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#'''LV45'''
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#'''[[愉快なピーナッツ]]'''
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#*22ndシングル。[[アップル (企業)|アップル]]「[[iPhone|iPhone 3GS]]」CMソング。
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#'''太陽のブルース'''
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#*[[大鵬薬品]]「チオビタドリンク」CMソング
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2021年5月20日 (木) 12:09時点における版

魂のゆくえ
くるりスタジオ・アルバム
リリース
録音 アメリカニューヨーク
日本東京
ジャンル ロック
レーベル SPEEDSTAR RECORDS
プロデュース くるり
チャート最高順位
くるり アルバム 年表
Philharmonic or die
2008年
魂のゆくえ
2009年
僕の住んでいた街
2010年
『魂のゆくえ』収録のシングル
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魂のゆくえ』(たましいのゆくえ)は、くるりの8枚目のオリジナルアルバム

概要

オーケストラをフィーチャーした前作『ワルツを踊れ Tanz Walzer』から一転、ロックを基調としながらも、ルーツロックジャズソウルブルースエレクトロニカ等を採り入れたサウンドに仕上がっている。

くるりとしては珍しく、ほぼノーコンセプトで制作された。シンプルにやりたくて、根本を掘り下げていった作品。ほとんどの歌詞も何も考えずに、メロディと一緒に出ていた。岸田曰く「根本にある本音や無意識が全部出てきた」。[1]

今作は主にニューヨークTOM DURACKとともにレコーディングが行われた。また、日本で三柴理内橋和久らとともにレコーディングした音源も収録されている。

「特に苦しんでいる人に聴いてほしい」「いいステップを踏み出す一歩にするために聴いてほしい」と岸田がコメントした[1]。後に岸田は、本作や次作『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』の制作時期を振り返り、「まぁつまり、元気なかったんです俺」と書いている[2]。この時期に書かれた未発表曲のうちいくつか(「その線は水平線」「心のなかの悪魔」)は、のちにシングルやアルバムのリードナンバーとして発表されている。

初回限定盤にはボーナストラックとして、2009年2月に発売された「三日月」が収録される。また、「謎の板」が封入されている。

「謎の板」は現実世界を舞台に展開されるゲームイベント・ARG(Alternative Reality Game)に使用するアイテム。CDショップや雑誌などあらゆるメディアと連動するスタイルでクエスト攻略へのヒントが示され、インターネットを通じて多くのプレイヤーが謎解きに挑戦した。

収録曲

(全作詞・作曲:岸田繁/編曲:くるり)

  1. LV45
  2. 愉快なピーナッツ
  3. 太陽のブルース
  4. 夜汽車
  5. リルレロ
  6. つらいことばかり
  7. さよならリグレット
  8. かごの中のジョニー
    21stシングルのカップリング曲。カップリングコンパイルアルバム『僕の住んでいた街』にも収録されている。
  9. Natsuno
  10. デルタ
  11. 魂のゆくえ
  12. ベベブ
  13. 背骨
  14. 三日月(初回限定ボーナストラック)

脚注

外部リンク