)、シンガーソングライター。※罹患は少年時代から。
- 1969年9月25日 - キャサリン・ゼタ=ジョーンズ[16] : イギリス生まれ。イングランド人。女優。※2011年に診断された。
- 1969年(昭和44年)10月26日 - 諏訪哲史 : 日本生まれ。日本人。芥川賞作家(小説家、批評家、随筆家)。重度の双極性障害だった実父が2006年に逝去したと同時期、父から引き継ぐように発症。[17] ※2017年の新刊JPインタビュー(『岩塩の女王』)でもこの病の失語的な症状について話している。[18]
- 1970年3月27日 - マライア・キャリー : アメリカ合衆国生まれ。アメリカ人。シンガーソングライター、音楽プロデューサー、女優。※2018年の雑誌インタビューで、長年に亘る闘病生活や認めたくない日々のあったことなどを告白している(詳しくは当該記事を参照)。
- 1978年(昭和53年)4月13日 - 坂口恭平[19] : 日本生まれ。日本人。建築家、作家、アーティスト。※罹患者であることを積極的に公表し、自殺者ゼロを目指す活動に尽力する。
- 1992年8月20日 - デミ・ロヴァート : アメリカ合衆国生まれ。アメリカ人。女優、歌手。
- 中元日芽香
21世紀前期の生まれ
生年不詳
脚注
- ^ E・クレッチュマー、内村 祐之訳『天才の心理学』岩波書店、1982年。ISBN 978-4003365816。
- ^ Möbius, PJ: Über das Pathologische bei Goethe. Mattes and Seitz Verlag, 1898.
- ^ [1]
- ^ アラン・ウォーカー 『大作曲家シリーズ1 シューマン』横溝亮一訳、東京音楽社、1986年
- ^ a b 仲間秀典『開高健の憂鬱』文芸社、2004年。ISBN 978-4835568942。
- ^ 内海健『うつ病新時代 ― 双極 II 型障害という病(精神科医からのメッセージ)』勉誠出版、2006年。ISBN 978-4585052845。
- ^ 北 杜夫、斎藤 由香『パパは楽しい躁うつ病』朝日新聞出版、2009年。ISBN 978-4022504999。
- ^ TBE: Jeremy Brett FAQ - Frequently Asked Questions
- ^ 梨元勝 『芸能事件40年 田宮二郎の巻』
- ^ 「the guardian」The astonishing genius of Brian Wilson Friday 24 June 2011
- ^ 中島らも『心が雨漏りする日には〈青春文庫〉』青春出版社、2005年。ISBN 978-4413093187。
- ^ 精神疾患を抱えながらも、"最強の女性"であり続けるリンダ・ハミルトン - エキサイト(2010年8月16日)
- ^ 『about.com』Jean-Claude Van Damme - Actor July 20, 2009
- ^ 「読売新聞」躁うつ病(1)闘病が作家への転機 - ヨミドクター(読売新聞)(2009年11月5日)
- ^ “ニルヴァーナ”. The Compleat Beatles (2006年6月). 2012年3月23日閲覧。
- ^ C・ゼタ・ジョーンズ、そううつ病で入院 - AFPBB News(2011年4月14日)
- ^ 諏訪哲史『アサッテの人』文庫版あとがき(講談社文庫)(2010年7月15日発行)ISBN 978-4062767002
- ^ https://www.sinkan.jp/news/8036?page=1)
- ^ 『坂口恭平 躁鬱日記』医学書院 (2013/12/9)