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「鴻ノ峰」の版間の差分

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'''鴻ノ峰'''(こうのみね)は、[[山口県]][[山口市]][[上宇野令]]にある標高338.0mの[[山]]。[[山口県百名山]]の一つとされており、山口市民の手軽なハイキングコースとなっている。

2021年5月13日 (木) 22:39時点における版

鴻ノ峰
鴻ノ峰遠景
標高 338.0 m
所在地 山口県山口市
位置 北緯34度11分6.7秒 東経131度27分43.6秒 / 北緯34.185194度 東経131.462111度 / 34.185194; 131.462111
鴻ノ峰の位置(日本内)
鴻ノ峰
鴻ノ峰の位置
プロジェクト 山
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鴻ノ峰(こうのみね)は、山口県山口市上宇野令にある標高338.0mの山口県百名山の一つとされており、山口市民の手軽なハイキングコースとなっている。

地理

山口市街地を一望できるロケーションを生かし、防府市大平山の親局を補完する形で旧山口市内(主に山口市北部地区)向けのテレビ・ラジオ中継局が設けられている。山頂には、大内義長築城した高嶺城跡がある。

テレビ・ラジオ送信所

  • 中継局の名称については、NHK・民放共に、市名の「山口」と冠している「山口鴻ノ峯」である。これは、防府市大平山親局の名称が「山口本局」と名乗っていることと、山口市内の重要中継局であるため[1]
  • 全局水平偏波で送信している。ただし、市内春日町周辺では強電界地域のためUHF垂直(ノイズのない減衰対策)に向ける世帯もいくつか目立つ。
  • 山口市の(合併前)旧市内の仁保地区には、大手通信会社のKDDIが、旧国際電信電話(KDD)時代から国際通信用の衛星地球局(KDDI山口衛星通信センター)を設けていることから、衛星地球局に影響を与える電波を出すことが法令で禁じられている。そうしたこともあり、各テレビ局の親局がある大平山防府市)の出力を上げることが難しいため、これを補完するための中継局が設けられている。合併前の旧市内では、大平山の電波が入らないわけではないがほとんどがこの局で地元の放送を見ているほか、ケーブルテレビの加入者も多い。
  • 山口市上宇野令字高嶺258-4
  • スピルオーバー防止のため中腹に置局している。

地上デジタルテレビジョン放送

リモコンキーID 放送局名 物理チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
1 NHK山口総合 37ch 1W 5.4W 山口県 約4万1千世帯
2 NHK山口教育 40ch 5.5W 全国
3 tysテレビ山口 34ch 山口県
4 KRY山口放送 36ch 5.4W
5 yab山口朝日放送 24ch

地上アナログテレビジョン放送

放送局名 チャンネル 空中線電力 実効輻射電力 放送対象地域 放送区域内世帯数 開局年月日 閉局年月日
NHK山口教育 42ch 映像10W
/音声2.5W
映像66W
/音声16.5W
全国 - 1969年3月22日 2011年7月24日
NHK山口総合 44ch 山口県
KRY山口放送 46ch- 1970年4月15日
tysテレビ山口 49ch- 1970年4月15日[3]
yab山口朝日放送 52ch- 1993年10月1日[3]
  • 全局中継局である。
  • 正式な局名は、NHKで山口鴻ノ峰テレビ中継放送所、KRYとtysで山口鴻ノ峰中継放送所、yabで鴻ノ峰中継放送所である。

FMラジオ放送

放送局名 周波数 空中線電力 実効輻射電力 放送対象地域 放送区域内世帯数 開局年月日
FMYエフエム山口 82.1MHz 音声10W 音声16W 山口県 - 1985年12月1日
NHK山口FM 85.9MHz 音声15.5W 1980年7月18日
KRY山口放送FM 92.3MHz 100W 110W 約57,000世帯 2018年11月12日

正式な局名は、NHKで山口鴻ノ峰FM中継放送所、FMYで山口鴻ノ峰中継放送所、KRYで山口鴻ノ峯FMである。

アクセス

備考

  • 山口県版の新聞のラテ欄において「山口」と表記される周波数は、NHK-FMとFMYに適用される。アナログ放送時代の場合、NHK総合テレビ・Eテレは「「大平山」、民放テレビ各社は「鴻ノ峯」のチャンネルを指していた。NHKは鴻ノ峯のチャンネルを表記せず、大平山の民放チャンネルは「防府」(KRYは「周南」)と表記していた。
  • テレビの場合、エリア内でも象頭山または兄弟山の山陰(麓)になるため受信困難・受信不能な地域が一部ある。この場合は、UHFアンテナ防府大平山)または小郡禅定寺山)に向ける世帯が目立つ。ただし、FMラジオは良好に受信できる。
  • アナログのTYSとYABについては、試験放送開始時期も山口親局と同じである。

脚注

  1. ^ かつては、KRYのみ「山口中継局」としていた。
  2. ^ 当初は2006年8月30日に試験電波発射予定だったが諸事情で2日延期した。
  3. ^ a b c 開局年月日が山口親局と同じ

関連項目