コンテンツにスキップ

「富山 (千葉県)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
9行目: 9行目:
|種類 =
|種類 =
|初登頂 =
|初登頂 =
|地図 = {{Embedmap|139.8814|35.0989|300}}<small>富山の位置</small>{{日本の位置情報|35|05|56|139|52|53|富山|35.0989,139.8814|富山}}
|地図 = {{Location map|Japan Mapplot|coordinates={{Coord|35.0989|139.8814}}|caption=|width=300}}<small>富山の位置</small>{{日本の位置情報|35|05|56|139|52|53|富山|35.0989,139.8814|富山}}
}}
}}
'''富山'''(とみさん)は、[[千葉県]][[南房総市]]にある[[山]]である。[[房総丘陵]]の山の一つである。2つの峰からなる[[双耳峰]]で、[[標高]]は北峰(金毘羅峰)が349m<ref name="gsi.go.jp/common/000091073">{{Cite news|url=http://www.gsi.go.jp/common/000091073.pdf|title=標高値を改定する山岳一覧 資料2|publisher=国土地理院|accessdate=2014-03-26}}</ref><ref>GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は350m。</ref>
'''富山'''(とみさん)は、[[千葉県]][[南房総市]]にある[[山]]である。[[房総丘陵]]の山の一つである。2つの峰からなる[[双耳峰]]で、[[標高]]は北峰(金毘羅峰)が349m<ref name="gsi.go.jp/common/000091073">{{Cite news|url=http://www.gsi.go.jp/common/000091073.pdf|title=標高値を改定する山岳一覧 資料2|publisher=国土地理院|accessdate=2014-03-26}}</ref><ref>GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は350m。</ref>

2021年5月13日 (木) 23:39時点における版

富山
富山(右=北峰、左=南峰)
標高 349[1] m
所在地 日本の旗 日本
千葉県南房総市
位置 北緯35度05分56秒 東経139度52分53秒 / 北緯35.09889度 東経139.88139度 / 35.09889; 139.88139座標: 北緯35度05分56秒 東経139度52分53秒 / 北緯35.09889度 東経139.88139度 / 35.09889; 139.88139
山系 房総丘陵
富山 (千葉県)の位置(日本内)
富山 (千葉県)
富山の位置
プロジェクト 山
テンプレートを表示

富山(とみさん)は、千葉県南房総市にあるである。房総丘陵の山の一つである。2つの峰からなる双耳峰で、標高は北峰(金毘羅峰)が349m[1][2] 、南峰(観音峰)342.0m。北峰には三角点と金比羅神社、そして「十一州一覧台」という展望台があり、南峰には観音堂がある。周囲一帯は「県立富山自然公園」に指定されている。

山名の由来

富山(とみさん)」という地名は、房総を開拓した天富命(あめのとみのみこと)に由来すると言われている。旧富山町の名は、この山の訓読みから来ている。

南総里見八犬伝

曲亭馬琴の伝奇小説『南総里見八犬伝』の重要な舞台になった山であるが、作品中では「とやま」(実際は「とみさん」と呼ぶ)と呼ばれている。この物語の発端部において、里見家の伏姫と犬の八房は富山に籠って暮らし、そこで伏姫が八房の気を受けて身籠った。また、物語の結末部では、隠居した八犬士がこの山に入り、仙人となっている。伏姫と八房が住んでいたとされる「伏姫籠窟」という洞穴が、山中の西面の林道沿いにある。また、北峰南側の展望台に「里見八犬士終焉の地」の標柱がある。

登山ルート

  1. JR内房線岩井駅 - 富山中学校 - 伏姫籠窟 - 富山山頂
  2. JR内房線岩井駅 - 福満寺 - 富山山頂
  3. 伊予ヶ岳 - 吉井集落 - 富山山頂

※3.のルートは、北峰と南峰の鞍部まで舗装林道が通じており、車で登ることもできる。どのルートも、登り2時間、下り1時間30分で行ける。

ギャラリー

脚注

  1. ^ a b “標高値を改定する山岳一覧 資料2”. 国土地理院. http://www.gsi.go.jp/common/000091073.pdf 2014年3月26日閲覧。 
  2. ^ GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は350m。

外部リンク