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'''石塚夢見'''(いしづか ゆめみ)は、[[日本]]の[[漫画家]]。[[8月14日]]生まれ。[[埼玉県]]出身、A型。
'''石塚夢見'''(いしづか ゆめみ)は、[[日本]]の[[漫画家]]。[[8月14日]]生まれ。[[埼玉県]]出身、A型。
== 概要 ==
== 概要 ==

2021年8月4日 (水) 09:33時点における版

石塚夢見(いしづか ゆめみ)は、日本漫画家8月14日生まれ。埼玉県出身、A型。

概要

1980年代中後期、小学館の高年齢少女雑誌プチコミックで人気を博した。

その時点の作風は、メロドラマに属し、芸能界を舞台に少女が愛と執着と野望の渦巻く中で成長する姿を描くというもので、シニカルなセリフで熱情的であり切なさとストイックさと愛の執着とがよくある。

「ピアニシモでささやいて」はシンガーソングライターの少女がヒロインであり、前述の作者の演出方法がよく現れてきた作品で、ファンからは傑作と呼ばれる。次作「愛のように幻想りなさい」は戦前の軍国主義の高まりの中で映画界が軍に抑圧される状況下での女優ものであり、一段とシリアス度が深まっている。当時の読者からは打ち切りを惜しまれる作品である。

「愛のように幻想りなさい」が佳境に入っていく中で、サブヒロインの一人が(事実は不明ながら)近親相姦を覚悟して進むという描写がなされた後、雑誌の翌月号で当作品含めほとんどがいきなり最終回となった(麒麟館グラフィティー(吉村明美)のみ別誌へ転載)。この描写のシーンは単行本では貴族と平民の身分差の意識へと変更されている。

その後の活動は、Judy(ジュディー)誌で「朝倉くん ちょっと!」、2000年代に入って、講談社のBE・LOVEから「ピアニシモでささやいて第二楽章 」「おしみなく緑ふる」(満州国から日本への苛酷な引き上げを描いた)、2010年代には、秋田書店から「またね!」(猫にまつわるショート・コミック集)、などを発表している。