「ゴジータ」の版間の差分
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
m Bot作業依頼: Apple関連記事の改名に伴うリンク修正依頼(2) (iOS (Apple)) - log |
||
66行目: | 66行目: | ||
: 劇場版アニメ第20作目にて初使用。 |
: 劇場版アニメ第20作目にて初使用。 |
||
: 超サイヤ人に変身したゴジータが上空に飛翔し、上空から強力な光弾を星くずのように降らす。この技でブロリーを怯ませた。 |
: 超サイヤ人に変身したゴジータが上空に飛翔し、上空から強力な光弾を星くずのように降らす。この技でブロリーを怯ませた。 |
||
: 技の名前は[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]・[[ |
: 技の名前は[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]・[[iOS (Apple)|iOS]]用のゲームアプリ『[[ドラゴンボールZ ドッカンバトル]]』から。 |
||
: また、『[[スーパードラゴンボールヒーローズ]]』にも「スターダストレボリューション」として同様の技が登場している。 |
: また、『[[スーパードラゴンボールヒーローズ]]』にも「スターダストレボリューション」として同様の技が登場している。 |
||
; 瞬間移動 |
; 瞬間移動 |
2021年5月23日 (日) 04:19時点における版
ゴジータ Gogeta | |
---|---|
ドラゴンボールのキャラクター | |
登場(最初) | ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ |
声優 | 野沢雅子、堀川亮 |
プロフィール | |
性別 | 男 |
種類 | サイヤ人(悟空とベジータの2人が融合した戦士) |
ゴジータは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』を原作とした劇場アニメ『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』、『ドラゴンボール超 ブロリー』、テレビアニメ『ドラゴンボールGT』に登場する架空のキャラクター。原作の漫画には登場しない。
本項では、フュージョンをして失敗した姿のベクウについても触れる。
人物像
孫悟空とベジータの2人がフュージョンをしたことにより誕生した融合戦士。劇中での声は悟空役の野沢雅子とベジータ役の堀川亮(現:堀川りょう)が2人同時に喋る。一人称は「オレ」。
サイヤ人同士の融合なので、見た目にはそれほどの変化はない。身につけている服は、同じ融合戦士のゴテンクスと同様にメタモル星人の民族衣装である[1]。
名前の由来は悟空とベジータの2人の名前を合わせたものである。
「オレは悟空でもベジータでもない、オレはキサマを倒す者だ!!」という決め台詞は、『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』、『ドラゴンボールGT』第60話の登場シーンで使われている。
『Vジャンプ 2004年7月号』「DRAGON BALL魂」のコーナーの『ドラゴンボールZ3』特集(掲載画像は超サイヤ人ゴジータ)では「推定戦闘力25億以上」と書かれている[2]。
作中での活躍
劇場版
閻魔大王の救出に向かった悟空とあの世の混乱で復活したベジータの2人が圧倒的な強さを誇るジャネンバを倒すためにフュージョンをした姿。原作でポタラの力によって同じ2人が合体した姿のベジットは、表面的には挑発的で傲慢な性格を装うも、内心では魔人ブウに吸収された仲間の救出を遂行するための策士であったのに対し、ゴジータは寡黙で冷静沈着な性格という印象を与えるが、ジャネンバという殻が消滅し、元の姿に戻ったサイケ鬼がゴジータの姿を見て怯えて逃げ出す姿を見て微笑むなど、決して無愛想というわけではない。本作では2人がフュージョンをすることに成功した際は、すでに超サイヤ人に変身していた。
