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2021年8月18日 (水) 01:10時点における版
ザ・ボーイズ The Boys | |
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ファイル:The Boys logo.png | |
ジャンル |
スーパーヒーロー ブラック・コメディー |
原作 | ザ・ボーイズ |
企画 | |
出演者 | |
国・地域 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
シーズン数 | 2 |
話数 | 16 |
各話の長さ | 55–68 分 |
製作 | |
製作総指揮 |
|
プロデューサー |
|
撮影地 | トロント |
製作 |
|
放送 | |
放送チャンネル | Amazonプライム・ビデオ |
放送期間 | 2019年7月26日 | - 現在
『ザ・ボーイズ』(原題:The Boys)は、スーパーヒーローを題材としたアメリカ合衆国のスーパーヒーローストリーミングテレビシリーズである。原作はDCコミックスのワイルドストームのインプリントと、ダイナマイト・エンターテインメントにて出版された、ガース・エニスとダリック・ロバートソンによる同名のコミックを原作とする。
概要
『ザ・ボーイズ』は、企業によって管理されるスーパーヒーローが活躍する世界を舞台とする。"ヴォート・インターナショナル"に雇用された200名超のスーパーヒーローたちは各地でのヒーロー活動の他、米政府や他国から恐れられる特殊兵器として、また、様々な作品やエンターテインメントに登場するポップアイコンとして活躍する。その中でも特に人気が高く、実力が認められた7人はスーパーヒーローチーム"セブン"としてスーパーヒーローの顔を務める。ヴォート社はヒーローを利用して巨利を得る一方、スーパーヒーローたちの中には、権力や私欲、名声に取り憑かれ腐敗した者も少なくない。
そんな中、ヒーロー活動の巻き添えを食って大切な人を失いスーパーヒーローへの復讐を誓った人々が集ってチームを結成する。やがて、超能力を持たない人間チーム"ザ・ボーイズ"とスーパーヒーローたちとの戦いが始まることとなる[1]。
シリーズはエリック・クリプキ、エヴァン・ゴールドバーグ、セス・ローゲンによって創作され、2019年7月26日にAmazonプライム・ビデオよりシーズン1(全8話)が配信された[2]。なお、シーズン1配信前の2019年7月19日にシーズン2の製作が発表されており[3]、2020年6月には2020年9月4日から配信開始予定であることが発表された[4]。シーズン2は同日に3話が配信された後は毎週1話ずつ、全8話が配信された。シーズン3の製作も決定している[5]。2020年8月28日からはシーズン2の配信に合わせてアフターショー『Prime Rewind: 「ザ・ボーイズ」の裏側』 ("Prime Rewind: Inside the Boys")が配信された。
あらすじ
シーズン1
青年のヒューイ・キャンベルは給料の良くない小さな電化製品店で働く平凡な日々を送る。ある日、"セブン"の一員で高速移動の能力を持つスーパーヒーローのAトレインが恋人のロビンが居る場所を高速で通過してしまい、ロビンはヒューイと繋いでいた両前腕を残してバラバラになってしまう[6]。最愛の恋人を失ったヒューイは、ヴォート社から謝罪と賠償の提案を受けるが、社員の態度やAトレイン本人の誠意の無さに怒る。ヴォート社を相手取って裁判を起こそうとするも、満足な資金もないことから断念する。無力感に苛まれる中、ヒューイはFBI捜査官を名乗るビリー・ブッチャーと出会う。ブッチャーはなぜか、ヴォート社が公表しなかったロビンの事件の真相やヒューイが和解に応じなかったことなどを知っている。
ブッチャーはヒーローの腐敗した実態を語り、彼らに復讐することが"ザ・ボーイズ"の使命だとしてヒューイを勧誘する。疑いながらも、ヴォート社やAトレインの説明がデタラメであることを示す証拠を見せられたヒューイはブッチャーに協力することを決意し、和解に応じるとの口実で1人でセブンの拠点のセブンタワーに乗り込み、盗聴器を仕掛けることに成功する。しかし、その様子を透明化能力を持つスーパーヒーローのトランスルーセントに見られてしまい、職場を襲撃される。ヒューイとブッチャーはトランスルーセントを捕えるが、顔と本名を知られてしまった以上生きて帰すことはできず、ブッチャーの知り合いで武器密売人のフレンチーを頼る。何とかトランスルーセントを始末した3人は、やがてこちらもブッチャーの戦友であるマザーズミルク(MM)や、超能力保持者の少女キミコらをチームに引き入れ、徐々にスーパーヒーローたちを追い詰めていく。
