「白いリングへ」の版間の差分
Kqqkasuyucom (会話 | 投稿記録) m編集の要約なし |
|||
1行目: | 1行目: | ||
{{コンピュータゲーム |
{{コンピュータゲーム |
||
|Title = 白いリングへ |
| Title = 白いリングへ |
||
|Genre = 育成シミュレーション |
| Genre = 育成シミュレーション |
||
|Plat = [[スーパーファミコン]] |
| Plat = [[スーパーファミコン]] |
||
|Dev = [[ポニーキャニオン]] |
| Dev = [[ポニーキャニオン]] |
||
|Pub = [[OPERA HOUSE]] |
| Pub = [[OPERA HOUSE]] |
||
|Date = [[1995年]][[10月27日]] |
| Date = [[1995年]][[10月27日]] |
||
|Media = [[ロムカセット]] |
| Media = 12M [[ロムカセット]] |
||
|Play = 1 - 2人 |
| Play = 1 - 2人 |
||
|Sale = |
| Sale = |
||
|Price = 9800円(税抜) |
| Price = 9800円(税抜) |
||
|etc = |
| etc = |
||
}} |
}} |
||
『'''白いリングへ'''』は、ポニーキャニオンから発売された[[日本]]の[[ゲームソフト]]。正式名称は『'''女子プロレスSTORY 白いリングへ Twinkle Little Star'''』。 |
『'''白いリングへ'''』は、ポニーキャニオンから発売された[[日本]]の[[ゲームソフト]]。正式名称は『'''女子プロレスSTORY 白いリングへ Twinkle Little Star'''』。 |
||
== 概要 == |
== 概要 == |
||
[[プロレス]]を題材としつつも、対戦[[アクションゲーム]]ではなく[[育成シミュレーションゲーム]]に重点を置いた作品。実在する[[女子プロレス]]団体『[[LLPW]]』の公認と、[[大仁田厚]]が当時率いていたインディープロレス団体『[[フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング|FMW]]』の協力によって製作され、ゲーム中に登場する各団体の主要選手は全て実名で登場する。 |
[[プロレス]]を題材としつつも、対戦[[アクションゲーム]]ではなく、ひとりの新人を最強のレスラーに育て上げる[[育成シミュレーションゲーム]]に重点を置いた作品。実在する[[女子プロレス]]団体『[[LLPW]]』の公認と、[[大仁田厚]]が当時率いていたインディープロレス団体『[[フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング|FMW]]』の協力によって製作され、ゲーム中に登場する各団体の主要選手は全て実名で登場する。 |
||
当時のスーパーファミコンでは縁の薄かった育成シミュレーションゲームであり、さらに題材が女子プロレス界でのサクセスストーリーということも手伝って、ドットで描かれた緻密なキャラクターグラフィックを前面に押し出していたが、世間はすでに[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]や[[セガサターン]]、[[PC-FX]]などの32bitハードが次世代ゲーム機規格の覇権を争う時期だったため、ユーザーのスーパーファミコン離れが進んでいたことに加えて、ゲームソフト自体の販売価格など様々な問題を抱えていた。 |
当時のスーパーファミコンでは縁の薄かった育成シミュレーションゲームであり、さらに題材が女子プロレス界でのサクセスストーリーということも手伝って、ドットで描かれた緻密なキャラクターグラフィックを前面に押し出していたが、世間はすでに[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]や[[セガサターン]]、[[PC-FX]]などの32bitハードが次世代ゲーム機規格の覇権を争う時期だったため、ユーザーのスーパーファミコン離れが進んでいたことに加えて、ゲームソフト自体の販売価格など様々な問題を抱えていた。 |
||
== ストーリー == |
|||
中学卒業と同時に女子プロレスラーを目指してLLPWに入門した主人公。同期の5人とともに先輩レスラーたちの指導を受け、1年間の練習を経てデビューする。他団体との試合や格闘技道場での稽古などを経て、主人公はしだいに実力をつけていく。ときには移籍話や写真集の仕事などが舞い込んでくることもある。はたして、主人公はメインエベンター、そして最強の女子プロレスラーの座をつかめるのだろうか?<ref>{{Cite book|title=週刊ファミコン通信 No.327|date=1995年3月24日|year=1995|publisher=株式会社アスキー|page=18}}</ref> |
|||
== システム == |
== システム == |
2021年7月24日 (土) 07:03時点における版
ジャンル | 育成シミュレーション |
---|---|
対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | ポニーキャニオン |
発売元 | OPERA HOUSE |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | 12M ロムカセット |
発売日 | 1995年10月27日 |
『白いリングへ』は、ポニーキャニオンから発売された日本のゲームソフト。正式名称は『女子プロレスSTORY 白いリングへ Twinkle Little Star』。
概要
プロレスを題材としつつも、対戦アクションゲームではなく、ひとりの新人を最強のレスラーに育て上げる育成シミュレーションゲームに重点を置いた作品。実在する女子プロレス団体『LLPW』の公認と、大仁田厚が当時率いていたインディープロレス団体『FMW』の協力によって製作され、ゲーム中に登場する各団体の主要選手は全て実名で登場する。
当時のスーパーファミコンでは縁の薄かった育成シミュレーションゲームであり、さらに題材が女子プロレス界でのサクセスストーリーということも手伝って、ドットで描かれた緻密なキャラクターグラフィックを前面に押し出していたが、世間はすでにプレイステーションやセガサターン、PC-FXなどの32bitハードが次世代ゲーム機規格の覇権を争う時期だったため、ユーザーのスーパーファミコン離れが進んでいたことに加えて、ゲームソフト自体の販売価格など様々な問題を抱えていた。
ストーリー
中学卒業と同時に女子プロレスラーを目指してLLPWに入門した主人公。同期の5人とともに先輩レスラーたちの指導を受け、1年間の練習を経てデビューする。他団体との試合や格闘技道場での稽古などを経て、主人公はしだいに実力をつけていく。ときには移籍話や写真集の仕事などが舞い込んでくることもある。はたして、主人公はメインエベンター、そして最強の女子プロレスラーの座をつかめるのだろうか?[1]
システム
本作には1人専用の『ストーリーモード』と、2人でのシングルマッチあるいはタッグマッチが可能な『対戦モード』の2つがある。
『ストーリーモード』は、ゲーム開始後に主人公のプロフィール設定画面に入り、名前以外の各項目の選択によって細かな初期パラメーターが決定される。本編に入ると、1か月単位のスケジュールの中で団体所属レスラーを1週間に付き1人選択してトレーニングを指導してもらい、パラメーターの増加や技の取得を行う。プロテストに合格した後は正規軍、反乱軍どちらに身を置くかを選択し、ベビーフェイス(技巧中心)かヒール(パワー中心)かを選ぶようになり、それによって受けられる指導内容に違いが現れるようになる。
『対戦モード』は、ゲーム中の登場キャラクターを選択、操作して対戦する方式ではなく、各自が育成したキャラクターのクリアデータを専用バンクに登録、またはバンク登録したキャラクターのデータを変換したパスワードを入力、登録することで初めて対戦が可能となる。
主な開発スタッフ
- 原作:長友慎也
- キャラクターデザイン:厳華彼方
- 音響効果:アトリエ・ドゥーブル
- 音楽:須貝秀之
- 企画:Marehen Breaker
- 開発:OPERA HOUSE
登場するプロレスラー
LLPW
FMW
藤原組
外部リンク
- ^ 週刊ファミコン通信 No.327. 株式会社アスキー. (1995年3月24日). p. 18