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「田中光 (漫画家)」の版間の差分

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* [[テレビ朝日]]公式スマホHP 「ドクター中松の世界征服」連載
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2021年6月14日 (月) 14:29時点における版

田中たなか ひかる
本名 田中 光(読み同じ)
別名義 たなかひかる
生年月日 (1982-02-13) 1982年2月13日(42歳)
出身地 日本の旗 日本京都府京都市
血液型 O型[1]
身長 181cm[1]
言語 日本語
最終学歴 京都精華大学芸術学部版画学科中退
出身 NSC大阪校24期
コンビ名 ゼミナールキッチン(解散)
アボカドランドリ(解散)
事務所 吉本興業
SMA NEET Project
グレープカンパニー
活動時期 2002年 -
同期 エハラマサヒロ
若井おさむ
イシバシハザマ など
他の活動 漫画家
公式サイト 公式プロフィール
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田中たなか ひかる
本名 同じ
生誕 (1982-02-13) 1982年2月13日(42歳)
日本の旗 日本京都府京都市
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家絵本作家お笑い芸人
活動期間 2014年 -
代表作 サラリーマン山崎シゲル
ぱんつさん 他
受賞 2019年 第25回日本絵本賞 受賞
公式サイト グレープカンパニー 公式プロフィール
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田中 光(たなか ひかる、1982年2月13日[1] - )は、京都府京都市出身[2]日本お笑い芸人漫画家である。グレープカンパニー所属[1]

過去、ピン芸人としての活動時にはタナカダファミリアの芸名も使用していた[3]

来歴

京都府立亀岡高等学校美術工芸科へ入学後、京都精華大学芸術学部版画学科に進学、翌年に大学を中退し、保育園からの幼馴染と「ゼミナールキッチン」を結成、同年に大阪NSCに24期生として入学した[2]。大阪NSCを卒業後はよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属し、10年間活動した[2]。同期にエハラマサヒロ若井おさむイシバシハザマなどがいる。

ゼミナールキッチンとしてはM-1グランプリ2005準決勝進出、M-1グランプリ2007準決勝進出、キングオブコント2009準決勝進出という成績を残すが、2010年11月、相方の引退に伴い解散。

2011年に「アボカドランドリ」を結成、東京に拠点を移した。同時に、グレープカンパニーに移籍。2013年にはアボカドランドリが解散し、その後はピン芸人として活動する。同じ事務所に所属する後輩芸人「お見送り芸人しんいち」と「田中上野」というユニットも組み、フリップを使った歌ネタを発表する。田中は作詞と作画を担当する。

2012年3月にTwitterのアカウントを開設した。当初は主に芸人としての活動告知を行っていたが、先輩芸人であるピース又吉直樹から「得意な部分を伸ばした方がいい」とアドバイスをもらい[4]、2013年頃からイラストネタを投稿し始めた。イラストネタのひとつだった1コマ漫画『サラリーマン山崎シゲル』がじわじわと人気が拡大していき、女優の二階堂ふみにリツイートされたことがきっかけで人気に火がついた[2]。二階堂はその後、熱愛する表現者の一人として田中の名前を挙げた[5]

2013年9月に『サラリーマン山崎シゲル』の公式Twitterアカウントを開設。2014年に作品をまとめた著書『サラリーマン山崎シゲル』を刊行した。単行本の帯には、ピース又吉直樹KANA-BOONの谷口鮪、放送作家の倉本美津留、シンガーソングライターの山崎まさよしがコメントを寄せた。『サラリーマン山崎シゲル』はシリーズ累計30万部を超えるベストセラーとなり[6]2018年9月現在は漫画家としての活動がメインとなる。

漫画雑誌での連載活動の他、シンガーソングライターの山崎まさよしのファンクラブ会報誌にて『シンガーソングライター山崎まさよし』を連載する。NHK Eテレのテレビ番組『オイコノミア』にはイラスト提供をする。親交のある元お笑い芸人マンボウやしろの著書『ブサイク解放宣言 - 見た目にとらわれない生き方のススメ -』には、表紙イラストと中ページでの漫画を提供した。親交のあるお笑い芸人又吉直樹が編集長を務める雑誌『又吉直樹マガジン 椅子』に漫画を寄稿した。 ミュージシャンのハンバート ハンバートと親交があり、彼らが2019年の1年間限定で土日・祝日のライブ活動を休止することを発表した際、その理由を説明するための「2019年 ハンバーハンバートは平日しかライブをしません」というタイトルの漫画を描き下ろし、ハンバート ハンバートの公式ホームページで公開された[7]

2017年12月15日に「サラリーマン山崎シゲル」コラボカフェが「原宿AMO CAFE」でオープン[8]。『サラリーマン山崎シゲル』の世界観を楽しめるカフェとして、ネタからイメージしたオリジナルのコラボメニューを飲食でき、さらに、作中で山崎シゲルがさまざまなイタズラを仕掛けている「部長のデスク」や「乗れる食パン」など、なじみの小物が展示された[9]2018年1月31日までの期間限定営業だったが、好評のため2月25日まで延長された[10]

2019年2月1日、自身が初めて手がける絵本『ぱんつさん』が「たなかひかる」名義で発売される[11]。同書で第25回日本絵本賞受賞。

人物

小学生の頃は漫画家になりたいと思っていた。好きな漫画家に和田ラヂヲ漫☆画太郎を挙げる[2]