そんな中、ヒューイはニューヨークに出てきた少女のアニー・ジャニュアリーと知り合う。しかし、アニーの正体はセブンの新メンバーとしてスーパーヒーローとなったスターライトである。長年セブンに憧れを抱いていたアニーだったが、セブンのメンバーであるディープにセクハラを受けたばかりか、ヴォート社の露骨な商業主義を目の当たりにしたことでスーパーヒーローに幻滅し始める。ザ・ボーイズはやがて、スーパーヒーローたちは生まれながらにして超能力を持っていたのではなく、胎児の段階でヴォート社によって強化薬コンパウンドVを投与されて作り出されていたことを知る。セブンのリーダーであるホームランダーは、失敗を隠蔽するために飛行機の乗客全員を見殺しにする。自分たちの存在価値を高めるためテロリストにコンパウンドVを流して超能力者の敵を作り出している。自分に息子がいることを隠していた副社長マデリンを殺す。ザ・ボーイズはヴォート社を証拠とともに告発するも、ヴォート社との契約を優先した政府はこれを黙殺してザ・ボーイズを逮捕する。逃れたブッチャーはホームランダーと対決する。ブッチャーはホームランダーを巻き込んで自爆しようとするが阻止され、8年前にホームランダーにレイプされて殺されたと信じていた妻ベッカと、ホームランダーとの間の息子を見せられる。
シーズン2
セブンにはトランスルーセントの代わりにストームフロントが加わり、人気を得てホームランダーの地位を脅かす。ホームランダーはマデリンを懐かしみ、息子ライアンとの父子関係に苦心する。ストームフロントと関係を持つようになり、100才を超える元ナチスであることを告白される。スターライトはヒューイの依頼を受け、超能力者がコンパウンドVによって人工的に作成されたことをマスコミに漏らすが、ヴォート社はテロリストの脅威を訴えることで危機を乗り切る。人種マイノリティ軽視の批判をかわすため、クイーン・メイヴが同性愛者であることを広報で強調する。スターライトは裏切りが露見して監禁されるが、ヒューイに助け出される。左遷されたディープはセブンへの復帰をかなえられずに落ち込み、カルト宗教"共同教会"[注釈 1]に依存するようになり、心臓の異常によりセブンから外されたAトレインも勧誘する。
逃亡したザ・ボーイズはお尋ね者となる。ブッチャーは見知らぬ街で目を覚まし、マデリン殺しの汚名を着せられている。ザ・ボーイズはヴォート社が超能力者を密入国させていることを知って踏み込み、キミコの弟を捕らえるが、ストームフロントに殺される。ストームフロントの正体が1970年代に活躍したリバティーであることを突き止める。ブッチャーはヴォート社に保護されるベッカに再会して逃亡を誘うも、ライアンを育てるために拒否される。その後ライアンをホームランダーが連れ去ったため、ベッカはブッチャーに助けを求める。ヴォート社がコンパウンドVを実験する施設で、元セブンでザ・ボーイズのためのスパイでありながら裏切ったランプライターに再会する。だがランプライターは自分が外されたセブンの彫像を見て焼身自殺する。
ニューマン下院議員がヴォート社の不正を追及する公聴会は、多くの出席者が頭部を破裂させられて妨害される。ザ・ボーイズとエドガーは、ホームランダーからその弱みであるライアンを引き離すために協力する。元ナチスの経歴を暴露されたストームフロントがザ・ボーイズを襲い、ライアンに倒されるもベッカが巻き添えで死ぬ。クイーン・メイヴはかつて飛行機の乗客を見殺しにした証拠を持ち出してホームランダーを脅し、公聴会の虐殺はストームフロントに帰せられる。ザ・ボーイズへの起訴は取り下げられる。スターライトとAトレインがセブンに復帰するも、ディープは戻れない。ニューマンが共同教会の指導者の頭部を破裂させる。
登場人物
ザ・ボーイズ
- ヒューイ・キャンベル(Hughie Campbell)
- 演 - ジャック・クエイド、日本語吹替 - 平野潤也
- 電化製品店で働く平凡な青年。恋人のロビンをAトレインとの衝突事故で失ったことをきっかけに騒動に巻き込まれていく。
- 元々はスーパーヒーローのファンであり、自室の装飾から特にAトレインのファンであったことが伺える。スターライトとは先に普段のアニーとしての状態で知り合ったこともあって徐々に惹かれていく。
- ウィリアム・“ビリー”・ブッチャー(William "Billy" Butcher)
- 演 - カール・アーバン、日本語吹替 - 宮内敦士
