コンテンツにスキップ

「冨田英揮」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
1行目: 1行目:
{{複数の問題
{{複数の問題
|BLP unsourced=2016年1月27日 (水) 10:40 (UTC)
|存命人物の出典皆無=2016年1月27日 (水) 10:40 (UTC)
|特筆性=2016年1月28日 (木) 16:38 (UTC)|分野=人物
|特筆性=2016年1月28日 (木) 16:38 (UTC)|分野=人物
}}
}}

2021年8月4日 (水) 14:35時点における版

冨田 英揮(とみた ひでき、1966年9月5日 - )は、日本の実業家ディップ株式会社代表取締役社長 兼 CEO(最高経営責任者)。同社の創業者。

経歴

愛知県出身。1990年愛知学院大学商学部卒業[1]。27歳で起業を志し、中小企業創造活動促進法などの認可を受けて30歳でディップ株式会社を一人で立ち上げる[2]。1997年3月14日、ジャパン・インキュベーション・キャピタル(南部靖之氏と孫正義氏が設立)の事務所内にデスク1席を間借りして事業を開始する[3]。1998年 、日本IBMとコンテンツパートナー契約し、コンビニのマルチメディア端末で「無料カタログ送付サービス」を開始[4]

求人情報ポータル事業のための資金調達に奔走。日本ではインターネットの黎明期で資金が集まらずカリフォルニア州サンノゼにあるIBIインターナショナル・ ビジネス・インキュベーターに間借りしてシリコンバレーのベンチャーキャピタルで資金調達活動を行う[5]

在米中の1999年に孫正義氏のナスダックジャパン構想を聞き帰国。ナスダックジャパンクラブの主催の事業プレゼンコンテストで起業家代表に選ばれ孫正義氏、樋口廣太郎氏など1500社の起業経営者の前でスピーチ[6]。「ナスダックジャパン構想によって、『dreamとideaとpassion(ディップの社名の由来)』だけで資金のないスタートアップのベンチャー企業でも日本で事業資金を調達できる時代になった」と宣言する。

2000年10月、求人広告業界初のポータルサイト「はたらこねっと」開始[7]。全国のローソン7600店舗のマルチメディア端末「Loppi」およびモバイル端末にて「はたらこねっと」を配信[8]

2001年11月「はたらこねっと」のバイト情報を分割して「バイトル」を立ち上げる[9]。Yahoo!求人との提携で、「バイトル」、「はたらこねっと」のユーザー数が伸び、事業が急成長。2003年12月に東証マザーズ上場が決まるが、上場3日前に突然ヤフーから提携解消を通告され上場を断念。延期から5か月に上場を果たす。

2008年のリーマン・ショックの直撃を受け求人企業がリストラを断行する中、リストラを行わず雇用を守った[10]

2013年12月東証一部上場。経済復興とスマートフォンの急速な普及の波に乗り株価はアベノミクスの開始から5年で70倍となりTOPIX採用銘柄の上昇率でトップを独走。

2015年、2016年「Forbes Asia」が選ぶ「Asia’s 200 Best Under A Billion」に2年連続で選出。

2016年「JPX日経インデックス400」の構成銘柄に初選出。

2019年3月、日経500種平均株価の構成銘柄に初選出。

出典・参考資料

  1. ^ ディップ社長に冨田氏日本経済新聞2010年5月14日 19:54
  2. ^ 語り部の経営者たち ディップ 冨田英揮社長<1>父の会社を継ぐつもりが一変した日刊ゲンダイDIGITAL2018年10月23日
  3. ^ HR業界TOPインタビュー 冨田英揮さん(ディップ株式会社):英会話スクールの運営を通じて思いついたアイデアを具現化して起業 夢とアイデアと情熱で、ネット求人事業に道を拓いたベンチャー魂日本の人事部 2016年2月25日
  4. ^ 藤沢久美『あの会社の新人はなぜ育つのか』ダイヤモンド社、2018年
  5. ^ ディップの創業ストーリー「ファウンダーズスピリット」JISEDAI
  6. ^ 語り部の経営者たち ディップ 冨田英揮社長<3>ヤフーとの提携のため交渉2年半日刊ゲンダイDIGITAL 2018年10月25日
  7. ^ HR業界TOPインタビュー 冨田英揮さん(ディップ株式会社):英会話スクールの運営を通じて思いついたアイデアを具現化して起業 夢とアイデアと情熱で、ネット求人事業に道を拓いたベンチャー魂日本の人事部 2016年2月25日
  8. ^ 藤沢久美『あの会社の新人はなぜ育つのか』ダイヤモンド社、2018年
  9. ^ 語り部の経営者たち ディップ 冨田英揮社長<3>ヤフーとの提携のため交渉2年半日刊ゲンダイDIGITAL 2018年10月25日
  10. ^ 語り部の経営者たち ディップ 冨田英揮社長<4>突然の提携解消の電話で上場断念日刊ゲンダイDIGITAL 2018年10月26日

藤沢久美『あの会社の新人はなぜ育つのか』 ダイヤモンド社、2018年

鈴木博毅『好調を続ける企業の経営者は いま、何を考えているのか?』 秀和システム、2017年

HR業界TOPインタビュー 冨田英揮さん(ディップ株式会社):英会話スクールの運営を通じて思いついたアイデアを具現化して起業 夢とアイデアと情熱で、ネット求人事業に道を拓いたベンチャー魂 - 日本の人事部 (2016年2月25日)

若者つかむアイドルCM、自ら企画 「バイトル」社長 ディップの冨田英揮社長 – NIKKEI STYLE 出世ナビ トップに聞くセレクション(2018年4月14日)

語り部の経営者たち ディップ 冨田英揮社長<1><2><3><4> - 日刊ゲンダイ(2018年10月23日~26日)

ディップの創業ストーリー「ファウンダーズスピリット」 - JISEDAI

社長が語るディップ創業からの歩み - ディップ株式会社 新卒採用サイト

トップメッセージ - ディップ株式会社 企業情報サイト