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「ライカLマウント」の版間の差分

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*ライカ SL2(2019)
*ライカ SL2(2019)
* パナソニック [[LUMIX]] S1R(2019)
* パナソニック [[LUMIX]] S1R(2019)
*[[パナソニック・ルミックス DC-S1|パナソニック LUMIX S1]](2019)
*[[パナソニック LUMIX DC-S1|パナソニック LUMIX S1]](2019)
* パナソニック LUMIX S1H(2019)
* パナソニック LUMIX S1H(2019)
*[[パナソニック・ルミックス DC-S5|パナソニック LUMIX S5]](2020)
*[[パナソニック・ルミックス DC-S5|パナソニック LUMIX S5]](2020)

2021年6月18日 (金) 05:11時点における版

Lマウントアライアンス
創立 2018年
中核企業 ライカパナソニックシグマ
外部リンク Lマウントアライアンス公式サイト
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ライカLマウントは、ライカ が自社のミラーレスカメラ のために開発したユニバーサル・マウントの規格である。

Lマウントシステムのうち、TLはAPS-Cサイズのセンサーに対応したシステムであり、SLは35mmフルサイズセンサーに対応したシステムの呼称である。

日本での通称が「Lマウント」である[1]ライカスクリューマウント(またはL39マウント)に関してはライカマウントレンズの一覧を参照のこと。

概要

2014年4月、同マウント規格を採用したAPS-Cミラーレスカメラ「ライカ T」(Typ 701)が発表された。当初はライカTマウントと呼称していた。

2015年10月、35mmフルサイズミラーレスカメラ「ライカ SL」(Typ 601)およびライカTマウントと共通の形状であるライカLマウントが発表された。 フルサイズ用のSLシステム発表に伴い、APS-C用システムの名称をTシステムからTLシステムに移行することが予告された。

2016年11月、「ライカ T」(Typ 701)の後継機である「ライカ TL」の発表に伴い、正式にライカTはライカTLに改められた[2]

2018年9月25日、フォトキナにて、ライカ、パナソニックシグマの3社がLマウントアライアンス[3]で協業することを発表した[4]

Lマウントを最初に採用したライカ T (701)
左からシグマの山木和人、ライカカメラAGのアンドレアス・カウフマン、パナソニックの北川潤一郎。2018年9月25日のPhotokinaでのアライアンス発表後
パナソニック LUMIX S1R と50 mm f/1.4レンズ(photokina 2018年9月)

L-Mount®はライカの登録商標である。

技術情報

Lマウントは、直径51.6mm、フランジバック20.0mm のバヨネットマウントである[5]

LマウントのレンズはAPS-C用のTLレンズとフルサイズ用のSLレンズの2種類が存在する。 TLレンズをSLシステムのカメラにマウントした場合、自動的にAPS-Cサイズのセンサーモードに切り替わりクロップされる。 SLレンズをTLシステムのカメラにマウントした場合、画角が狭くなるが使用は可能である。

カメラ製品

APS-C

フルサイズ

レンズラインナップ

レンズアダプタ

  • ライカ R-Adapter Lライカ Rマウント
  • ライカ S-Adapter Lライカ Sマウント )- AF/AE可能
  • ライカ M-Adapter Lライカ Mマウント )- 6ビット識別コードを読み取るセンサーを装備しているため、対応レンズの識別が可能となる。
  • ライカ PL-Adapter LPLマウント
  • シグマ MC-21 SA-Lシグマ SAマウント )- AF/AE可能。取り外し可能な三脚座が付属する。
  • シグマ MC-21 EF-Lキャノン EFマウント )- AF/AE可能。取り外し可能な三脚座が付属する。
  • シグマ MC-31 PL-LPLマウント )- 取り外し可能な三脚座が付属する。
  • Novoflex SL-EOS Adapterキヤノン EFマウント )- AF/AE可能。純正ではないがライカのオフィシャルショップで購入可能である。
  • Novoflex SL/NIK Adapterニコン Fマウント )- AF/AE可能

脚注

出典

  1. ^ 株式会社インプレス (2015年11月4日). “ライカSL、その名の由来は?” (日本語). デジカメ Watch. https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/728735.html 2018年12月10日閲覧。 
  2. ^ “New Leica TL System announced” (英語). Leica Forum Blog. (2016年11月8日). https://www.l-camera-forum.com/leica-news/2016/11/new-leica-tl-system-announced/ 2018年9月23日閲覧。 
  3. ^ L-Mount: The universal lens bayonet for interchangeable lenses” (英語). l-mount.com. 2018年9月29日閲覧。
  4. ^ 株式会社インプレス (2018年9月25日). “【フォトキナ】ライカ、パナソニック、シグマが「Lマウントアライアンス」で協業 3社からカメラと交換レンズが登場” (日本語). デジカメ Watch. https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1144754.html 2018年9月29日閲覧。 
  5. ^ Lマウント | Q&A”. l-mount.com. 2018年9月29日閲覧。

参考文献

Leica SL lenses”. Leica Company Website. Leica Camera AG. 2018年9月23日閲覧。

Adapter-Finder of Novoflex”. Novoflex Company Website. Novoflex. 2018年9月23日閲覧。

SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21 開発発表”. SIGMA Company Website. SIGMA. 2019年2月28日閲覧。