- 元イギリス軍特殊部隊かつ元CIA工作員のフリーランスでザ・ボーイズのリーダー。イギリス出身であり、強いロンドン訛りで話す。スーパーヒーローを憎み容赦なく追い詰め、目的達成のためなら手段を厭わない。
- 本作の8年前に妻のベッカがホームランダーにレイプされた後に殺されたと信じてスーパーヒーローを憎むようになり、ザ・ボーイズに加わる。
- 生きていたベッカと、ホームランダーとの息子ライアンに会う。(S1)
- 再会した妻がストームフロントに襲われ、ライアンの反撃の巻き添えでベッカを失う。(S2)
- フレンチー / セルジ(Frenchie / Serge)
- 演 - トマー・カポン、日本語吹替 - 下川涼
- フランス出身で坊主頭のアウトロー。LSDなどの幻覚剤やMDMAを常用している。
- 銃の密輸入を主な生業としている。父に虐待されていた過去があり、それをきっかけにキミコと心を通わせる。マザーズミルクとは犬猿の仲である。
- マザーズミルク / マーヴィン・T・ミルク(Mother's Milk / Marvin T. Milk)
- 演 - ラズ・アロンソ、日本語吹替 - ボルケーノ太田
- あだ名はMM。元衛生兵で、今は非行少年達の保護・更生を生業としている。フレンチーとは犬猿の仲である。
- 妻と娘がおり、幸せに暮らしていたところをブッチャーに再会し、再びチームに引き入れられる。
- キミコ・ミヤシロ(Kimiko Miyashiro)
- 演 - 福原かれん、日本語吹替 - なし
- 口をきかない日本人の少女。コンパウンドVを投与されており、感知能力や身体能力、再生能力が異常に発達している。幼少の頃、弟とともに誘拐された後、フィリピンで兵士として育てられ"光解放軍"というテロリスト集団に所属していた。
- コンパウンドVの密売人に監禁されていたところをザ・ボーイズに救出され、彼等と行動を共にする。フレンチーと強い絆を結ぶ。(S1)
- 目前でストームフロントに弟を殺害されて強く憎むようになる。(S2)
セブン
ヒーローを総合プロモートし、各地に派遣するアメリカの「ヴォート社」が抱える200人以上のスーパーヒーロー/スーパーヒロインの内、上位7人から成る最高のヒーローチームであり、ヴォート本社も兼ねる「セブン・タワー」を本拠地とする。
- ホームランダー / ジョン(Homelander / John)
- 演 - アントニー・スター、日本語吹替 - 近藤浩徳
- セブンのリーダーを務めるブロンドヘアの白人。星条旗を模した意匠のコスチュームを身につける。目から赤色のレーザーを出し、空中を飛び、万物(亜鉛を除く)を透視する能力、非常に高い聴覚能力、怪力、銃弾を弾き返す強靭な肉体を持っている。
- 表向きは正義のために悪人たちと闘うが、その本性は非常にナルシスト、自己中心的かつ冷酷非道であり、自身を称える人々を内心では見下す。他のメンバーたちにもパワハラまがいの言動を繰り返す。
- 幼い頃は周囲から隔離された状況でヒーローとなるべく育てられ周囲から愛情に飢えているため、強いマザーコンプレックスを抱えており、マデリンに対して倒錯した愛情を向ける。自分と同類が居ないことからも息子のライアンに対して自分と同じ人間で有ると囁き異常な執着を見せる。
- ハイジャック犯と戦い、失敗を隠ぺいするために飛行機乗客を見捨てて全員の死を招く。セブンの必要性を高めるため、コンパウンドVをテロリストに横流ししてスーパー・ヴィランを育成する。息子ライアンの存在を隠していたマデリンを殺す。(S1)
- 息子との関係に苦心する。ストームフロントと親密になり、スターライトの裏切りを告発する。エドガーがブッチャーと組んでライアンを奪おうとしたことを知るも、飛行機事故の件でクイーン・メイヴに脅迫されて引き下がる。(S2)
- スターライト / アニー・ジャニュアリー(Starlight / Annie January)
- 演 - エリン・モリアーティ、日本語吹替 - 山咲しづ香
- 壁を素手で破壊する、片手で乗用車を持ち上げる怪力、電気を操り手から光弾を放出するなどの能力を持つ若い白人女性。
- 長年セブンに憧れ、念願叶ってランプライターの代わりに加入したものの腐敗した実態に失望し、やがて社の方針や上司の命令に対して反抗的な態度を見せるようになる。ヒューイとは一般人のアニーとして出会い、スターライトであることを知って以降も分け隔てなく受け入れてくれるヒューイに惹かれ恋人関係になる。セブンに所属しながらもザ・ボーイズに力を貸す。(S1)
- セブンの裏切り者と指弾されて監禁されるもヒューイに救出され、クイーン・メイヴがホームランダーを脅迫することで名誉を回復しセブンに復帰する。(S2)
- クイーン・メイヴ / マギー・ショウ(Queen Maeve / Maggie Shaw)
