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2021年8月1日 (日) 06:54時点における版
1955年5月13日 -)は、日本の作家、SF作家。息子の是枝俊悟は大和総研研究員。
(おおば わく、経歴
鹿児島県鹿児島市に生まれる。熊本マリスト学園高等学校、東京理科大学理工学部を卒業。
大学を卒業した1982年にナムコへ入社。開発部へ配属となり、プログラマーとしてアーケードゲームの開発に従事。同社には4年ほど勤める。ナムコ在籍中の1984年、中編『コンタクト・ゲーム』(同作はSFファンジン大賞・創作部門も受賞)によって徳間書店の『SFアドベンチャー』からデビューした。以後、1980年代は主に同誌へ、1990年代前半は主に『SFマガジン』へ短編小説を寄稿。また、ナムコ在籍中には同社が発行していた『NG』でショートSFを数編執筆しているほか、後年ナムコがスーパーファミコンで発売した『ミリティア』のノベライズを手がけている。
なお、「大場惑」は、働き過ぎを意味する「オーバーワーク」をもじったペンネーム(『ログイン』での著者プロフィールより)。
作品
ノベライズものを別にすれば、大場惑の作品に長編は少ない。短編が主体である。その中でも代表作と言うべきは「遊戯と人間」をテーマにし、基本的には『~~・ゲーム』と題された作品群であろう。これらのうちSFアドベンチャーに掲載された物(『コンタクト・ゲーム』及びその続編)は徳間書店から、SFマガジンに掲載された物の約半分が早川書房から、それぞれ短編集として刊行されている。『メイズィング・ゲーム』は『SFマガジン・セレクション1989』(ハヤカワ文庫JA、1990年)にも収録された。
主要著作リスト
短編集
長編
- アクーラ・ミッション エニックス出版局 1990年
- ジャンクマン5
- 月都(ルナ・シティ)に乾杯! 朝日ソノラマ 1988年
- 沈黙の巨獣 朝日ソノラマ 1989年
- 侵略の城塞 朝日ソノラマ 1989年
- 朱き星燃ゆ 朝日ソノラマ 1991年
ノベライズもの
- 世にも奇妙な物語7 太田出版 1991年
- 世にも奇妙な物語B 太田出版 1992年
- 世にも奇妙な物語(文庫版)3 太田出版 1993年
- 趙雲伝
- 放浪の子竜 光栄出版 1992年
- 天翔の騎士 光栄出版 1993年
- 江東の策謀 光栄出版 1994年
- 覇望の入蜀 光栄出版 1996年
- イースシリーズ アスペクト、スクウェア・エニックス 1993年-2005年
- ほしのこえ メディアファクトリー 2002年
アンソロジー
映像化作品
- 世にも奇妙な物語1991年「ニュースおじさん」(1991年、フジテレビ)
- 世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 〜人気番組競演編〜「ニュースおじさん、ふたたび」(2010年、フジテレビ)
外部リンク
- 日本SF作家クラブ会員名簿
- 翻訳アンソロジー/雑誌リスト - archive.today(2013年4月27日アーカイブ分)
- SFマガジン小説リスト1