「高沢皓司」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
m Bot作業依頼: 改名によるテンプレートおよびテンプレート引数の置き換え依頼 (Template:存命人物の出典皆無) - log |
|||
1行目: | 1行目: | ||
{{ |
{{存命人物の出典皆無|date=2013年4月28日 (日) 12:56 (UTC)}} |
||
'''高沢 皓司'''(たかざわ こうじ、[[1947年]] - )は、日本の[[ジャーナリスト]]。 |
'''高沢 皓司'''(たかざわ こうじ、[[1947年]] - )は、日本の[[ジャーナリスト]]。 |
||
2021年8月4日 (水) 00:46時点における版
![]() |
高沢 皓司(たかざわ こうじ、1947年 - )は、日本のジャーナリスト。
略歴
大阪府生まれ。関東学院大学在学中、全共闘運動に参加。その後、記者、編集者を経てフリージャーナリストとなる。1990年以降北朝鮮を数度訪問し、よど号グループへの取材を行う[1]。1999年『宿命』で講談社ノンフィクション賞受賞。そのほか、中国やカンボジアへも取材に赴く。
現在は時折拉致被害者家族の集会等で講演を行なっている。
『宿命』について
評価が高い本だが、本に掲載されている拉致被害者家族の中には『取材も受けていないのに中身を信用しろと言うほうが無理』という言葉もある。取材対象女性(よど号元妻)との関係も不信に影響しているとも[要出典]。
高沢文庫
ハワイ大学マノア校に蔵書を寄付しており、現在は高沢文庫として研究用に公開されている[2]。
著書
- 『沖縄・旅の時間 南風吹く島へ』 (シバシン選書)凱風社 1981
- 『兵士たちの闇』マルジュ社 1982
- 『生きいそぎの青春』講談社 1984
- 『沖縄・琉球弧への旅』 (シリーズ旅の本)社会評論社 1987
- 『カンボジア、いま クメール・ルージュと内戦の大地』写真と文 新泉社 1993
- 『東京・北京・平壌 全共闘経験を考える』新泉社 1994
- 『写真報告・素顔の北朝鮮』写真・文 現代書館 1994
- 『さらば「よど号」! 25年の軌跡』批評社 1996
- 『歴史としての新左翼』新泉社 1996
- 『宿命 「よど号」亡命者たちの秘密工作』新潮社 1998 のち文庫
共編著
- 『新左翼二十年史 叛乱の軌跡』高木正幸、蔵田計成共著 新泉社 1981
- 『フレームアップ 土田・日石・ピース缶事件の真相』編 新泉社 1983
- 『全共闘グラフィティ』文と編 新泉社 1984
- 『資料連合赤軍問題 1』編 新泉社 1984
- 『新左翼理論全史 1957-1975』蔵田計成共編 新泉社 1984
- 『マスコミ職業now マスコミ世界の全ガイド』高沢皓司 [ほか]共編. 凱風社 1985
- 『出版社now 出版社の全プロフィール』内野祐共編 凱風社 1985
- 『封建社会主義と現代 塩見孝也獄中論文集』塩見孝也救援会共編 新泉社 1988
- 『ブント(共産主義者同盟)の思想』全7巻 編 批評社 1990-99
- 川島豪, 塩見孝也『いま語っておくべきこと 現代資本主義論と社会主義論 革命的左翼運動の総括 対談』編. 新泉社 1990
- 『慟哭の民 1994年夏・ピョンヤン』小川淳共編著 現代書館 1994
- 『朝鮮民主主義人民共和国 「よど号」グループによる朝鮮レポート』山中幸男共編 (三一新書) 三一書房 1994
- 『女たちのピョンヤン 「よど号」グループの妻たち』編 (三一新書) 三一書房 1995
- 『祖国と民族を語る 田宮高麿ロングインタビュー』批評社 1996
- 『ブント(共産主義者同盟)の思想 別巻 (戦後史の証言・ブント)』島成郎監修, 編. 批評社 1999
脚注
- ^ よど号グループとは有本恵子をはじめとする拉致との関わりについて真相を求め、田宮高麿らとも激論を交わした。「彼らをすぐに日本に返すべきだ」と主張する高沢に対し、田宮は「難しい問題だが、努力する」と答えている。しかし田宮は1995年11月に急死。当局は心臓麻痺と発表したが、前日まで元気だったことが伝えられたことから、高沢は田宮の死に不審を抱いている。また「田宮が死んだことで北朝鮮とのパイプが切れてしまった」と悔やんだという。
- ^ “高沢文庫”. ハワイ大学高沢文庫. 2017年10月29日閲覧。