- 演 - ドミニク・マケリゴット、日本語吹替 - 高宮彩織
- アマゾネス風のコスチュームを身に着ける白人女性。驚異的な身体能力を持っており、トラックとまともにぶつかっても身体に傷一つ付かない。両性愛者である。
- かつては、スターライトのように正義感に溢れていたが、今では現実を受け入れている。ヒーローとしても残虐行為を行わない、スターライトを気に掛ける等、セブンの中ではまともな人物である。ただその一方で、ホームランダーやマデリンなど権力を持つ者に対しては苦悩や葛藤をしながらも追従する。
- ホームランダーが失敗を隠ぺいするために飛行機乗客を全員見殺しにした墜落現場を目撃する。(S1)
- スターライトにヴォート社告発を依頼されて一度は断るも、協力してストームフロントと戦い、飛行機墜落の件でホームランダーを脅迫することでザ・ボーイズの安全とスターライトの復帰を受け入れさせる。(S2)
- ディープ / ケビン・モスコウィズ(The Deep / Kevin Moskowitz)
- 演 - チェイス・クロフォード、日本語吹替 - 村井雄治
- 7つの海の支配者を名乗る白人男性。自称セブンの2番手。水棲生物と会話が可能である他、腹部に生えたえらのおかげで水中でも呼吸が出来る。能力の特性上、派遣される現場は、港や桟橋など水が多い場所に限定される。水族館「オーシャンランド」のイメージキャラクターとなっている。魚たちを水族館から逃そうと画策するが毎度うまくいかない。
- 自分の肉体にあるえらがコンプレックスで、本人は醜いと思っている。えらは敏感で、乱暴に指を入れられると痛みを感じる。
- 新入りであるスターライトに対して初対面の頃からセクシャルハラスメントを行う。その件を後に大衆に向けて謝罪を行うことになり、オハイオ州に左遷される。結果としてヒーローとしても人間としても社会的立場を失う。(S1)
- セブンへの復帰がかなえられずに落ち込み、宗教カルト"共同教会"に勧誘され、メンバーの女性と結婚し、その広告塔となる。復帰が認められなかったために共同教会を離れる。(S2)
- Aトレイン / レジー・フランクリン(A-Train / Reggie Franklin)
- 演 - ジェシー・T・アッシャー、日本語吹替 - 柏野昌俊
- 高速移動能力を持つ黒人男性。世間からは世界最速と謳われている。電車を丸々1台引き摺る馬力も持ち合わせる。同じく能力者のポップクロウと恋仲である。
- ヒューイの恋人・ロビンを誤って殺害してしまうが、ヒーローしか入れない秘密クラブで話のネタにする、直接謝罪を行ったヒューイの顔を忘れるなどかなりの下衆である。
- 一方で同じ能力を持つショックウェイブに世界最速の座を脅かされ、その不安からコンパウンドVの常用者となったり、恋人のポップクロウを殺したことをいつまでも悔やんだりと人間らしさも狭間見せている。(S1)
- コンパウンドVの過剰摂取により体に異常を覚え、セブンから引退させられ、落ち込んだところを共同教会に勧誘される。ストームフロントとナチスの関係を暴露して失脚させ、セブンへの復帰がかなう。(S2)
- トランスルーセント(Translucent)
- 演 - アレックス・ハッセル、日本語吹替 - 手塚ヒロミチ
- 透明化能力を持つ白人男性。Aトレインと仲が良い。透明化は、身体の表皮を炭素系メタ物質に変化させることで、光を捻じ曲げ周囲と同化し透明に見せるという仕組みである(そのため完全に姿を消すには全裸になる必要がある)。また、そのような性質を持つことから皮膚を簡単には貫くことが出来ず、刃物はもちろん銃も効かない。また、人を見抜く能力も持つ。
- 離婚した妻との間に息子がいる。
- 暇な時は透明になり、トイレや産婦人科で覗き行為を行うなど下劣な品性の男である。それがきっかけでヒューイの盗聴器作戦に気付き、彼の後を付けて襲撃する。その結果、逆に捕らえられてしまい、最終的には爆弾を肛門から入れられ爆殺される。(S1)
- ブラック・ノワール(Black Noir)
- 演 - ネイサン・ミッチェル、日本語吹替 - なし
- 漆黒のコスチュームに身を包んだ無愛想で寡黙な男性。スーツに装備された暗器を駆使して戦う。他のセブンの面々と比べて特殊な能力を持たないが、至近距離での爆発に耐えたり、人体を引く裂くほどの腕力を持つ。
- 茶道やピアノ演奏を嗜む様子が描かれる。ナッツに対するアレルギーを持つ。
- 自己主張せず忠実なため、他のセブンの面々と異なり、ホームランダーから一定の信頼を得ている。屋根に潜むのが得意である。
- ストームフロント / クララ・ライシンガー(Stormfront / Klara Risinger)
