コンテンツにスキップ

「FileMaker」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
6行目: 6行目:
| 最新版 = 19
| 最新版 = 19
| 最新版発表日 = 2020年05月21日
| 最新版発表日 = 2020年05月21日
| 対応OS = [[macOS]], [[Microsoft Windows|Windows]], [[iOS (アップル)|iOS]]
| 対応OS = [[macOS]], [[Microsoft Windows|Windows]], [[IOS (Apple)|iOS]]
| 種別 = [[データベース管理システム]] (DBMS)
| 種別 = [[データベース管理システム]] (DBMS)
| ライセンス = [[プロプライエタリソフトウェア|プロプライエタリ]]
| ライセンス = [[プロプライエタリソフトウェア|プロプライエタリ]]

2021年5月20日 (木) 23:37時点における版

FileMaker
開発元 クラリス
最新版
19 / 2020年05月21日
対応OS macOS, Windows, iOS
種別 データベース管理システム (DBMS)
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.claris.com/jp
テンプレートを表示

FileMaker(ファイルメーカー)は、クラリス社(旧ファイルメーカー社)が開発しているクロスプラットフォームのデータベースソフトウェアである。最新版は19

当初はカード型であったが、バージョンアップ毎に様々な機能を追加してきた。

FileMaker Proとなった後に大きなものでは、3.0にて関係データベース機能、4.0ではプラグイン機能及びWeb公開機能、7.0では多テーブル構造を取り入れファイル形式を変更し、データベースのキャパシティーが増大した。現バージョンではカード型の平易さを残したまま、かなりの規模のデータベースを構築できる。また、簡易DTP機能を備えており、ページデザインの自由度もデータベースソフトとしては高い。

日本語版はバージョン6までがカタカナ表記、バージョン7以降は英字表記が正式となる。

製品と概要

FileMaker Pro
ユーザ独自のビジネスアプリケーション(クラリス社では"カスタム App"と呼称)の作成、変更、利用、共有ができるデスクトップソフトウエア(Mac/Windows)。以下FMPと記す。FMP11より、「FileMaker グラフ」(垂直棒グラフ、水平棒グラフ、面グラフ、線グラフ、円グラフなどを作成できるグラフ機能)、「クイックレポート」(スプレッドシートのような形式でレポートが作成できる機能)「スナップショットリンク」(ある時点での特定の対象レコードを保存し情報共有可能な機能)が追加された。2018年5月16日に発売された FileMaker 17 を以て FileMaker Proは FileMaker Pro Advanced に統合されたため、FileMaker Pro 16 にて販売を終了したが、FileMaker Pro 17 Advanced 、FileMaker Pro 18 Advanced リリース後、2020年5月21日 Claris FileMaker Pro 19 として発売。Advanced の機能は継続し名称は削除された。
FileMaker Server
FMPで作成したデータベースをLANネットワークへ公開し、共有する事に特化したサーバーソフトウエア。バックアップ機能等がある。単体ではデータベースの参照・作成は出来ない。使用方法は、FileMaker Server (FMS) をサーバマシンにインストールしてデータベースを公開し、クライアントマシンにインストールしたFMPからネットワーク越しにFMSで公開されたデータベースにアクセスする。なおバージョン9からはPHPおよびXSLTを利用したカスタムWeb公開も、通常版FileMaker Serverで可能となった。バージョン11のときに発売されたFileMaker Go(iOSアプリ)により、データベースソリューションにiOSデバイスからアクセスすることが可能となった。パッケージ製品の販売はバージョン12にて終了。以後ボリュームライセンスのみとなる。バージョン13から搭載されたFileMaker WebDirectにより、データベースソリューションにWebブラウザからアクセスすることが可能となった。
FileMaker Go
iPhone / iPod touchiPad用のユニバーサルアプリ。機能制限はあるが、FMPで作成したデータベースを使用できる。開発機能は無い。2010年7月発売(当初は有償だったがバージョン12から無償)。
データベース共有(FileMaker CloudかFileMaker Server、FileMaker Pro/Advancedでアクセス権を設定)されたデータベースソリューションに、Wi-Fiまたは携帯電話回線経由でアクセスする。または、データベースファイルをiTunesのファイル共有でデバイスにコピーしてオフラインでの使用も可能。
主な機能として、iPad や iPhone でデータを収集、編集、検索、ソートすることができ、AirPrint を使って、レポートや帳票の印刷も可能。署名のキャプチャ(iPad または iPhone 上で紙のフォームに署名するようにドキュメントに署名してカスタム App に追加)、バーコードスキャナ、センサーのサポート( iPad または iPhone デバイスの iOS センサーから位置、傾き、速度、加速度、回転速度、磁気、気圧、およびバッテリーの充電レベルなどの情報を収集)。2020年5月リリースされた Claris FileMaker Go 19では、Siri ショートカットのサポート、Core ML (機械学習) モデルをロードして使用、NFC (近距離無線通信) タグをスキャンできる。

