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「ブラック・ジャーナリズム」の版間の差分

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複数の問題
|独自研究=2007年5月
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|出典の明記=2011年8月
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2021年8月4日 (水) 11:38時点における版

ブラックジャーナリストとは企業のスキャンダル等をネタに金銭を要求し生計を立てているジャーナリストの総称。マスコミ業界では取り屋、金取り屋などと揶揄される。

概要

反社会的勢力(具体的には総会屋暴力団右翼団体えせ同和行為団体、及びその関係者)等が発行している特定の機関紙に専属しているものと、フリーで活動しているものがいる。これらブラックジャーナリストのターゲットには消費者金融業者、パチンコパチスロ業者、公共事業主体の建設業者などがなりやすい。フリーで活動しているものでも暴力団と何らかの関わりがあるものがほとんどであり、スキャンダル資料の売り買いがなされているといわれている。暴力団に渡った企業のスキャンダル資料は、最終的には傘下の右翼団体に流れ街宣活動がなされる。

仕手筋と組み、ターゲットの評価を落として株価を下げて空売りで利益をあげようとするものもいる。巧言を用いて企業に食い込み大金を巻き上げる方法を取るものなどは事件師とも言われ、組織内で高い評価を受ける。近年、独自のインターネットサイトを持つブラックジャーナリストが複数いることが確認されている。

ブラックジャーナリストはスキャンダル暴露型とスキャンダル捏造型の2種類に大別できる。前者は実際にスキャンダルが存在しているため、もみ消したい企業がブラックジャーナリストに金銭を渡すこともあるが、多くの場合、後日雑誌等に掲載されることになる。現実に存在しているブラックジャーナリストの多くはスキャンダル捏造型である。

企業ではなく、一般の個人を狙うブラックジャーナリストもいる。いたずらに無名の個人の氏名、住所、私生活情報などを捏造したスキャンダルなどを交えて書き連ねインターネット上のブログで掲載するものもいる。

関連項目