- 演 - アヤ・キャッシュ、日本語吹替 - 池田海咲
- 空を飛び手から雷を出し強い再生能力を持つ白人女性。死んだトランスルーセントの代わりとして、エドガー社長の推薦でセブンに加入する。100才の元ナチスであり、権力志向の野心的な人種差別主義者である[注釈 1]。黒のアーマースーツを着用している。
- 当初はホームランダーを人気で脅かして対立するも、その後は親密な関係となる。ライアンを奪って逃げるベッカを殺そうとしてライアンに反撃され、重傷を負う。(S2)
- ランプライター(Lamplighter)
- 演 - ショーン・アシュモア、日本語吹替 - 手塚ヒロミチ
- 炎を操るスーパーヒーロー。スターライト加入前にセブンから引退し、"セージ・グローブ・センター"の職員となる。
- かつてはひそかにザ・ボーイズに協力するも裏切り、マロリーと間違えてその孫を焼き殺した。
- 捕まったスターライトをヒューイと救出しようとセブン・タワーに潜入した際、自分が外されたセブンの彫像の前で焼身自殺をする。(S2)
その他の超能力者
- ドッペルゲンガー(Doppelganger)
- 演 - Dan Darin-Zanco
- 変身能力を持った小太りの男。マデリンの策略で国防長官のカルフーン議員を同性愛者と見せかけ陥れ、軍事法案を却下させる。(S1)
- ホームランダーの求めに応じてマデリンに変身して慰めるも、ホームランダー自身に変身したことで怒らせて殺される。(S2)
- ショックウェーブ(Shockwave)
- 演 - Mishka Thébaud、日本語吹替 - 古賀明
- Aトレインと同じ高速移動能力を持つ。スピード対決イベントにてAトレインと対戦するが、コンパウンドVを過剰使用した彼に敗北する。(S1)
- Aトレインに代わりセブン加入が示唆されるが、コンパウンドVを調査する議会の公聴会で頭部を破裂させられて死亡する。(S2)
- ナキーブ(Naqib)
- 演 - Krishan Dutt(S1)、サメル・セーラム(S2)、日本語吹替 - なし
- ホームランダーによって作り出された、超能力を持つテロリスト。ブラック・ノワールによって仲間ともども殺される。
- エゼキエル(Ezekiel)
- 演 - ショーン・ベンソン
- 身体のあらゆる部位を伸長させる能力を持ち、宗教団体"サマリタンズ・エンブレイス"を率いる牧師である。同性愛者であることをネタにヒューイに脅され、コンパウンドVについて知っていることを教える。(S1)
- メズマー / チャールズ(Mesmer / Charles)
- 演 - ハーレイ・ジョエル・オスメント
- 元子役俳優で、相手と握手する事で心理を読み取る。クレオという名の娘がいる。
- ザ・ボーイズに協力しキミコの過去を読み取るが、彼らの素性をホームランダーに密告する。その後、裏切りを悟ったブッチャーに殴り殺される。(S1)
- ポップクロウ / シャーロット(Popclaw / Charlotte)
- 演 - ブリタニー・アレン
- 手首から骨を飛び出させて戦う。Aトレインの恋人で、コンパウンドVの常用者である。
- アパートの大家との性行為中に勢い余って彼を殺してしまい、その盗撮映像をネタにブッチャーに脅されコンパウンドVの入手先を教える。その結果、裏切りを知ったAトレインに自殺を装って殺害される。(S1)
- イーグル・ジ・アーチャー(Eagle the Archer)
- 演 - ラングストン・カーマン、日本語吹替 - 手塚ヒロミチ
- 弓を得意とする。ディープを保釈し、"共同教会"のキャロルに引き合わせる。その後、共同教会を除名されて批判する。(S2)
- ゲッコー / マシュー・カルバート(Gecko / Matthew Culbert)
- 演 - デイヴィッド・トンプソン
- ヴォートの研究所で働いている再生能力者でアニーの知己。コンパウンドVのサンプルをアニーに渡す。(S2)
- ケンジ・ミヤシロ(Kenji Miyashiro)
- 演 - アブラハム・リム
- テレキネシス能力を持つキミコの弟でテロリスト"光解放軍"の一員。ストームフロントに殺される。(S2)
- ビクトリア・ニューマン (Victoria Newman)
- 演 - クローディア・ドゥーミット
- ヴォート社とホームランダーを批判する上院議員。人間の頭部を破裂させる超能力者である。(S2)
ヴォート・インターナショナル関係者
- スタン・エドガー(Stan Edgar)
- 演 - ジャンカルロ・エスポジート、日本語吹替 - 菊池康弘
- ヴォート社の経営責任者でマデリンの上司。
