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[[ディスクメディア|ディスク]]カートリッジは容量が500MBと1GB、後に2GBが加わる3種類が存在し、Jazドライブは当初の1GBまで対応のものと後継機種で[[上位互換]]の2GBまで対応したものとがある。他の[[記憶媒体]]との互換性は無く、[[コンピュータ]]とは[[Small Computer System Interface|SCSI]]で接続した。
[[ディスクメディア|ディスク]]カートリッジは容量が500MBと1GB、後に2GBが加わる3種類が存在し、Jazドライブは当初の1GBまで対応のものと後継機種で[[上位互換]]の2GBまで対応したものとがある。他の[[記憶媒体]]との互換性は無く、[[コンピュータ]]とは[[Small Computer System Interface|SCSI]]で接続した。


Jazドライブ製品末期には、[[アップル (企業)|アップルコンピュータ]]の[[Macintosh]]シリーズがSCSI標準搭載を止めたことに伴って[[FireWire]]接続ドライブの投入が計画された。しかし、アイオメガの深刻な業績悪化と時期が重なり、製品群が整理されたことで、これは幻に終わった。
Jazドライブ製品末期には、[[Apple|Apple Computer]]の[[Macintosh]]シリーズがSCSI標準搭載を止めたことに伴って[[FireWire]]接続ドライブの投入が計画された。しかし、アイオメガの深刻な業績悪化と時期が重なり、製品群が整理されたことで、これは幻に終わった。


Jazは価格が急激に低下していた[[CD-R]]・[[CD-RW]]や容量が急激に増加していたハードディスクなどに押され、市場にあまり浸透しなかった。その後、Jazの後継技術として[[REV (記憶媒体)|REV]]が開発された。
Jazは価格が急激に低下していた[[CD-R]]・[[CD-RW]]や容量が急激に増加していたハードディスクなどに押され、市場にあまり浸透しなかった。その後、Jazの後継技術として[[REV (記憶媒体)|REV]]が開発された。

2021年5月20日 (木) 10:27時点における版

1GBの容量を持つJazメディア

Jaz(ジャズ)は、アイオメガが開発したリムーバブルハードディスク。磁気によって書き換えを行い、フロッピーディスクの技術が基であるZipとは異なりハードディスクの技術を基にしており、データの読み書き速度はZipやMO(光磁気ディスク)などの同時代のリムーバブルディスクよりも圧倒的に速く、当時のハードディスクに近い性能を誇った。

ディスクカートリッジは容量が500MBと1GB、後に2GBが加わる3種類が存在し、Jazドライブは当初の1GBまで対応のものと後継機種で上位互換の2GBまで対応したものとがある。他の記憶媒体との互換性は無く、コンピュータとはSCSIで接続した。

Jazドライブ製品末期には、Apple ComputerMacintoshシリーズがSCSI標準搭載を止めたことに伴ってFireWire接続ドライブの投入が計画された。しかし、アイオメガの深刻な業績悪化と時期が重なり、製品群が整理されたことで、これは幻に終わった。

Jazは価格が急激に低下していたCD-RCD-RWや容量が急激に増加していたハードディスクなどに押され、市場にあまり浸透しなかった。その後、Jazの後継技術としてREVが開発された。

関連項目