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'''iDisk'''(アイディスク)とは、かつて[[Apple]]の有料オンラインサービス"[[MobileMe]](旧".Mac")"で提供されていた、オンライン[[ストレージ]]。プロトコルに[[WebDAV]](当初は[[Apple Filing Protocol|AFP over TCP]])を用いており、[[Mac OS]]の[[Finder]]を使って、ローカルディスクと同じようにファイルの移動や削除が行える他、[[パスワード]]を設定して共有フォルダとしても使える。[[Microsoft Windows|Windows]]でも、[[ブラウザ]]経由や「iDisk Utility for Windows」を用いることで、ファイルの[[アップロード]]・[[ダウンロード]]ができる。 |
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最初"MobileMe"は「iTools」と言う名称の無料サービスとして[[2000年]]1月に始められたが、[[2002年]]7月に有料化された。 |
2021年5月20日 (木) 11:55時点における版
iDisk(アイディスク)とは、かつてAppleの有料オンラインサービス"MobileMe(旧".Mac")"で提供されていた、オンラインストレージ。プロトコルにWebDAV(当初はAFP over TCP)を用いており、Mac OSのFinderを使って、ローカルディスクと同じようにファイルの移動や削除が行える他、パスワードを設定して共有フォルダとしても使える。Windowsでも、ブラウザ経由や「iDisk Utility for Windows」を用いることで、ファイルのアップロード・ダウンロードができる。
最初"MobileMe"は「iTools」と言う名称の無料サービスとして2000年1月に始められたが、2002年7月に有料化された。
iDiskの容量は電子メール (IMAP, POP, Web) と供用になっており、設定で容量の比率を変更できる。また、有料でストレージ容量を追加することができる。
2012年6月30日、アップルはiCloud普及にともない、iDiskのサービスを強制終了した。しかし同様の同社によるオンラインストレージサービスは、iCloud Driveが2014年に開始されるまで存在しなかった。
歴史
- 2000年1月 - iToolsスタート。iDiskの容量は25MB。
- 2002年7月18日 - ".Mac"有料化。容量が"100MB"に拡張。
- 2004年9月30日 - サービス改訂。容量が"250MB"(追加で最大1GB)に。
- 2005年9月20日 - サービス改訂。容量が"1GB"(追加で最大4GB)に。
- 2007年8月7日 - サービス改訂。容量が"10GB"(追加で最大20GB)に。
- 2008年7月11日 - サービス改訂。容量が"20GB"(追加で最大60GB)に。