- マデリン・スティルウェル(Madelyn Stillwell)
- 演 - エリザベス・シュー、日本語吹替 - 本田貴子
- ヴォート・インターナショナルの副社長。社の権威を強めるために軍との契約を推し進め、障害となる政治家や要人を排除あるいは恐喝する他、権力を利用してヒーローたちの失敗や暗部を覆い隠す。
- ホームランダーの担当マネージャーも兼務し、彼とは複雑な関係にある。また、テディという幼い赤子がいる。息子の存在を隠していたことでホームランダーを怒らせ、殺される。(S1)
- アシュリー・バレット(Ashley Barrett)
- 演 - コルビー・ミニフィ、日本語吹替 - 熊谷海麗
- ヴォート社の広報担当。主にセブンのメディア活動をサポートし、スターライトの指導係を務める。(S1)
- マデリンの死後、ホームランダーの推薦もあり副社長に昇進し、ホームランダーの意に沿って行動する。(S2)
- ジョナー・ヴォーゲルバウム博士[注釈 2](Jonah Vogelbaum)
- 演 - ジョン・ドーマン、日本語吹替 - 山中誠也
- ヴォート社の元科学者。かつてホームランダーを創造・育成したが、親からの愛を知らず研究室で育った彼を「最大の失敗作」と評すと同時に後悔している。(S1)
- 隠遁していたがブッチャーに脅迫され、コンパウンドVをめぐる議会の公聴会の証人となるが、頭部を破裂させられて死亡する。(S2)
CIA関係者
- グレイス・マロリー(Grace Mallory)
- 演 - ライラ・ロビンス、日本語吹替 - 塙英子
- ザ・ボーイズの創設者で、元CIA副長官。かつて、妻を失い意気消沈するブッチャーを、スーパーヒーローと闘うザ・ボーイズに勧誘した。
- ランプライターに孫を焼き殺されてしまったことをきっかけに隠遁している。(S1)
- レイナーの死後、ブッチャーに促されてヴォート社を追及する。(S2)
- スーザン・レイナー(Susan Raynor)
- 演 - ジェニファー・エスポジート
- CIA副長官。CIA時代のブッチャーの同僚。
- ブッチャーの心境を理解しており、ザ・ボーイズの活動をサポートしたいと望む反面、ヴォート社の強大さに及び腰になり、ヴォート社側につくという上層部の決定に従う。(S1)
- その後もヴォート社を調査するも、ザ・ボーイズの目の前で頭部を破裂させられて殺される。(S2)
共同教会
- アレステア・アダナ(Alistair Adana)
- 演 - ゴラン・ヴィシュニック
- 共同教会の指導者。エドガーやニューマンとつながる。ニューマンに頭部を破裂させられて殺される。(S2)
- キャロル(Carol)
- 演 - ジェシカ・ヘクト
- ディープにカウンセリングを行う共同教会のメンバー。(S2)
ザ・ボーイズ関係者
- ベッカ・ブッチャー (Becca Butcher)
- 演 - シャンテル・ヴァンサンテン、日本語吹替 - 高宮彩織
- ビリーの妻。8年前にヴォート社で広報担当を務めていた時に失踪する。生きてブッチャーの前に姿を現す。(S1)
- 一度はホームランダーとの息子を奪われるが取り戻す。ストームフロントに襲撃され、ライアンが超能力で反撃した巻き添えで死亡する。(S2)
- ライアン・ブッチャー(Ryan Butcher)
- 演 - Parker Corno(S1)、キャメロン・クロヴェッティ(S2)、日本語吹替 - 熊谷海麗
- ベッカとホームランダーの息子。母を襲撃したストームフロントに反撃して超能力を発揮し重傷を負わすも、母の死を招く。ホームランダーではなくブッチャーを選んで同行し、マロリーに預けられる。(S2)
- モニーク(Monique)
- 演 - アルビナ・オーガスト
- マザーズミルクの妻で、子どもと共に彼から溺愛されている。ザ・ボーイズの事が公になってからは、CIAに保護される。(S1)
- シェリー(Cherie)
- 演 - ジョーダナ・ラジョイ、日本語吹替 - 向坂伊織
- フレンチーのガールフレンド。ザ・ボーイズにも協力的。
- ヒュー・キャンベル(Hugh Campbell)
- 演 - サイモン・ペッグ、日本語吹替 - ボルケーノ太田
- ヒューイの父。ヒューイを常に支え、応援する。ザ・ボーイズの事が公になってからは、CIAに保護される。(S1)
- なお、演者のサイモン・ペッグは、原作のヒューイの容姿のモデルとなっている。
- ロビン・ワード(Robin Ward)
- 演 - ジェス・サルゲイロ、日本語吹替 - 向坂伊織
- ヒューイの彼女。Aトレインによって轢き殺される。その後も彼が立ち直るまでは度々幻影として現れる。(S1)
セブン関係者
