グリエルモ・スポレティーニ

グリエルモ・スポレティーニ（Guglielmo Spoletini、1929年4月18日 - 2005年3月12日）は、マカロニウエスタン時代に頭角を現したイタリアの男優である。ローマ出身。

経歴

『新・夕陽のガンマン/復讐の旅』では仇敵一味の屈強なメキシコ人の一人として登場する。元々はスタントマンや大部屋俳優として下積みが続いたが、スペインのレオン・クリモフスキー監督に認められる。同監督の1967年の『決闘!荒野のサボテン』（未公開）の敵役から翌年の『新・荒野の用心棒』では早くも主役に抜擢される。そこでの配役序列はタイトル前のトップの大出世で、文明開化の波に翻弄される昔気質のメキシコ人ガンマンを深みのある芝居で演じた。その後は準主役級の役柄を務めた。イタリアでロケもされた1976年のハリウッド映画『オーメン』にも出演。変名としてはウィリアム・ボガード、グリエルモ・スポルト、ウィリアム・スポルトがある。

フィルモグラフィ

1965年

• 『悪魔の30挺のウィンチェスター』（未ソフト化）

1966年

• 『帰って来たガンマン』
• 『南から来た用心棒』
• 『さいはての用心棒』

1967年

• 『黄金の三悪人』
• 『血闘のジャンゴ』
• 『拳銃無宿のバラード』（未公開）

1969年

• 『ガラガラ蛇の夜』（未公開）

1970年

• 『さすらいの盗っ人野郎/サンタナ』（未公開）

1974年

• 『カランボラ』（未ソフト化）

外部リンク

• Guglielmo Spoletini - IMDb（英語） 
• Guglielmo Spoletini - オールムービー（英語）
• Guglielmo Spoletini - KINENOTE
• Guglielmo Spoletini - MOVIE WALKER PRESS
• Guglielmo Spoletini - 映画.com