漫画家としての活動について、本人は「お笑い表現の1つ」として捉えている[12]。『サラリーマン山崎シゲル』を描くことに関しても、「『こんな部下がいたらイヤだ』というお題の大喜利をずっとやり続けているような感じ。表現方法が違うだけで、お笑いをやっているのとほとんど変わらないです。」とインタビューで答えた[13]

田中はそれまでネタのアウトプットの仕方がコント漫才しかないと考えていたが、「絵」という形で発表したところ多方面から反響があったことに驚いたと語った[14]

自身にはサラリーマン経験はなく、『サラリーマン山崎シゲル』内でのオフィスの様子や上司との関係性などは、全てイメージで描く[13]

無名時代にしていたアルバイトは、居酒屋のホールスタッフ、京都祇園の高級クラブのボーイ、京都・錦市場の米屋の販売スタッフなど全て接客業だった。芸人であるにも関わらず社交性がなく暗い性格だったため、それを矯正するために始めたという[13]

漫画の執筆作業はグレープカンパニー社内で行っている。社長はだいたい留守なことから、社長の机で描いている[15]

著作

タイアップ

他多数

出演

テレビ番組

テレビドラマ

ネット番組

  • 笑ってOK!(中京テレビ放送の動画配信サービス『Chuun』)
  • Abema杯 第1回フリップ芸-1グランプリ(2017年7月8日、AbemaTV) - 「田中上野」として優勝[18]

映画

大喜利イベント

  • GJ5周年記念イベント GJ杯争奪 漫画家大喜利大会 - 漫画家の森田まさのりの呼びかけにより2016年11月23日に新宿ロフトプラスワンで開催された。決勝で和田ラヂヲに敗れ、準優勝となった。

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d 田中 光- 株式会社グレープカンパニー”. グレープカンパニー. 2016年12月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e 「“本”人襲撃 BOOK」『週刊プレイボーイ』2014年9月15日号、集英社、135頁。 
  3. ^ タナカダファミリア イベント”. キャスリンク. 2020年11月20日閲覧。
  4. ^ 女性自身』2014年7月1日号、光文社、157頁。 
  5. ^ SPA!』2014年6月24日号、扶桑社、110頁。 
  6. ^ シリーズ累計30万部!人気コミック『サラリーマン山崎シゲル』が、2巻同時に文庫化!”. 幻冬舎plus (2018年7月19日). 2018年9月17日閲覧。
  7. ^ 田中光がハンバート ハンバートにマンガ描き下ろし、平日しかライブをしない理由 - お笑いナタリー”. お笑いナタリー (2018年6月29日). 2018年11月6日閲覧。
  8. ^ “恩人は二階堂ふみとピース又吉 人気漫画「山崎シゲル」作者が感謝”. 東京スポーツ新聞社. (2017年12月16日) 
  9. ^ 「サラリーマン山崎シゲル」の世界を再現!? コラボカフェで作者・田中光の作業場も - ザテレビジョン”. ザテレビジョン (2017年12月13日). 2017年12月19日閲覧。
  10. ^ 「サラリーマン山崎シゲル」好評の原宿コラボカフェが開催期間延長 - ポニーキャニオン公式ニュース”. ポニーキャニオン公式ニュース (2018年1月30日). 2018年2月28日閲覧。
  11. ^ 田中光、地球で一番不必要な絵本を目指した「ぱんつさん」発表 - Yahoo!ニュース”. Yahoo!ニュース (2019年1月12日). 2019年1月14日閲覧。
  12. ^ 『サラリーマン山崎シゲル』でブレイク!! 田中光とは何者か! 3ページ目 ORICON STYLE”. ORICON STYLE (2014年12月19日). 2016年12月6日閲覧。
  13. ^ a b c 泉彩子 (2014年7月23日). “田中 光 就職ジャーナル”. リクルートキャリア. 2016年12月5日閲覧。
  14. ^ 藤村はるな (2014年7月22日). “【前編】一コマ漫画ににじみ出る、芸歴13年の「漫才」|いまスゴイ一冊『サラリーマン山崎シゲル』田中光インタビュー|田中光|cakes(ケイクス)”. cakes. 2016年12月5日閲覧。
  15. ^ 「たった1コマであなたもニヤリ。『サラリーマン山崎シゲル』がやみつきになる理由 ――作者・田中光インタビュー - ダ・ヴィンチニュース”. ダ・ヴィンチニュース (2017年11月15日). 2018年2月28日閲覧。
  16. ^ 漫画家・田中光氏、似顔絵捜査官役で『刑事7人』ゲスト出演”. ORICON NEWS. オリコン (2017年8月2日). 2017年8月2日閲覧。
  17. ^ 漫漫画家・田中光、似顔絵捜査官役で『刑事7人』本編に進出「不安しかない」”. マイナビニュース. マイナビ (2017年8月2日). 2017年8月2日閲覧。
  18. ^ 田中上野がアキラ100%ら下して優勝!「フリップ芸-1グランプリ」100万円獲得”. natalie.mu. お笑いナタリー (2017年8月2日). 2017年8月2日閲覧。

外部リンク