「阿品東駅」の版間の差分
編集の要約なし |
m Bot作業依頼: collapsibleとcollapsedクラスをmw-collapsibleとmw-collapsedに置換する (insource:/[" ]collaps/) - log |
||
55行目: | 55行目: | ||
阿品東駅の乗降人員は以下の表のように推移している。 |
阿品東駅の乗降人員は以下の表のように推移している。 |
||
{| class="wikitable collapsible" style="font-size:85%;white-space:nowrap" |
{| class="wikitable mw-collapsible" style="font-size:85%;white-space:nowrap" |
||
|- |
|- |
||
!colspan=3|1日平均乗降人員の推移 |
!colspan=3|1日平均乗降人員の推移 |
2021年8月8日 (日) 14:10時点における版
阿品東駅 | |
---|---|
![]() 駅外観 | |
あじなひがし Ajina-higashi | |
◄M36 地御前 (1.5 km) (0.7 km) 広電阿品 M38► | |
![]() | |
所在地 | 広島県廿日市市阿品一丁目10-1[1] |
駅番号 | ●M37 |
所属事業者 | 広島電鉄 |
所属路線 | ■宮島線 |
キロ程 | 13.9 km(広電西広島起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
569人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)2月1日 |
阿品東駅(あじなひがしえき)は、広島県廿日市市阿品一丁目にある広島電鉄宮島線の駅である。駅番号はM37。
歴史
当駅は1931年(昭和6年)2月、宮島線の全通と同日に開業した[2]。当時の駅名は阿品駅(あじなえき)である[3]。宮島線は開業より複線であったが、当駅を含む廿日市から宮島までの区間は太平洋戦争下の1944年(昭和19年)、当時広島市内で建設が進められていた皆実線の資材に充てるために下り線のレールが撤去され、単線に変更された[4][5]。このとき、当駅には列車交換のための待避線が新設されている[5]。同区間が複線へ戻されたのは戦後、1950年(昭和25年)のことであった[4]。
駅名は1954年(昭和29年)に地御前県病院前駅(じごぜんけんびょういんまええき)へ改称される[3][6]。この改称に先立つ1951年(昭和26年)6月には県立地御前病院が地御前村(当時、1956年に合併して廿日市町)に開院している[7]。同院は県立広島病院の地御前分院へと変更されたのち、1972年(昭和47年)3月をもって廃止された[7]。この月のはじめには当駅も再改称し、阿品駅へと戻されている[3]。そこから阿品東駅と称するようになったのは2001年(平成13年)[3]。当駅の隣駅で、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の阿品駅に隣接する田尻駅を広電阿品駅へ改称するため、駅名が変更された[8]。
- 1931年(昭和6年)2月1日 - 阿品駅として開業[2]。
- 1954年(昭和29年) - 地御前県病院前駅に改称[6]。
- 1972年(昭和47年)3月1日 - 県立地御前病院の廃止のため、阿品駅に再度改称[2]。
- 2001年(平成13年)11月1日 - JR阿品駅に隣接する田尻駅を広電阿品駅に改称するため、当駅を阿品東駅に改称[8]。
駅構造
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7a/Hiroden_Ajina-Higashi_Sta.02.jpg/220px-Hiroden_Ajina-Higashi_Sta.02.jpg)
阿品東駅はホームが地面に接する地上駅という形態をとる[6]。ホームは2面あり、2本の線路を挟み込むように向かい合わせに配置された相対式ホームである[6][9]。線路の東側にあるのが広電宮島口駅方面へ向かう下りホーム、西側にあるのが広電西広島駅方面へ向かう上りホームで[6]、互いのホームは駅の西側を通る国道2号から伸びた歩道橋によって結ばれる[9]。
両ホームの広電宮島口寄りには、かつて宮島線内で運行されていた鉄道車両専用の高床ホームが残されている[6][9]。
利用状況
『廿日市市統計書』によると、2018年度の1日平均乗降人員(利用者総数をその年の日数で割った値)は569人であった[10]。
阿品東駅の乗降人員は以下の表のように推移している。
1日平均乗降人員の推移 | ||
---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 出典 |
1994年度 | 910 | |
1995年度 | 890 | |
1996年度 | 874 | |
1997年度 | 983 | |
1998年度 | 892 | [11] |
1999年度 | 752 | [11] |
2000年度 | 715 | [11] |
2001年度 | 654 | [11] |
2002年度 | 611 | [11] |
2003年度 | 608 | [11] |
2004年度 | 477 | [11] |
2005年度 | 537 | [12] |
2006年度 | 530 | [13] |
2007年度 | 551 | [14] |
2008年度 | 569 | [15] |
2009年度 | 542 | [16] |
2010年度 | 561 | [17] |
2011年度 | 587 | [18] |
2012年度 | 589 | [19] |
2013年度 | 595 | [20] |
2014年度 | 620 | [21] |
2015年度 | 590 | [22] |
2016年度 | 606 | [23] |
2017年度 | 584 | [24] |
2018年度 | 569 | [10] |
駅周辺
駅のすぐ東側には瀬戸内海が迫っている。駅西側すぐを走る国道2号を越えて山側へ行くと阿品台ニュータウンという広大な住宅街が広がる。
隣の駅
脚注
- ^ “路線・電停ガイド - 宮島線”. 広島電鉄. 2015年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月26日閲覧。
- ^ a b c 『広電が走る街 今昔』150-157頁
- ^ a b c d 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、39頁。ISBN 978-4-10-790029-6。
- ^ a b 『広電が走る街 今昔』130-133頁
- ^ a b 『広島電鉄開業100年・創立70年史』広島電鉄、2012年、99頁。
- ^ a b c d e f 川島令三『山陽・山陰ライン 全線・全駅・全配線』 第7巻 広島エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2012年、16・89頁頁。ISBN 978-4-06-295157-9。
- ^ a b 『広島県立病院年報』(pdf) 第51号、広島県病院事業局県立病院課、2016年、1頁 。2017年2月26日閲覧。
- ^ a b 河野俊輔「広島電鉄の西広島駅改装とダイヤ改正」『RAIL FAN』第49巻第2号、鉄道友の会、2002年2月1日、10-13頁。
- ^ a b c 川島令三『全国鉄道事情大研究』 中国篇 2、草思社、2009年、120頁。ISBN 978-4-7942-1711-0。
- ^ a b 『廿日市市統計書』2020年版
- ^ a b c d e f g 『廿日市市統計書』2006年版
- ^ 『廿日市市統計書』2007年版
- ^ 『廿日市市統計書』2008年版
- ^ 『廿日市市統計書』2009年版
- ^ 『廿日市市統計書』2010年版
- ^ 『廿日市市統計書』2011年版
- ^ 『廿日市市統計書』2012年版
- ^ 『廿日市市統計書』2013年版
- ^ 『廿日市市統計書』2014年版
- ^ 『廿日市市統計書』2015年版
- ^ 『廿日市市統計書』2016年版
- ^ 『廿日市市統計書』2017年版
- ^ 『廿日市市統計書』2018年版
- ^ 『廿日市市統計書』2019年版
参考文献
- 長船友則『広電が走る街 今昔』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年。ISBN 4-533-05986-4。
- 廿日市市分権政策部広報統計課編 『廿日市市統計書』各年版
関連項目
外部リンク
- 阿品東 | 電車情報:電停ガイド - 広島電鉄