「ヴィルヘルム (オーストリア公)」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし |
m Bot作業依頼: ハンガリー王記事群の改名に伴うリンク修正依頼 (ラヨシュ1世 (ハンガリー王)) - log |
||
30行目: | 30行目: | ||
== 生涯 == |
== 生涯 == |
||
[[ハンガリー王国|ハンガリー]]と[[ポーランド王国|ポーランド]]の王[[ラヨシュ1世]]の娘でポーランド王位を継承した[[ヤドヴィガ (ポーランド女王)|ヤドヴィガ]]と婚約していたが、正式に結婚して共同王位を得ることが適わずにポーランドを追われ、ヤドヴィガは[[リトアニア大公国|リトアニア大公]]ヨガイラ(ポーランド王[[ヴワディスワフ2世 (ポーランド王)|ヴワディスワフ2世]])と結婚した。 |
[[ハンガリー王国|ハンガリー]]と[[ポーランド王国|ポーランド]]の王[[ラヨシュ1世 (ハンガリー王)|ラヨシュ1世]]の娘でポーランド王位を継承した[[ヤドヴィガ (ポーランド女王)|ヤドヴィガ]]と婚約していたが、正式に結婚して共同王位を得ることが適わずにポーランドを追われ、ヤドヴィガは[[リトアニア大公国|リトアニア大公]]ヨガイラ(ポーランド王[[ヴワディスワフ2世 (ポーランド王)|ヴワディスワフ2世]])と結婚した。 |
||
ヴィルヘルムは後に、ヤドヴィガの同族である[[ナポリ王国|ナポリ]]とハンガリーの王[[カルロ3世 (ナポリ王)|カルロ3世]]の娘[[ジョヴァンナ2世 (ナポリ女王)|ジョヴァンナ]]と結婚した。この結婚で子供は得られず、ヴィルヘルムの死後に弟[[エルンスト (オーストリア公)|エルンスト鉄公]](ヤドヴィガが一時結婚相手の候補とした[[マゾフシェ県|マゾフシェ公]][[シェモヴィト4世 (マゾフシェ公)|シェモヴィト4世]]の娘[[ツィンバルカ・マゾヴィエツカ|ツィンバルカ]]と結婚している)と[[フリードリヒ4世 (オーストリア公)|フリードリヒ4世]]が所領を相続した。ヴィルヘルムと死別した後にジョヴァンナは、嫡子を得られずに死去した弟[[ラディズラーオ1世 (ナポリ王)|ラディズラーオ1世]]を継いでナポリ女王となった。 |
ヴィルヘルムは後に、ヤドヴィガの同族である[[ナポリ王国|ナポリ]]とハンガリーの王[[カルロ3世 (ナポリ王)|カルロ3世]]の娘[[ジョヴァンナ2世 (ナポリ女王)|ジョヴァンナ]]と結婚した。この結婚で子供は得られず、ヴィルヘルムの死後に弟[[エルンスト (オーストリア公)|エルンスト鉄公]](ヤドヴィガが一時結婚相手の候補とした[[マゾフシェ県|マゾフシェ公]][[シェモヴィト4世 (マゾフシェ公)|シェモヴィト4世]]の娘[[ツィンバルカ・マゾヴィエツカ|ツィンバルカ]]と結婚している)と[[フリードリヒ4世 (オーストリア公)|フリードリヒ4世]]が所領を相続した。ヴィルヘルムと死別した後にジョヴァンナは、嫡子を得られずに死去した弟[[ラディズラーオ1世 (ナポリ王)|ラディズラーオ1世]]を継いでナポリ女王となった。 |
2021年5月24日 (月) 21:54時点における版
ヴィルヘルム Wilhelm | |
---|---|
オーストリア公 | |
在位 | 1386年 - 1406年 |
出生 |
1370年頃 神聖ローマ帝国 オーストリア公国、ウィーン |
死去 |
1406年7月15日 神聖ローマ帝国 オーストリア公国、ウィーン |
埋葬 |
神聖ローマ帝国 オーストリア公国、シュテファン大聖堂 |
配偶者 | ジョヴァンナ・ディ・ナポリ |
家名 | ハプスブルク家 |
父親 | オーストリア公レオポルト3世 |
母親 | ヴェルデ・ヴィスコンティ |
ヴィルヘルム(Wilhelm, 1370年頃 - 1406年7月15日)は、ハプスブルク家の内オーストリア公(在位:1386年 - 1406年)。シュタイアーマルク、ケルンテン、クラインを治めた。レオポルト3世と妻ヴェルデ・ヴィスコンティの間の長男。
生涯
ハンガリーとポーランドの王ラヨシュ1世の娘でポーランド王位を継承したヤドヴィガと婚約していたが、正式に結婚して共同王位を得ることが適わずにポーランドを追われ、ヤドヴィガはリトアニア大公ヨガイラ(ポーランド王ヴワディスワフ2世)と結婚した。
ヴィルヘルムは後に、ヤドヴィガの同族であるナポリとハンガリーの王カルロ3世の娘ジョヴァンナと結婚した。この結婚で子供は得られず、ヴィルヘルムの死後に弟エルンスト鉄公(ヤドヴィガが一時結婚相手の候補としたマゾフシェ公シェモヴィト4世の娘ツィンバルカと結婚している)とフリードリヒ4世が所領を相続した。ヴィルヘルムと死別した後にジョヴァンナは、嫡子を得られずに死去した弟ラディズラーオ1世を継いでナポリ女王となった。
|
|