その直前に、2人がフュージョンに失敗した(ベジータがポーズを間違えたため)姿の「ベクウ」も登場した。命名は南の界王によるもので本人は「ゴジータ」と名乗っている。この時の姿は小柄で肥満体である。劇中ではよくこけたり、よく転がったりしていた。ベクウは自信過剰な性格だが、あくまで不完全な融合であり、戦闘力を発揮することはできなかった。しかし、ジャネンバの攻撃を予測できないマヌケな動きでなんとか30分間耐え切り、元の2人に分離することに成功する。その後、パイクーハンが悟空たちがフュージョンを成功させるための時間を稼いでいる間に2人は再度フュージョンをして遂に成功させ、超サイヤ人3に変身した悟空でも全くかなわなかったジャネンバを視覚では捉えられないほどの強力な拳打と蹴技で圧倒し、とどめは虹色に輝くエネルギー球から生成された眩い光で瞬く間に撃破する。ジャネンバは無数の光の粒子となって消滅する際に、渾身の力を込めたパンチをゴジータの顔面に当てるが、ゴジータは眉一つ動かさず受け止めるなど圧倒的な強さを見せ付けた。
映像外部リンク | |
---|---|
映画「ドラゴンボール超 ブロリー」ゴジータ参戦予告 - YouTube |
2018年公開の映画『ドラゴンボール超 ブロリー』にも登場。劇場版としては23年ぶりの再登場となる。今作では『復活のフュージョン!!』には登場しなかった黒髪の平常時の姿と、超サイヤ人の進化形態である青髪の超サイヤ人ブルー[注 1]に変身した姿の2形態のゴジータが登場する。
ブロリーとの戦いで超サイヤ人ブルーに変身しても勝てないと判断した悟空は、ブロリーの標的が自分たちからフリーザに変わった隙に、ベジータを連れ瞬間移動を使用してピッコロのもとへ戦線離脱する。2人はピッコロからフュージョンを指導され、ポーズに2回失敗し3回目で成功させた。
フュージョンが成功するとピッコロから名前を聞かれ、「確かに名前があったほうがかっこいいかも」と熟考した末「ポタラの時はベジットだったから、ゴジータだ!」と名乗り、瞬間移動で1時間ほど時間稼ぎをしてくれたフリーザのもとに赴いた。
その直後に瞬間移動でブロリーのもとに戻り、少しだけ時間稼ぎをしてくれたウイスに代わり最終決戦を挑む。この戦闘ではすぐに超サイヤ人ブルーにならず、平常時の状態や超サイヤ人を使い分け、ブロリーはゴジータの強さに焦りを感じフルパワー状態に変身するが、フルパワー状態に変身したブロリーの姿を見たゴジータは、それに対抗するため超サイヤ人ブルーに変身し、ブロリーを圧倒的な強さで追い詰めていく。ゴジータは渾身の力を込めたかめはめ波で決着を着けようとするも、チライがドラゴンボールを使用し、ブロリーを元いた惑星バンパに強制帰還させて攻撃を免れ、その後、ドラゴンボールを勝手に使ったチライたちを始末しようとするフリーザを止め、戦いを終わらせた。
ドラゴンボールGT
第60話で登場。邪悪龍たちの親玉の超一星龍(スーパーイーシンロン)を倒すために、ベジータから戦いの最後の切り札としてフュージョンを持ち掛けられ、超サイヤ人4に変身した悟空とベジータの2人がフュージョンした姿の超サイヤ人4ゴジータが登場した。超サイヤ人4の状態の悟空とベジータとは異なり、髪の毛の色は赤、体毛の色は茶色となっている。劇場版アニメ第15作目の寡黙で冷静沈着な性格だったゴジータとは大きく異なり、宇宙最強の強さを持ってしまったゆえゴテンクスのような挑発的な性格とふざけた態度が強調されており[注 2]、これが災いして結果、フュージョンをしていられる時間内に超一星龍を倒しそびれたが、超サイヤ人4の状態でフュージョンをすると激しくパワーを使うため、10分で元に戻るからである。能力は圧倒的な戦闘力の他に、5人に分身したり、クラッカーを出したりと、普段の2人には使えない不思議な技も使用した。体内に自然のあるべき姿の力「プラスエネルギー」を持ち、マイナスエネルギーを中和できるため[3]、超一星龍が放った「マイナスエネルギーパワーボール」を逆に利用し、マイナスエネルギーによって汚染された地球を浄化した。
超一星龍を子供扱いするほどの圧倒的な力を見せたが、その力に酔いしれ遊び過ぎたために、あと一歩というところで融合が解ける。その後、悟空とベジータの2人は再びフュージョンをしようと試みるが、超一星龍の妨害とエネルギー不足で再びフュージョンをすることが不可能となる。またベジータが通常時にフュージョンをしてから超サイヤ人4に変身することも悟空に提案したが、悟空は子供の姿で、体格に差が生じるため実現しなかった。
超一星龍を指1本で圧倒する実力を持っており、超サイヤ人4一人の時の数十倍の力を持っており[4]、「全銀河、全宇宙を通じても、おそらくの最強のパワーを持った戦士のはずだ[1]」と評されている。
ゴジータの技
技の名前はゲームより。基本的には悟空とベジータの技を使うが、2人にはないオリジナルの技も使用する。
- ソウルパニッシャー[5] / スターダストブレイカー[6]
- 劇場版アニメ第15作目にて初使用。手の平に虹色の光を帯びた小さな気の塊を発生させ相手に向かって投げつける。この技でジャネンバを撃破した。
- 劇場版アニメ第20作目でもこの技を使用した。この時には第15作目と違い、炸裂と同時に大きな火柱が立っていた。ゲームによっては超サイヤ人4の状態でも使用可能。