- ドナ・ジャニュアリー(Donna January)
- 演 - アン・キューザック、日本語吹替 - 鶴田真希
- アニーの母。敬虔なクリスチャンで、アニーと共に全国を回り、キリスト教の活動に参加している。
- エレナ(Elena)
- 演 - ニコラ・コレイア=ダミュード、日本語吹替 - 桜木可奈子
- クイーン・メイヴの元恋人。今では家庭を持っており、彼女とは疎遠になっている。
- ネイサン・フランクリン(Nathan Franklin)
- 演 - クリスチャン・キーズ、日本語吹替 - 手塚ヒロミチ
- Aトレインの兄で、彼の専属トレーナー。献身的に弟のことをサポートする。(S1)
エピソード
シーズン1のエピソード
通算 話数 | シーズン 話数 | タイトル | 監督 | 脚本 | 公開日 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | "発端" "The Name of the Game" | ダン・トラクテンバーグ | エリック・クリプキ | 2019年7月26日 | |
平凡な家電店店員ヒューイの目の前で、ガールフレンドのロビンがスーパーヒーローでセブンの一員のAトレインに衝突されて死ぬ。父の助言に反してヒューイは和解を拒否し、ビリー・ブッチャーの誘いでヴォート社に盗聴器をしかけてセブンの腐敗を暴こうとする。盗聴に気づいたセブンの一員のトランスルーセントがヒューイを襲うが捕えられる。超能力を持つアニーはセブンに加わってスターライトとなり、ディープにセクシュアルハラスメントを受け、セブンの腐敗に困惑する。ヒューイとアニーは知り合いになる。ヴォート社の副社長マデリンをコンパウンドVの件で脅したボルティモア市長の乗る飛行機は、ホームランダーに撃墜される。 | ||||||
2 | 2 | "指導" "Cherry" | Matt Shakman | エリック・クリプキ | 2019年7月26日 | |
ビリーは不死身のトランスルーセントを殺すためにフレンチーの助けを得るが、ヒューイは躊躇する。マデリンは上院議員カルフーンを恐喝して国防契約を取ろうとする。アニーは私服で暴漢を退治して叱責される。フレンチーはトランスルーセントの肛門から爆弾を挿入する。ホームランダーが捜索にやって来る中、ヒューイが逃げようとしたトランスルーセントを爆殺する。 | ||||||
3 | 3 | "収穫" "Get Some" | Phil Sgriccia | George Mastras | 2019年7月26日 | |
アニーはスターライトとして露出の多い衣装を強制される。ビリーはマザーズミルクを仲間に入れる。ザ・ボーイズはAトレインの恋人ポップクロウの家を盗聴して、Aトレインが能力強化剤コンパウンドVを使用していることを知る。Aトレインはショックウェーブとのスピード競争に勝利する。ポップクロウはコンパウンドVを服用してハイになって、性交中に家主を殺してしまい、これを知ったビリーに脅される。セブンは、亜鉛の箱に入れられたトランスルーセントの死体を発見する。 | ||||||
4 | 4 | "彼女" "The Female of the Species" | フレッド・トーイ | Craig Rosenberg | 2019年7月26日 | |
ザ・ボーイズはAトレインのコンパウンドV入手先を探し、捕えられてコンパウンドVを与えられていた少女を見つけるが逃げられる[注釈 3]。ザ・ボーイズは少女を追ってきたAトレインから彼女を救う。ビリーの指示で、ヒューイはアニーとデートをして盗聴器をしかける。ディープは自分の使命について悩み、イルカを脱走させようとするが失敗する。ホームランダーはクイーン・メイヴを連れて、ハイジャックされた航空機を救助しようとして失敗し、目撃した乗員乗客全員を見殺しにする。海岸には航空機の残骸が大量に流れ着き、ホームランダーは指揮系統に入っていなかったから彼らを救えなかったとして、軍とヴォート社の契約の必要性をメディアに訴える。 | ||||||
5 | 5 | "信念" "Good for the Soul" | Stefan Schwartz | Anne Cofell Saunders | 2019年7月26日 | |
