コンテンツにスキップ

「トニー・ファデル」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Botによる: {{Normdaten}}を追加
Cewbot (会話 | 投稿記録)
1行目: 1行目:
[[File:Tony Fadell.jpg|thumb|トニー・ファデル]]
[[File:Tony Fadell.jpg|thumb|トニー・ファデル]]
'''アンソニー ・M・ファデル''' (Anthony M. Fadell)、通称'''トニー・ファデル'''(Tony Fadell, 1969年 -)は、アメリカ合衆国のコンピューター技術者であり、2016年7月現在、[[Alphabet (企業)|Alphabet]]と[[ラリー・ペイジ]]のアドバイザー。2006年から2008年まで[[アップル (企業)|アップル]]の[[iPod]]部門担当上級副社長であった。iPodの発案者であり<ref>[http://wired.jp/wv/archives/2004/04/28/%E3%80%8Eipod%E3%80%8F%E3%81%AB%E9%9A%A0%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%94%9F%E3%81%BF%E3%81%AE%E8%A6%AA%EF%BC%9F/ 『iPod』に隠れた生みの親?]</ref>、同製品開発の中心人物の一人。
'''アンソニー ・M・ファデル''' (Anthony M. Fadell)、通称'''トニー・ファデル'''(Tony Fadell, 1969年 -)は、アメリカ合衆国のコンピューター技術者であり、2016年7月現在、[[Alphabet (企業)|Alphabet]]と[[ラリー・ペイジ]]のアドバイザー。2006年から2008年まで[[Apple]]の[[iPod]]部門担当上級副社長であった。iPodの発案者であり<ref>[http://wired.jp/wv/archives/2004/04/28/%E3%80%8Eipod%E3%80%8F%E3%81%AB%E9%9A%A0%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%94%9F%E3%81%BF%E3%81%AE%E8%A6%AA%EF%BC%9F/ 『iPod』に隠れた生みの親?]</ref>、同製品開発の中心人物の一人。


電動[[レーシングカート|ゴーカート]]を手がけるActev Motorsの共同創業者である<ref>{{Cite news|title=Exclusive: Nest CEO Tony Fadell Behind 'Smart' Go-Kart for Kids|url=http://fortune.com/2016/05/27/nest-tony-smart-go-kart/|accessdate=2018-04-04|language=en|work=Fortune}}</ref>。
電動[[レーシングカート|ゴーカート]]を手がけるActev Motorsの共同創業者である<ref>{{Cite news|title=Exclusive: Nest CEO Tony Fadell Behind 'Smart' Go-Kart for Kids|url=http://fortune.com/2016/05/27/nest-tony-smart-go-kart/|accessdate=2018-04-04|language=en|work=Fortune}}</ref>。

2021年5月20日 (木) 12:14時点における版

トニー・ファデル

アンソニー ・M・ファデル (Anthony M. Fadell)、通称トニー・ファデル(Tony Fadell, 1969年 -)は、アメリカ合衆国のコンピューター技術者であり、2016年7月現在、Alphabetラリー・ペイジのアドバイザー。2006年から2008年までAppleiPod部門担当上級副社長であった。iPodの発案者であり[1]、同製品開発の中心人物の一人。

電動ゴーカートを手がけるActev Motorsの共同創業者である[2]

略歴

1991年、ミシガン大学を卒業(コンピュータサイエンス専攻)。General Magic(アップル、ソニーなどの出資を得てPDAプラットフォームMagic Capを開発していた会社)、フィリップスの米国子会社を経て、家電企業としてFuseを創業。ハードディスクドライブを記録媒体に利用した独自の携帯音楽プレーヤーの開発に着手する[3]

Fuseは資金難から独自製品の開発を諦め、Appleと契約を結ぶ。ファデルは2001年iPod開発の責任者としてAppleに入社。2006年にはジョン・ルビンスタインの後任として、iPod部門担当上級副社長に就任した。2008年11月、同職を退任(後任はマーク・ペーパーマスター)。CEOのスティーブ・ジョブズのアドバイザーとして同社にはとどまっていたが[4]、2010年3月にAppleを退社した[5][6]

2010年にテクノロジー会社のNest[7]を起業し、家庭でのエネルギー利用の効率化が出来る学習機能を持ったサーモスタットシステムを発表している[8][9]

2014年1月にGoogleに買収されたNestのCEOを務める傍ら、2015年1月よりGoogle Glassプロジェクト責任者[10][11]も務めていたが、2016年6月に双方ともに辞任した[12]

脚注