FileMaker Cloud for AWS

  • 日本では2017年7月から東京リージョンでサービス開始。2022年1月1日サポート終了。
  • アマゾンウェブサービス(Amazon Web Services)を使用して、クラウド上にFileMaker Pro Advancedで作成したユーザ独自のデータベースソリューション(クラリス社では"カスタム App"と呼称)を共有できるクラウドサービス。FileMaker Pro、FileMaker Go、および FileMaker WebDirect のいずれもクライアントとしてアクセス可能。
  • AWS Marketplaceを通じて利用人数(ユーザ数)分のFileMakerソフトウェアごと購入する方法と、クラリス社からソフトウェアライセンスを購入し、BYOL(Bring Your Own License)でFileMaker Cloudに持ち込んで稼働させる方法がある。
  • オンプレミスのFileMaker Serverと比較した場合のメリットは、サーバーマシン用のHD/OSの調達コストや管理コストが不要、時間単位課金を選択可能、スケーラビリティの拡張や縮小が容易、など。デメリットはESSアダプタやカスタムWeb公開がサポートされないこと。
  • FileMaker Cloud for AWSは、ユーザがAWSアカウントを所有し、EC2・EBS/S3・データ転送などはAWSから別請求となっている。このため、インスタンスの停止・開始のほか、ユーザライセンス・同時接続ライセンス・サイトライセンスのBYOLライセンスで稼働可能。
  • FileMaker Cloud for AWS は、リリースバージョンとして、Cloud1.15, Cloud1.16, Cloud1.17, Cloud1.18 がリリースされ、1.18が最終バージョンとなる。

FileMaker Cloud

  • 日本では2020年5月21日のFileMaker 19 リリースと同時に、東京リージョンでサービス開始。リリースバージョンは Cloud2.19。
  • FileMaker Cloud for AWS の後継バージョンとしてリリースされ、クラリス社が一括して管理するサービス。
  • ライセンス費用, AWS EC2, EBS, S3, Data転送, SSL 費用など全てを含めたオールインワンのプラットフォーム統合形で提供されている。
  • FileMaker Cloud では、ClarisIDが提供され、ユーザ認証にOAuth標準トークンを使用、オプションの多要素認証が使用可能となっている。
  • FileMaker Cloud は、ClarisID ユーザ単位での課金となり、BYOL・同時接続ライセンス・サイトライセンスでの提供はされていない。
  • FileMaker Cloud のマシンスペックは ユーザ数に応じて自動的に拡張される (t2.medium〜m4.4xlarge)が、追加Add-on 料金を支払うことにより少ないユーザでもインスタンススペックを高くできる。


Claris Connect

  • 2019年にイタリアの Stamplay社を買収し、ClarisConnectとして 2020年3月リリース。データの統合・連携を可能とするクラウドベースのサービスで、Twitter、Slack、Dropbox、Box、Twilio など、世界中で広く使用されているエンタープライズ App を含む 50 種類近くのコネクタを利用でき、FileMakerとも連携できるが、FileMakerと関係なく動作する。
  • 2020年5月21日 日本国内での FileMaker 19リリース公開に合わせて、日本製サービスのコネクタとして弁護士ドットコム株式会社の クラウドサインと、Chatwork株式会社Chatworkが新たに追加された。

