「くちづけはタンゴの後で」の版間の差分
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2021年8月18日 (水) 00:48時点における版
くちづけはタンゴの後で | |
---|---|
Mrs. Winterbourne | |
監督 | リチャード・ベンジャミン |
脚本 |
フォフ・ハットン リサ=マリア・ラダノー |
原作 |
コーネル・ウールリッチ 「死者との結婚」より |
製作 |
ロス・カンター オーレン・クールズ デイル・ポロック |
製作総指揮 | パトリック・パーマー |
出演者 |
シャーリー・マクレーン リッキー・レイク ブレンダン・フレイザー |
音楽 | パトリック・ドイル |
撮影 | アレックス・ネポンニアシー |
編集 | ジャクリーン・キャンバス |
配給 |
トライスター ピクチャーズ コロンビア=トライスター |
公開 |
1996年4月19日 1996年11月9日 |
上映時間 | 105分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $25,000,000[1] |
興行収入 | $10,082,005[2] |
『くちづけはタンゴの後で』(原題:Mrs. Winterbourne)は、1996年制作のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。
コーネル・ウールリッチのミステリー小説「死者との結婚」を原作にしているが、映画はハートフルなロマンティック・コメディに仕立てられている。
あらすじ
田舎娘のコニー・ドイルは幸せを夢見てニューヨークに出て来たが、スティーヴという悪い男に騙され、妊娠させられた挙句に追い出されてしまう。身重のコニーは街をさまよううちにいつしか、ボストン行きの列車に乗り込む。
車中で彼女はヒューとパトリシアという新婚夫婦と知り合う。パトリシアも妊娠中で、コニーに親切にしてくれた。コニーが床に落ちたパトリシアの結婚指輪を手にした途端、突然列車が脱線事故を起こし、彼女は意識を失った。目が覚めるとコニーは病院におり、横には知らぬ間に生まれた赤ん坊がいた。しかし、彼女は周囲の人間から指輪のせいでパトリシアと誤認される。ヒューとパトリシアは事故で死んでしまっていた。
そんなコニー母子を、運転手兼執事のパコという男が迎えに来る。実はヒューは、ボストンの名家であるウィンターボーン家の御曹司だったのだ。コニーは彼の母親で女主人のグレースの元に連れて行かれる。亡き息子の忘れ形見と赤ん坊を抱きしめ、感動するグレースにコニーは真実を告げられない。そんなコニーを、ヒューの双子の弟ビルは疑いの眼差しで見ていた。
やがてグレースとコニーは、まるで本当の母娘のように強い絆を感じるようになり、グレースはコニーを遺産相続人に加えた。コニーの素性を調べ上げたビルはそれに反対し、コニーも固辞するが、グレースは聞く耳を持たない。
ある晩、コニーとビルはパコにけしかけられるまま、タンゴを踊る。そのうちにビルはコニーの素性がどうであろうともはや関係なく、彼女を愛するようになっていくのだが…。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
グレース・ウィンターボーン | シャーリー・マクレーン | 藤波京子 |
コニー・ドイル | リッキー・レイク | 岡本麻弥 |
ビル・ウィンターボーン/ ヒュー・ウィンターボーン (二役) |
ブレンダン・フレイザー | 家中宏 |
パコ | ミゲル・サンドバル | 池田勝 |
スティーヴ | ローレン・ディーン | 中田和宏 |
神父 | ピーター・ジャーティー | 松岡文雄 |
アンブローズ | デブラ・モンク | 水原リン |
クリスティーン | ジェーン・クラコウスキー | |
パトリシア・ウィンターボーン | スーザン・ハスケル |
吹替その他、種田文子、藤井佳代子、麻生侑里、石波義人、水野龍司、寺内よりえ、伊藤和晃、小野英昭、幸田夏穂、柳沢栄治
脚注
- ^ Mrs. Winterbourne (1996) - Box office - business
- ^ “Mrs. Winterbourne (1996)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2014年2月28日閲覧。