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「駒形大塚古墳」の版間の差分

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2021年6月20日 (日) 01:35時点における版

駒形大塚古墳
所属 那須小川古墳群
所在地 栃木県那須郡那珂川町小川
位置 北緯36度45分42秒 東経140度7分14秒 / 北緯36.76167度 東経140.12056度 / 36.76167; 140.12056
形状 前方後方墳
規模 全長61m 標高132.5m 幅28m 
出土品 鏡・鉄剣・鉄鏃土器刀子(小刀)・鉄斧・直刀・鉇 など
築造時期 4世紀中葉
被葬者 梅曽の政府主であった韋提その人か、その系譜につながる国造の墓(推定)
史跡 国の史跡(1979年3月13日指定)
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駒形大塚古墳(こまがたおおつかこふん)は、栃木県那須郡那珂川町小川に位置する前方後方墳

概要

前方後円墳出現前の古墳である。

1974年昭和49年)に発掘調査が行われ、舶載鏡の画文帯四獣鏡一面、銅族5本、直刀二口、鉄斧一個、鉇(やりがんな)一個、ガラス小玉数十個が出土した。前方部は一部削平されているが、後方部はほぼ原形をとどめている。全長64メートル、後方部長さ32メートル、幅約30メートル、高さ8メートル、前方部幅約16メートルである。後方部の中央の地表下から長さ3.2メートル、幅75センチメートルの木炭槨が確認され、同規模の割竹形木棺が使われたと推定されている。

墳丘には葺石が葺かれていた。後円部墳頂から古い様式の土師器が多数出土している。

1979年(昭和54年)3月13日、本古墳が国の史跡に指定された。その後、2002年(平成14年)12月19日付けで本古墳と同形の吉田温泉神社古墳群、那須八幡塚古墳群が追加指定され、史跡としての名称は以上の3つの古墳(群)の総称である「那須小川古墳群」に変更された[1]

現在、周囲は駒形公園として整備されている。

脚注

  1. ^ 那須小川古墳群(那珂川町サイト)

関連項目

外部リンク