販売終了製品

FileMaker Pro Advanced

FMPと同様の機能を有し、さらに開発専用ツールやセキュリティ(AES256ビット暗号化)を付加した上位版。ユーザが FileMaker Pro を持っていなくても使える、スタンドアロン型ランタイムソリューションを作成できるほか、計算式の使い廻しが容易となるカスタム関数が作成できる(FMPでも使用可能)。スクリプトデバッガを用いてステップごとにスクリプトを確認することにより、問題のある箇所を特定できるようになった。バージョン7までの名称はFileMaker Developer。FileMaker 17 および FileMaker 18 は Windows Mac OSにインストールできるクライアントソフトとして FileMaker Pro Advanced のみとなる。2020年5月21日 Claris FileMaker Pro 19 として Advanced 機能が搭載されてリリースされ、Advanced の名称は削除された。 FileMaker ランタイムソリューションの作成機能は FileMaker Pro 18 Advanced を以て廃止された。

FileMaker Server Advanced

FileMaker Serverの上位バージョンにあたる製品。FileMaker Serverの機能に加えてODBC/JDBCデータソースとなる機能と、インスタントWeb公開機能を備えた。同時接続できる FileMaker Pro クライアント数の制限が無くなり(ただし、使用するハードウェアとオペレーティングシステムによって制限あり)、同時接続250ユーザまで可能となった。Server/Server Advanced間の差違が、バージョン8までとは異なっている[1]。バージョン13でFileMaker Serverと統合され、販売終了した。
FileMaker Mobile
PalmPocket PCとFMPで作成したデータベースを連動させるソフトウエア。FMPと併用する。2001年にバージョン1が登場(当時はPalmのみ対応)。バージョン2.1でPocket PCに対応した。
バージョン7よりFMPとナンバーが統一されるも、バージョン8版をもって開発終了となり、販売・サポートは終了した[2]
ファイルメーカー Mobile for i-mode
ファイルメーカーProで作成したデータベースから、iモード対応サイトを作るサーバソフトウェア。2002年3月に日本のみで発売された。2005年9月に出荷終了。

主な機能

FileMaker Data API
FMS 16から追加された機能。FMS 17では API フォーマットがさらに標準化され、より簡単に作業できるようになった。FileMaker Data API は、共有データベースのデータに Web サービスからアクセスできるようにするアプリケーションプログラミングインターフェース (API) で、REST (Representational State Transfer) アーキテクチャを使用しており、FileMaker Data API は REST API である。この REST API を使用して FileMaker のデータを他のアプリケーションや Web サービスに接続することができる。

FileMaker WebDirect機能

FMS 13から追加された機能。多少の制限はあるが、FileMaker Pro/FileMaker Pro Advancedで作成したデータベースの画面そのものを、Webブラウザで表示し、CGIやSQLを使わずにデータの入力、検索などが出来る。使用するには、FileMaker Serverだけでなく「ユーザ接続ライセンス」または「同時接続ライセンス」の購入が必要。
カスタムWeb公開機能
FileMaker Server/FileMaker Server Advancedを利用して、PHP/XSLTを使ったWebページと連携する機能。
ランタイム生成機能
FileMaker Pro Advancedのみの機能。作成したデータベースをアプリケーション化し、FileMakerがインストールされていない環境でも利用可能にする。Mac用アプリ生成にはMac版FileMakerが、Windows版生成にはWindows版FileMakerが必要だが、FileMaker 8.5以降では「1ユーザが同時使用しない限り、2台のマシンへのインストールが可能」というライセンス形態となったため、1ライセンスで両バージョンの生成ができる。FileMaker18Advancedが最終供給となる。
FileMaker グラフ
FMP 11から追加された機能。垂直棒グラフ、水平棒グラフ、面グラフ、線グラフ、円グラフという5種類の形式でグラフを作成することが可能。
クイックレポート機能
FMP 11から追加された機能。スプレッドシートのような形式でレポートを作成することができる。

iOS App SDK (ソフトウェア開発キット)

FileMaker で作成したカスタム App を iOS アプリに変換するツールキット。プッシュ通知、HealthKit、HomeKit、および Apple Pay などの iOS テクノロジーに接続する iOS アプリを作成できる。経験豊富な FileMaker 開発者向けで、FileMaker Developer Subscription (年間サブスクリプション) 購入者の特典。