- ソウルストライク
- ゲームにて使用。ゲームによっては超サイヤ人4の状態でも使用可能。膝蹴りの連打から、強烈なかかと落としのコンビネーションを決める。
- 劇場版アニメ第15作目でもジャネンバに対して膝蹴りの連打からサマーソルトキックを浴びせており、ゲームとは微妙に動作が違う。
- スターダストフォール / スターダストレボリューション
- 劇場版アニメ第20作目にて初使用。
- 超サイヤ人に変身したゴジータが上空に飛翔し、上空から強力な光弾を星くずのように降らす。この技でブロリーを怯ませた。
- 技の名前はAndroid・iOS用のゲームアプリ『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』から。
- また、『スーパードラゴンボールヒーローズ』にも「スターダストレボリューション」として同様の技が登場している。
- 瞬間移動
- 劇場版アニメ第20作目にて初使用。
- 悟空が使う技で、悟空と同様に額に指を当てて使用した。
- かめはめ波
- 劇場版アニメ第20作目にて2回使用。
- 1回目は超サイヤ人の状態で使用し、ブロリーの気攻波とぶつかり合い異次元の空間を生み出した。
- 2回目は超サイヤ人ブルーの状態でブロリーと決着をつけるために使用した。
- ビッグバンかめはめ波
- 『ドラゴンボールGT』第60話にて初使用。ゲームでは超サイヤ人の状態でも使用可能。悟空の技「超かめはめ波」とベジータの技「ビッグ・バン・アタック」の融合技[4]。
- 従来の「かめはめ波」と違い、両手を前に出してから気を溜めて放つ。超一星龍を倒す直前まで追い詰めた。
- 100倍ビッグバンかめはめ波
- 超サイヤ人4のゴジータがゲームで使用する。「ビッグバンかめはめ波」の威力を文字通り100倍にした究極技。
- ブラフかめはめ波[7]
- 技の名前はゲームより。『GT』にて初使用。かめはめ波を撃つと見せかけて、クラッカーを破裂させる。
- クイックウルトラボール
- ゲームオリジナル。体中から気光弾を発射する。
- ウルトラスーパードーナッツ
- ゲームオリジナル。ゴテンクスの「連続スーパードーナッツ」のようなリング状の光線で相手を拘束するのではなく、相手にぶつけてダメージを与える。
- ウルトラビッグバンかめはめ波
- 『ドラゴンボールヒーローズ』のオリジナル技。超サイヤ人4のゴジータが使用する。
- ゴッドビッグバンかめはめ波
- 『スーパードラゴンボールヒーローズ』のオリジナル技。超サイヤ人ゴッド超サイヤ人(超サイヤ人ブルー)のゴジータが使う。
- 瞬迅一閃
- 『スーパードラゴンボールヒーローズ』のオリジナル技。ゴジータ:BRが通常状態時及び超サイヤ人の状態で使用する。瞬時に背後に回り込み、強烈な攻撃を加えたあと、相手を蹴り飛ばす。
- 疾風迅閃
- 『スーパードラゴンボールヒーローズ』のオリジナル技。超サイヤ人4のゴジータ:GTが使用する。瞬時に背後に回り込み、蹴り飛ばしたあと、ビーム状の気弾で攻撃する。
- アトミックかめはめ波
- 『スーパードラゴンボールヒーローズ』のオリジナル技。超サイヤ人4のゴジータ:ゼノが使用する。
- ソウルジャッジメント
- 『スーパードラゴンボールヒーローズ』に登場する本作のオリジナル技。超サイヤ人4界王拳の状態でゴジータ:ゼノが使用する。瞬時に攻撃を加えて背後に回り込んだ後、劇場版復活のフュージョンにてゴジータが使用した膝蹴り後に衝撃波をまとった攻撃を行う。
- ソウルブレイカー
- 『スーパードラゴンボールヒーローズ』に登場する本作のオリジナル技。超サイヤ人4のゴジータ:ゼノが使用する。ソウルブレイカー / ソウルパニッシャーよりもやや大きい光弾を放ち、スターダストフォール / スターダストレボリューションのような衝撃を与えて攻撃する。
- ギャリックかめはめ波
- 『ドラゴンボールフュージョンズ』のオリジナル技。超サイヤ人のゴジータが使う。
ゲームでのゴジータ
ゲームでの初登場は1995年にバンダイから発売されたPlayStation専用のゲームソフト『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22』が初である。彼は隠しキャラクターとして登場するが、高飛車な性格として設定されており、『GT』の超サイヤ人4のゴジータの性格に近くなっている。
2005年にバンダイから発売されたPlayStation 2専用のゲームソフト『ドラゴンボールZ3』では、超サイヤ人4のゴジータも登場。オリジナルストーリーとして、ゴテンクスに挑戦状を叩きつけられるストーリーがある。
