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* [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]<ref>{{Cite web|title=Android support for Microsoft Exchange in pure Google devices|url=http://static.googleusercontent.com/external_content/untrusted_dlcp/www.google.com/en/us/help/hc/images/android/MicrosoftExchangePoliciesinAndroid.pdf|website=static.googleusercontent.com|accessdate=July 11, 2017}}</ref> |
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2021年5月21日 (金) 02:01時点における版
Exchange ActiveSync (エクスチェンジ・アクティブシンク、EAS)は、メッセージングサーバからスマートフォンや他のモバイルデバイスに電子メール、連絡先、カレンダー、タスク、メモを同期するための独自のプロトコルである。このプロトコルは、モバイルデバイス管理とポリシー制御も提供する。このプロトコルはXMLをベースにしている。モバイルデバイスとは、 HTTPまたはHTTPSを介して通信する。
使用法
当初はAirSyncとしてブランド化され、Microsoft Exchange ServerとPocket PCデバイスのみをサポートしていたが、その後マイクロソフトは、グループウェアとモバイルデバイス間の同期のためのテクノロジとして競合他社にもライセンスを広く提供している。
- GroupWiseでのNovell GroupWise Mobility Servicesソフトウェア
- Lotus NotesでのIBM Notes Traveler
- Mailsite
- MDaemon Email Server
- グーグルでのGoogle Workspaceの有料版サブスクリプションで2013年から[1]
Windows Phoneでのサポートに加えて、EASクライアントのサポートは次のものに含まれる。
- Android[2]
- iOS[3]
- BlackBerry 10スマートフォンとBlackBerry PlayBookタブレットコンピューター
オンプレミスのExchange Serverだけに限らず、さまざまな個人向けや企業向けのホスティングサービスであるOutlook.com、Microsoft 365なおでもEASを使うことができる。 Windows 8デスクトップに同梱されている電子メールアプリケーションであるメールアプリも、このプロトコルをサポートしている[4]。
一方、以下のクライアントではEASはサポートされていない
ライセンス
2000年代初頭から、EASはライセンス提供されるようになった。当時はクライアント向けのプロトコルライセンス提供のみだった[5] 。モトローラは最初のライセンシーであり、EASの2.1バージョンのライセンスを取得することから始まった。他のさまざまな組織もEASのライセンスを取得し、マイクロソフトは最終的に2007年にEASのサーバー側のライセンス提供を開始した[6]。 プロトコルライセンスの提供は2008年まで続いた。
2008年12月、マイクロソフトはEASのライセンスをプロトコルライセンスからEASの特許のライセンス[7]に移行し、完全なプロトコルドキュメントを提供した[8] 。 EASは一連の特許としてライセンスされているため(他の企業にコンピュータコードを提供するわけではない)、さまざまなクライアントとサーバがプロトコルの全機能のサブセットを実装し、実装はライセンスを取得した各企業によって行われる。 GoogleはGoogle Workspaceの有料ユーザー向けにEASを実装している。同様に、IBMとNovellは、マイクロソフトと競合するグループウェアサーバ(Lotus DominoとNovell GroupWise)がそれぞれIBM Notes TravelerとNovell Data Synchronizer Mobility Packを介してスマートフォンやその他のデバイスをサポートする技術を実装している。
ロゴプログラム
2011年4月、マイクロソフトはEASロゴプログラム[9]を開始した。このプログラムは、モバイル電子メールデバイスでサードパーティのEASクライアントをテストする。マイクロソフトからEASプロトコルのライセンスを取得している携帯電話メーカーが、このプログラムに参加する。規格に準拠するには、EASクライアントはEAS v14.0以降を採用し、次の機能と管理ポリシーを有効にする必要がある。
- ダイレクトプッシュメール、連絡先、カレンダー
- 会議の承諾、辞退、仮承諾
- リッチフォーマットの電子メール(HTML)
- メールの返信/転送の状態フラグ
- グローバルアドレス帳のルックアップ
- Autodiscover (自動検出)
- デバイスの種類/モデルのAllow-Block-Quarantine (ABQ) 文字列 (デバイスによってEASを有効にするかどうかを選択する機能向け)
- リモートワイプ
- パスワード必須
- 最小パスワード長
- ユーザー入力なしのタイムアウト
- 失敗した試行の数
関連項目
脚注
- ^ Google Extends Exchange ActiveSync Support for Gmail. Brighthand.com. Retrieved on 2013-10-23.
- ^ “Android support for Microsoft Exchange in pure Google devices”. static.googleusercontent.com. July 11, 2017閲覧。
- ^ Apple adds Exchange support to iPhone, unveils SDK. Computerworld (2008-03-06). Retrieved on 2013-10-23.
- ^ Mail app for Windows - Microsoft Windows. Windows.microsoft.com. Retrieved on 2013-10-23.
- ^ “Exchange ActiveSync Protocol”. Legal and Corporate Affairs. Microsoft. 19 November 2012閲覧。
- ^ “Microsoft and Xandros Expand Collaboration”. July 7, 2010閲覧。
- ^ “Microsoft Expands Exchange ActiveSync Licensing Program”. July 19, 2015閲覧。
- ^ “Exchange ActiveSync protocol documentation”. MSDN. 19 November 2012閲覧。
- ^ “Exchange ActiveSync logo program”. Microsoft TechNet. Microsoft. 19 November 2012閲覧。
参考文献
- “Exchange ActiveSync: Frequently Asked Questions”. Microsoft Exchange Server TechCenter. Microsoft Corporation (2012年). 2012年11月23日閲覧。
- “Exchange ActiveSync”. Microsoft TechNet. Microsoft (5 October 2012). 19 November 2012閲覧。
- “Mobile Email with Exchange ActiveSync”. Microsoft Exchange portal. Microsoft. 19 November 2012閲覧。
- “Exchange ActiveSync Overview”. TechNet Wiki. Microsoft. 19 November 2012閲覧。
- “Exchange ActiveSync Client Comparison Table”. TechNet Wiki. Microsoft. 19 November 2012閲覧。
- “New to Exchange ActiveSync Development?”. MSDN Blog. Microsoft. 28 November 2012閲覧。
- “Exchange Server Protocol Documents”. MSDN Documentation. Microsoft. 28 November 2012閲覧。
- “Exchange Server Interoperability Guidance”. Exchange Server - Dev Center. Microsoft. 28 November 2012閲覧。