バージョン履歴

バージョンアップ時には、ファイルの互換性を保った形とそうでない物があり、互換性の無いバージョンアップの際には、使用する拡張子を変更している。

バージョンと拡張子は以下の通りである。

  • .fmp = 2
  • .fp3 = 3
  • .fmj = 3 / 4.0 / 4.1(日本語版)
  • .fp4 = 4
  • .fp5 = 5 / 5.5 / 6
  • .fp7 = 7 / 8 / 8.5 / 9 / 10 / 11
  • .fmp12 = 12 / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 /19
年月 バージョン 開発元 備考
1985年4月 FileMaker, v1.0 Forethought Inc.
1986年10月 FileMaker Plus, v2.1
1988年7月 FileMaker 4, v4 Nashoba Systems
1988年8月 FileMaker II, v 1.0 Claris Corporation
1989年4月 FileMaker II, v 1.0(日本語版)
1989年7月 FileMaker II, version 1.1v2
1990年10月 FileMaker Pro 1.0v1
1991年3月 FileMaker Pro 1.0v2
1992年3月 FileMaker Pro 1.0v3
1992年9月 FileMaker Pro 2.0v1 Windows対応
1992年10月 FileMaker Pro 2.0v2
1993年3月 FileMaker Pro 2.0v3
1993年4月 FileMaker Pro 2.0v4
1993年8月 FileMaker Pro 2.1v1
1994年2月 FileMaker Pro 2.1v2
1994年7月 FileMaker Pro 2.1v3/SDK 2.1
1994年7月 FileMaker Pro Server 2.0v
1994年7月 FileMaker Pro SDK 2.1v1
1995年3月 FileMaker Pro Server 2.1v1
1995年10月 FileMaker Pro 3.0v1 TCP/IPネットワーク、関係データベース機能追加
1996年1月 FileMaker Pro Server 3.0v1
1996年1月 FileMaker Pro 3.0v2
1996年6月 FileMaker Pro 3.0v3
1996年6月 FileMaker Pro 3.0v4
1996年6月 FileMaker Pro SDK 3.0v1
1997年9月 FileMaker Pro 4.0v1
1999年6月 FileMaker Pro 4.1v2 FileMaker, Inc. プラグイン機能、Web公開機能追加
1999年9月 FileMaker Pro 5.0v1
1999年11月 FileMaker Server 5.0v1
2001年3月 ファイルメーカー Mobile
2001年5月 FileMaker Pro 5.5v1
2001年7月 FileMaker Server 5.5v1
2002年3月 ファイルメーカー Mobile for i-mode 日本のみでの発売
2002年5月 ファイルメーカー Mobile 2
2002年9月 FileMaker Pro 6.0v1
2002年12月 ファイルメーカー Mobile 2.1
2004年3月 FileMaker Pro 7.0v1
2004年5月 FileMaker Server 7.0v1
2004年5月 FileMaker Pro 7.0v2
2004年6月 FileMaker Mobile 7
2004年9月 FileMaker Server 7.0v2
2004年10月 FileMaker Pro 7.0v3
2005年5月 FileMaker Mobile 7v1
2005年8月 FileMaker Pro 8.0v1
2005年8月 FileMaker Pro Advanced 8.0v1
2005年9月 FileMaker Server 8.0v1
2005年12月 FileMaker Pro 8.0v2
2005年12月 FileMaker Pro Advanced 8.0v2
2006年1月 FileMaker Server Advanced 8.0v1
2006年1月 FileMaker Mobile 8
2006年4月 FileMaker Pro 8.0v3
2006年4月 FileMaker Pro Advanced 8.0v3
2006年4月 FileMaker Server 8.0v3
2006年4月 FileMaker Server Advanced 8.0v3
2006年8月 FileMaker Server 8.0v4
2006年8月 FileMaker Server 8.0v4 Advanced
2006年9月 FileMaker Pro 8.5
2006年9月 FileMaker Pro 8.5 Advanced
2007年3月 FileMaker Pro 8.5v2
2007年3月 FileMaker Pro 8.5v2 Advanced
2007年9月 FileMaker Pro 9 外部 SQL データソースとの接続、 条件付き書式、メール送信、 スクリプトのグループ化、 リンク送信データベース共有機能、自動サイズ変更、PDF に追加
2007年9月 FileMaker Pro 9 Advanced
2007年9月 FileMaker Server 9
2007年9月 FileMaker Server 9 Advanced
2009年1月 FileMaker Pro 10, Pro 10 Advanced ステータスツールバー、 スクリプトトリガ、 ダイナミックレポート機能、 検索条件の保存、SMTP 経由のメール送信、挿入時のタブ順設定

