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2021年8月3日 (火) 23:56時点における版

吉田 文和(よしだ ふみかず、1950年4月7日 - )は、日本の経済学者北海道大学名誉教授愛知学院大学経済学部教授。専攻は産業技術論環境経済学経済学博士京都大学 1987年)。

兵庫県生まれ。北海道大学大学院経済学研究科および北海道大学公共政策大学院教授を歴任。

研究領域

当初は産業技術を主な研究対象としており、博士論文は『マルクス機械論の形成』(京都大学)であった。また環境問題にも関心があり、経済と環境と技術の関係について理論的研究・実証的研究を行うようになる。ハイテク機器やIT機器による環境汚染の研究や、各種リサイクル法の是非を制度参画者分析(レジーム・アクター分析)等により検討している。近年では、アジアにおける環境問題、循環型社会の構築に向けた研究を行っている。

略歴

学歴

職歴

  • 1978年 北海道大学経済学部専任講師
  • 1980年 北海道大学経済学部助教授
  • 1992年 北海道大学経済学部教授
  • 2000年 北海道大学大学院経済学研究科教授
  • 2005年 北海道大学公共政策大学院教授
  • 2009年 北海道大学公共政策大学院付属公共政策学研究センター長
  • 2010年 北海道大学大学院経済学研究科教授
  • 2015年 愛知学院大学経済学部教授

委員会活動

  • 2005年 札幌市廃棄物減量等推進審議会会長
  • 2006年 北海道環境審議会会長 北海道地区温暖化対策推進会議会長

学会活動

  • 経済理論学会
  • 環境経済・政策学会
  • 日本環境学会
  • 日本科学史学会
  • 廃棄物学会

著書

単著

  • 『環境と技術の経済学』(青木書店 1980年)
  • 『マルクス機械論の形成』(北海道大学図書刊行会 1987年)
  • 『ハイテク汚染』(岩波新書 1989年)
  • 『廃棄物と汚染の政治経済学』(岩波書店 1998年)
  • 『IT汚染』(岩波新書 2001年)
  • 『循環型社会』(中公新書 2004年)
  • 『環境経済学講義』(岩波書店 2010年)
  • 『グリーン・エコノミー:脱原発と温暖化対策の経済学』(中公新書 2011年)
  • 『脱原発時代の北海道:これからのエネルギーの話をしよう』(北海道新聞社 2012年)
  • 『脱原発と再生可能エネルギー:同時代への発言』(北海道大学出版会 2015年)
  • 『ドイツの挑戦:エネルギー大転換の日独比較』(日本評論社 2015年)
  • 『スマートフォンの環境経済学』(日本評論社 2017年)

共著

共訳著