「富山 (千葉県)」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
m Bot作業依頼: Template:Mapplot JapanとTemplate:Embedmapの廃止に伴う編集 (Template:Embedmap) - log |
|||
9行目: | 9行目: | ||
|種類 = |
|種類 = |
||
|初登頂 = |
|初登頂 = |
||
|地図 = {{ |
|地図 = {{Location map|Japan Mapplot|coordinates={{Coord|35.0989|139.8814}}|caption=|width=300}}<small>富山の位置</small>{{日本の位置情報|35|05|56|139|52|53|富山|35.0989,139.8814|富山}} |
||
}} |
}} |
||
'''富山'''(とみさん)は、[[千葉県]][[南房総市]]にある[[山]]である。[[房総丘陵]]の山の一つである。2つの峰からなる[[双耳峰]]で、[[標高]]は北峰(金毘羅峰)が349m<ref name="gsi.go.jp/common/000091073">{{Cite news|url=http://www.gsi.go.jp/common/000091073.pdf|title=標高値を改定する山岳一覧 資料2|publisher=国土地理院|accessdate=2014-03-26}}</ref><ref>GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は350m。</ref> |
'''富山'''(とみさん)は、[[千葉県]][[南房総市]]にある[[山]]である。[[房総丘陵]]の山の一つである。2つの峰からなる[[双耳峰]]で、[[標高]]は北峰(金毘羅峰)が349m<ref name="gsi.go.jp/common/000091073">{{Cite news|url=http://www.gsi.go.jp/common/000091073.pdf|title=標高値を改定する山岳一覧 資料2|publisher=国土地理院|accessdate=2014-03-26}}</ref><ref>GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は350m。</ref> |
2021年5月13日 (木) 23:39時点における版
富山 | |
---|---|
富山(右=北峰、左=南峰) | |
標高 | 349[1] m |
所在地 |
日本 千葉県南房総市 |
位置 | 北緯35度05分56秒 東経139度52分53秒 / 北緯35.09889度 東経139.88139度座標: 北緯35度05分56秒 東経139度52分53秒 / 北緯35.09889度 東経139.88139度 |
山系 | 房総丘陵 |
富山の位置 | |
プロジェクト 山 |
富山(とみさん)は、千葉県南房総市にある山である。房総丘陵の山の一つである。2つの峰からなる双耳峰で、標高は北峰(金毘羅峰)が349m[1][2] 、南峰(観音峰)342.0m。北峰には三角点と金比羅神社、そして「十一州一覧台」という展望台があり、南峰には観音堂がある。周囲一帯は「県立富山自然公園」に指定されている。
山名の由来
「富山(とみさん)」という地名は、房総を開拓した天富命(あめのとみのみこと)に由来すると言われている。旧富山町の名は、この山の訓読みから来ている。
南総里見八犬伝
曲亭馬琴の伝奇小説『南総里見八犬伝』の重要な舞台になった山であるが、作品中では「とやま」(実際は「とみさん」と呼ぶ)と呼ばれている。この物語の発端部において、里見家の伏姫と犬の八房は富山に籠って暮らし、そこで伏姫が八房の気を受けて身籠った。また、物語の結末部では、隠居した八犬士がこの山に入り、仙人となっている。伏姫と八房が住んでいたとされる「伏姫籠窟」という洞穴が、山中の西面の林道沿いにある。また、北峰南側の展望台に「里見八犬士終焉の地」の標柱がある。
登山ルート
※3.のルートは、北峰と南峰の鞍部まで舗装林道が通じており、車で登ることもできる。どのルートも、登り2時間、下り1時間30分で行ける。
ギャラリー
-
富山南峰の観音堂
-
南峰と北峰の間にある里見八犬士終焉の地
-
富山北峰の展望台
-
伏姫籠穴入口
-
伏姫籠窟(内部には「仁義礼智忠信考悌」の8個の玉がある)
脚注
- ^ a b “標高値を改定する山岳一覧 資料2”. 国土地理院 2014年3月26日閲覧。
- ^ GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は350m。