IPv6 のサポート、ポップアップヘルプ

2009年1月 FileMaker Server 10, Server 10 Advanced
2010年4月 FileMaker Pro 11, Pro 11 Advanced FileMaker グラフ、 クイックレポート、 定期的なインポート、 スナップショットリンク、 クイック検索、 レイアウトフォルダ、 ポータルフィルタリング、外部ファイルの保護 検索条件とマージフィールドに変数の使用、fp7 最後のバージョン
2010年4月 FileMaker Server 11, Server 11 Advanced
2010年7月 FileMaker Go FileMaker Go 11 リリース(有償)
2012年4月 FileMaker Pro 12, Pro 12 Advanced 拡張子変更(fmp12)、iOS デザイン&開発ツール、クイックグラフ、ウインドウスタイルの定義、[URL から挿入]スクリプトステップ、Execute SQL 関数、ESS との統合強化、64bit 対応。IWP(インスタントウェブ)最終提供バージョン。
2012年4月 FileMaker Server 12, Server 12 Advanced
2012年4月 FileMaker Go 12 for iPad, for iPhone FileMaker Go 無償化。
2013年12月 FileMaker Pro 13, Pro 13 Advanced カスタムテーマ、スタイル、インスペクタの属性、フィールドピッカー、データベースのAES256bit暗号化、スライドコントロール / ポップオーバー、オブジェクトの表示 / 非表示を操作、計算式を用いるタブコントロールのタイトルとダイアログボタンのタイトル、FileMaker WebDirect(IWPを廃止)、

[サーバー上のスクリプト実行] スクリプトステップ

2015年5月 FileMaker Pro 14, Pro 14 Advanced, Go 14, Server 14 スクリプトワークスペース, 起動センター, ボタンアイコン, スタンバイサーバー, WebDirectのタブレットブラウザ対応
2016年5月 FileMaker Pro 15, Pro 15 Advanced, Go 15, Server 15 iBeacon対応, Touch ID/3D Touch/App Extensions対応, WebDirectのスマートフォンブラウザ対応, 基本のStarter Solution, マスク付き編集ボックス, ESSアダプタ
2017年5月 FileMaker Pro 16, Pro 16 Advanced, Go 16, Server 16 レイアウトオブジェクトウインドウ、カード、Windows OS 上での新しい FileMaker Pro インターフェース、値一覧のコピーと貼り付け、FileMaker データソース参照内の変数、cURL オプションの機能強化、JSON 関数、外部スクリプトステップ、クリック可能なセキュリティロックアイコン、OAuth 2.0 によるアカウントをサポート、フィールドレベルでのテキストの暗号化
2018年5月 FileMaker Pro 17 Advanced, Go 17, Server 17 iOSセンサー情報収集、Goが実行されていない環境でのローカル通知、アカウントのロックアウト、電子メールへの複数ファイルの添付、ボリュームライセンス販売形態をデバイスライセンスからユーザライセンスモデルへ変更。ボリュームライセンス管理にはライセンス証明書方式が採用され ファイルメーカー社に対して定期的にライセンス利用状況が送られると同時に、契約更新やライセンスの追加注文をすると、ライセンス情報が自動的に書き換えられる仕組みが採用された。

FileMaker data migration tool をFDSメンバー向けに公開。

2019年5月 FileMaker Pro 18 Advanced, Go 18, Server 18 データインポートのための新しいユーザインターフェース、 起動時に特定のカスタム App を開く、URLにfmp18スキーマを使用してファイルを開く、 ファイルバージョンの比較、スクリプトエラーログ、 新しいセキュリティアクセス管理、プラグインセキュリティの機能強化、デフォルトのファイルアクセス保護、FileMaker Go 対応バーコード追加、FileMaker Server Admin API サポート。新元号「令和」対応済(FileMaker17〜15はアップデートにより令和対応済)
2020年5月 Claris FileMaker Pro 19, Go 19, Server 19 Claris International Inc. JavaScript の統合、Claris ID および外部アイデンティティ プロバイダ (IdP) アカウント認証、macOS ダークモードのサポート。32bit OS および Windows 7 をサポート対象外に。FileMakerGoでのNFCタグの読み込み、機械学習モデルを構成、Siri ショートカットをサポート。FileMaker Server Linux (CentOS) 開発者プレビュー版リリース。

関連項目

外部リンク