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| 上映時間 = 106分 |
| 上映時間 = 106分 |
2021年8月18日 (水) 00:36時点における版
レッドブル | |
---|---|
Red Heat | |
監督 | ウォルター・ヒル |
脚本 |
ハリー・クライナー ウォルター・ヒル トロイ・ケネディ・マーティン |
製作 |
ゴードン・キャロル ウォルター・ヒル |
製作総指揮 |
マリオ・カサール アンドリュー・G・ヴァイナ |
出演者 |
アーノルド・シュワルツェネッガー ジェームズ・ベルーシ |
音楽 | ジェームズ・ホーナー |
撮影 | マシュー・F・レオネッティ |
編集 |
ドン・エイロン カーメル・デイヴィス フリーマン・A・デイヴィス |
製作会社 | カロルコ・ピクチャーズ |
配給 |
トライスター ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 |
1988年6月17日 1988年9月17日 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $34,994,648[1] |
『レッドブル』(原題: Red Heat)は、1988年のアメリカ映画。主演アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェームズ・ベルーシ。アメリカ映画として初めて、モスクワ市内および赤の広場でのロケを許可された作品である(ただし、アクション・シーンはブダペストやオーストリアで撮影されている)。監督は『48時間』シリーズのウォルター・ヒル。
あらすじ
冷戦の最中、イワン・ダンコ大尉(アーノルド・シュワルツェネッガー)たちモスクワ市警は、ロシアン・マフィアにおける麻薬市場を牛耳るグルジア人のビクトル・ロスタの摘発作戦を実行するが、作戦は失敗し複数の警官を殺害されビクトルを取り逃がしてしまう。アメリカへ逃亡したビクトルは地元ギャング団との麻薬取引を始めようとするが、偶然職務質問を受けて逮捕されると、連絡を受けたモスクワ市警からダンコ大尉がビクトルの身柄引渡しを受けにギャングの街シカゴを訪れる。
国家間の対立関係などに起因するぎこちない空気の中ビクトルの引渡しは完了。しかし護送を始めた矢先、地元ギャング団とビクトルの部下たちが一行を襲撃してダンコは昏倒、付き添っていたシカゴ市警察の刑事は射殺され、ビクトルに再び逃亡されてしまう。ダンコ大尉はシカゴ市警のリジック部長刑事(ジェームス・ベルーシ)と組んでビクトルの追跡を開始するが、無口で堅物のダンコに対して、お調子者で軟派な性格のリジックは、捜査のやり方も考え方も正反対で、何かにつけて噛み合わない。それでも協力して捜査を続け、ビクトルの麻薬取引の現場を突き止める。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
---|---|---|---|
VHS版 | テレビ朝日版 (追加収録部分) | ||
イワン・ダンコ大尉 | アーノルド・シュワルツェネッガー | 玄田哲章 | |
アート・リジック部長刑事 | ジェームズ・ベルーシ | 安原義人 | 富山敬 (井上和彦) |
ルー・ドネリー署長[注 1] | ピーター・ボイル | 円谷文彦 | 富田耕生 (間宮康弘) |
ビクトル・ロスタ[注 2] | エド・オロス | 坂口芳貞 | 麦人 |
ストッグス警部補 | ラリー・フィッシュバーン | 小島敏彦 | 野島昭生 |
キャット・マンゼッティ | ジーナ・ガーション | 佐々木優子 | 小山茉美 |
ギャラガー刑事 | リチャード・ブライト | 秋元羊介 | 千田光男 (最上嗣生) |
サリム | J・W・スミス | 田中亮一 | 谷口節 |
アブダル・エライジャ | ブレント・ジェニングス | 江原正士 | |
パット・ナン | マイケル・ハガティ | 塩屋浩三 | 島香裕 |
ストリーク | ブライオン・ジェームズ | 山野史人 | 池田勝 |
ユーリ・オガルコフ | オレグ・ヴィドフ | 秋元羊介 | |
モンゴル・ヒッピー | 戸口正徳 | 塩屋浩三 | |
役名不明 | - | - | 大山高男 筈見純 石森達幸 伊倉一恵 弘中くみ子 筈見純 塚田正昭 中多和宏 藤本譲 幹本雄之 鵜飼るみ子 小川里永子 曽川留美子 |
演出 | - | 蕨南勝之 | |
翻訳 | - | 平田勝茂 | |
調整 | - | 遠西勝三 | |
効果 | - | 南部満治 大橋勝次 | |
選曲 | - | 河合直 | |
制作 | - | ニュージャパンフィルム | |
プロデューサー | - | 圓井一夫 | |
初回放送 | 1990年1月7日 『日曜洋画劇場』 正味約95分 | ||
解説 | 淀川長治 |
- ※ VHS版は1992年12月16日発売のVHS(発売は東和ビデオ、販売はポニーキャニオン)に初収録。
- ※ テレビ朝日版は2021年5月8日にWOWOWで放送された際に地上波放送時にカットされた部分を追加録音した「吹替補完版」が放送された。その際、故人などの各声優の部分は別の声優が代役を務めた[2]。
映像ソフト
- 2003年にパイオニアより発売されたDVDには吹替未収録。
- 2014年5月9日発売のNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンのBD・DVDにはテレビ朝日版の吹替を収録。
- 2018年4月27日発売のKADOKAWA/角川書店のBD・DVDにはVHS版とテレビ朝日版の吹替を2種収録。
備考
- 音楽は当初はライ・クーダーが担当することになっていた。
- オープニング・テーマ曲は、セルゲイ・プロコフィエフ作曲の『十月革命20周年のカンタータ』の第2楽章「哲学者たち」をアレンジしたものである。
- ダンコの階級である民警大尉 капитан милиции は、およそ警部に相当する。対するリジックは巡査部長 Sergeant である。
- ダンコが愛用する自動拳銃、“ポドヴィリン”は、映画オリジナルデザインの架空銃である。
→詳細は「ポドヴィリン」を参照
- リジックの家族構成でsister(姉妹)がいることが明かになっているが、英語圏内では姉と妹の区別がないため、字幕とテレビ朝日版吹替では「妹」、VHS版吹替では「姉貴」と訳されている。
脚注
注釈
出典
- ^ “Red Heat (1988)” (英語). Box Office Mojo. 2011年2月23日閲覧。
- ^ “レッドブル[吹替補完版]”. 2021年3月27日閲覧。