「龍泉寺 (奈良県天川村)」の版間の差分
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2021年5月13日 (木) 22:35時点における版
龍泉寺 | |
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本堂 | |
所在地 | 奈良県吉野郡天川村洞川494 |
位置 | 北緯34度16分10.01秒 東経135度52分44.17秒 / 北緯34.2694472度 東経135.8789361度座標: 北緯34度16分10.01秒 東経135度52分44.17秒 / 北緯34.2694472度 東経135.8789361度 |
山号 | 大峯山 |
宗派 | 真言宗醍醐派 |
寺格 | 大本山 |
本尊 | 弥勒菩薩 |
創建年 | (伝)700年頃 |
開基 | (伝)役行者 |
札所等 |
近畿三十六不動尊31番 役行者霊蹟札所 |
法人番号 | 7150005007366 |
龍泉寺(りゅうせんじ)は奈良県吉野郡天川村洞川(どろがわ)にある真言宗醍醐派の寺院で、旧当山派の大本山である。山号は大峯山。吉野の竹林院、桜本坊、喜蔵院、東南院と共に山上ヶ岳にある大峯山寺の護持院の1つ。本尊は弥勒菩薩。近畿三十六不動尊霊場第31番札所。
概要
龍泉寺の境内には、「龍の口」と呼ばれる泉から湧き出る清水が流れていて、修験者たちから「清めの水」とされ、大峰山の第一の水行場とされるなど、修験道の道場として著名である[1]。
洞川から大峰山(山上ヶ岳)を登る修験者は、宗派を問わず、龍泉寺で水行の後、八大龍王尊に道中の安全を祈願するのが慣例となっている[1]。
洞川地区の中心的寺院として龍王講社を組織し、多くの参詣講を組織しているなど、大峯山山上ヶ岳への登拝の出発点となっている。
毎年10月の第2日曜日に、八大龍王堂大祭が行われる[1]。
歴史
伝承によれば、 700年頃、大峰山で修行していた役小角が、この地に泉を発見し、「龍の口」と名づけて、その側に小堂を建て、八大龍王を祀ったのが起源とされる[1]。
龍泉寺ができてから200年ほど後、寺から1kmほど上流にある「蟷螂の岩屋」に雌雄の大蛇が住みつき、人々を襲ったため、修験者たちが訪れなくなり、寺も衰退した[1]。そこで、当山派修験道の祖とされる聖宝理源大師が、真言の力で大蛇を退治し、寺を再興したとされる[1]。
明治時代に山上ヶ岳の蔵王堂(大峯山寺)の護持院となる。
1960年(昭和35年)に再興され、現本堂が建立された。
札所
- 近畿三十六不動尊霊場第31番
- 役行者霊蹟札所
交通アクセス
所在地:奈良県吉野郡天川村洞川494
脚注
関連項目
外部リンク
- 大峯山 龍泉寺
- 天川村 観光案内
- 奈良のむかしばなし 龍泉寺の龍の口(県民だより平成23年7月号)
- 近畿三十六不動尊霊場会 公式ホームページ