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'''中津明神山'''(なかつみょうじんさん)は、[[四国山地]]西部に属する[[山]]である。'''中津山'''(なかつさん)あるいは'''明神山'''(みょうじんさん)とも呼ばれ、[[国土地理院]]の[[地形図]]には中津山(明神山)と表記されている。麓の中津の神様([[明神]])が山名の由来であるとされている<ref>[http://yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=939 Yamakei Online 中津山]</ref>。 |
2021年5月14日 (金) 00:15時点における版
中津明神山 | |
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大川嶺中腹から望む中津明神山 | |
標高 | 1,540.6 m |
所在地 | 愛媛県久万高原町・高知県仁淀川町 |
位置 | 北緯33度34分32秒 東経133度02分48秒 / 北緯33.57556度 東経133.04667度 |
山系 | 四国山地 |
プロジェクト 山 |
中津明神山(なかつみょうじんさん)は、四国山地西部に属する山である。中津山(なかつさん)あるいは明神山(みょうじんさん)とも呼ばれ、国土地理院の地形図には中津山(明神山)と表記されている。麓の中津の神様(明神)が山名の由来であるとされている[1]。
概要
四国百名山に選定されており、仁淀川を挟んで大川嶺と対峙し膨大な山容を呈している。登り口には中津渓谷があり、中津渓谷県立自然公園に指定されている。5kmほど県道を進むと中津渓谷キャンプ場がある。山腹はブナおよびミズナラなどの雑木林に覆われる。中腹にはかつてスキー場として開発された広場があり、2017年現在は吾川スカイパークとしてエアロスポーツの着陸場になっている。高度1,300m付近を過ぎると森林限界を超え、一面の笹原となり、ダイセンミツバツツジやコツクバネウツギなどの低木が見られる。
山頂手前より稜線に沿って登山道が整備されており、オフロードカーやMTBなどを楽しむことができる。またパラグライダーの離陸場も整備されている。山頂には祠があり、一等三角点「中津明神山」が設置されている[2]。また国土交通省の雨量観測所があり、大型のレーダードームが設置されている[3]。山頂からは間近に大川嶺、石鎚山脈、天狗高原、鳥型山および大野ヶ原、さらに剣山地など四国山地の主な山々を望む。
登山ルート
高知県道363号中津公園線が山頂まで通じており、狭路ではあるが自動車で山頂まで登ることが出来る。愛媛県側の稲村および中津からは古くからの登山道がある。
ギャラリー
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四国カルストから望む中津明神山
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中腹から山頂を望む
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頂上
注釈・出典
- ^ Yamakei Online 中津山
- ^ 国土地理院 基準点成果等閲覧サービス
- ^ 『分県登山ガイド 愛媛県の山』 山と渓谷社、1996年
関連項目
- 中津川 - 中津明神山を源とする。仁淀川の支流。
- 中津渓谷 - 中津明神山一帯は中津渓谷県立自然公園となっている。