2009年に発売されたPlayStation 3とXbox 360用のゲームソフト『ドラゴンボール レイジングブラスト』では、ベジットとゴジータの2人が、どちらが強いのか勝負するというオリジナルストーリーが登場。ベジットに勝利した際に彼から再戦を申し込まれるが、再びフュージョンしなければならない欠点を指摘されていた。
2010年に稼働を開始したトレーディングカードアーケードゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』では、超サイヤ人2と超サイヤ人3のゴジータが登場しており[注 3]、PVアニメーションでは超サイヤ人2のゴジータが登場し、魔人ブウと戦う。その後、ゴッドミッションにおいて超サイヤ人4のゴジータも登場した。
2016年11月17日より稼働開始した『スーパードラゴンボールヒーローズ』では、“ゼノ”と呼ばれる本作オリジナルの異世界のゴジータも登場する(ゴジータ:ゼノと表記される)。劇場版アニメや他のゲーム作品とは違い衣装のデザインが異なっている。また、超サイヤ人4のゴジータ:ゼノも登場する。
補足
- 原作では悟空とベジータの2人がポタラで合体した姿のベジットが登場[注 4]。これは「フュージョンでの合体は劇場版で既にやっているから」との理由による[8]。原作の魔人ブウ編でも悟空がベジータに対しフュージョンを持ちかけるシーンがあるが、ベジータはこれを拒否した[9]。
- 『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では、痩せ型のベクウの登場も予定されていた。「ゴジータが登場した際に、ジャネンバが手の平に小さな悟空とベジータを作り出しフュージョンさせるが失敗する」という内容だったが、そのシーン自体がカットされたために未登場となった[10]。『ドラゴンボール』のカードダスには、こちらの痩せ型のベクウのカードがある。
- 本編でのゴジータの登場シーンは常に超サイヤ人に変身した状態であり、後の作品でも超サイヤ人に変身した状態のみが登場している。ゴテンクスやベジットと異なり、超サイヤ人に変身する前の通常の状態(黒髪)のゴジータは作品中で一度も登場したことがない。2012年9月下旬に発売されたカプセルトイの『ドラゴンボール改 アルティメットディフォルメマスコット5』で初めて通常の状態のゴジータが商品化された。劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』では、初めて通常の状態のゴジータが登場した。
脚注
注釈
出典
- ^ a b 週刊少年ジャンプ編集部・編「GTワールドガイド 1 解明!最強のフュージョン!!」『ジャンプ・アニメコミックス・ジュニア ドラゴンボールGT パーフェクトファイルNo.2』集英社〈ジャンプ・コミックス セレクション〉、1997年12月17日、ISBN 4-8342-1528-8、70-71頁。
- ^ 近藤裕編「DRAGON BALL魂 其之二 特集其之一 『Z3』劇場戦士をあばく!!」『Vジャンプ 2004年7月号』集英社、平成16年(2004年)7月1日、雑誌11323-7、204頁。ただし原作者「鳥山明」の表記はない。
- ^ 週刊少年ジャンプ編集部・編「GT超辞典」『ジャンプ・アニメコミックス・ジュニア ドラゴンボールGT パーフェクトファイルVol.2』96頁。
- ^ a b ゴジータ(スーパーサイヤ人4) | キャラクター | ドラゴンボールGT 東映アニメーション
- ^ PlayStation 2専用ソフト『ドラゴンボールZ3』
- ^ PlayStation 2・Wii用のゲームソフト『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ
- ^ PlayStation 2専用ソフト『ドラゴンボールZ インフィニットワールド』
- ^ 渡辺彰則編「鳥山明的超会見」『ドラゴンボール大全集 6巻』集英社、1995年12月9日、ISBN 4-08-782756-9、215頁。
- ^ 鳥山明「其之五百六 ブウの中の悟空とベジータ」『DRAGON BALL 第42巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1995年8月9日、ISBN 4-08-851090-9、61頁。
- ^ 渡辺彰則編「超秘密エンサイクロペディア」『ジャンプアニメライブラリー1 ドラゴンボールZ映画編 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』集英社、1995年6月3日、雑誌64331-33、71頁。