Aトレインは、恋人ポップクロウからコンパウンドVの秘密を洩らした相手の情報を聞き出し、彼女を殺す。クイーン・メイヴはハイジャック犠牲者追悼式でのホームランダーの偽善的なスピーチを嫌悪する。ホームランダーとスターライト(アニー)はエゼキエルの主催する宗教イベント「ビリーブ・エクスポ」にゲストとして招かれる。ヒューイが同性愛趣味をネタにエゼキエルを恐喝し、ザ・ボーイズはヴォート社がポリオ・ワクチンと偽ったコンパウンドVを新生児に与えてスーパーヒーローを作っていることを知る。ホームランダーは台本を無視してスピーチを行う。アニーも同様に台本を無視して、性的被害を暴露する。マデリンは、自分に逆らって独善的なスピーチをしたホームランダーを懐柔する。Aトレインにより面が割れてしまったフレンチーはブラック・ノワールに襲われるが、少女に救われる。 | ||||||
6 | 6 | "無垢" "The Innocents" | Jennifer Phang | Rebecca Sonnenshine | 2019年7月26日 | |
ビリーはヒューイを連れてスーパーヒーローの被害者の支援会に出かけ、後に妻がホームランダーにレイプされて失踪したと話す。アニーはヴォート社の方針に反抗する。マデリンはディープがアニーにセクシュアルハラスメントをしたことを知り、公式に謝罪させる。マザーズミルクとフレンチーは読心力者のメズナーに頼み、引き離された娘のクレオに会わせる代わりに、口をきかない少女の心を読ませる。少女の名はキミコであり、ヴォート社がコンパウンドVを与えて強力な敵に仕立て上げたテロリスト集団"光解放軍"に育てられたことがわかる。キミコは弟の救出を望む。ビリーは旧知のCIA副長官スーザン・レイナーにヴォート社の秘密を話すが、受け付けてもらえない。メズナーはホームランダーにザ・ボーイズのことを話す。ビリーはヒューイに、敵であるアニーとの仲を深めないよう警告し、トランスルーセント殺害のことを暴露すると脅す。 | ||||||
7 | 7 | "防衛" "The Self-Preservation Society" | ダン・アティアス | Craig Rosenberg & Ellie Monahan | 2019年7月26日 | |
ヒューイとアニーはホテルで一夜を過ごす。ディープは退屈なオハイオ州に左遷される。Aトレインの肉体はコンパウンドVの過剰摂取で悪化する。ホームランダーはセブンの会議を開き、トランスルーセントとポップクロウを殺したのはヒューイを含むザ・ボーイズだと糾弾し、スターライトを裏切り者だと責めるが、クイーン・メイヴが弁護する。Aトレインはヒューイの父親を人質に取るが、キミコがAトレインを負傷させる。ビリーは裏切ったメズナーを殺し、8年前にマロリーから妻ベッカとホームランダーの密会のことを聞いたことを思い出す。ホームランダーはヴォーゲルバウム博士にベッカのことを尋ねる。博士は8年前、ベッカがホームランダーの子供を身ごもり、異常な早産で母子ともに死んだと話す。博士は実験室で育てたため人格に欠陥を抱えるようになったホームランダーは人生最大の失敗だったと詫びる。ビリーは証拠をレイナーに渡してメンバーの家族の保護を頼む。レイナーはマデリンとヴォート社を追及するが、テロリストの中に超能力を持つナキーブがいることを知らされる。ヒューイはアニーに、スーパーヒーローは神の恩寵ではなくコンパウンドVの創作物だと説明する。アニーは信じず、ヒューイを警察に連れて行こうとするが、ビリーがヒューイを救い出す。 | ||||||
8 | 8 | "発覚" "You Found Me" | エリック・クリプキ | Anne Cofell Saunders & Rebecca Sonnenshine | 2019年7月26日 | |
ナキーブに対抗するために軍はヴォート社と契約し、コンパウンドVの件は無視され、ザ・ボーイズはトランスルーセント殺害の件で手配される。アニーは母親を問い詰め、自分がコンパウンドVを与えられたことを確認する。負傷したAトレインは、私服ではただの黒人として見下される体験をして、コンパウンドVを過剰摂取する。ブッチャーはヒューイを連れて、ザ・ボーイズの創設者のマロリーに会い、マデリンとホームランダーの特別な関係を教えられる。他のザ・ボーイズは捕えられる。ホームランダーは、強力な敵を作るために、テロリストにコンパウンドVを与えたとマデリンに告白する。ヒューイは他のザ・ボーイズを救出しようとし、スターライト(アニー)に助けられる。阻止しようとしたAトレインは心臓発作を起こす。ビリーはマデリンの家に行って脅し、ホームランダーを待ち受ける。ヴォーゲルバウム博士からベッカと自分の息子に関する真実を聞き出したホームランダーが現れ、嘘をついていたマデリンを殺す。ビリーは自爆してホームランダーを殺そうとするが失敗する。ホームランダーはビリーを、ベッカと自分の息子が隠れ住んでいる家に連れて行く。 |
シーズン2のエピソード
通算 話数 | シーズン 話数 | タイトル | 監督 | 脚本 | 公開日 | |
---|---|---|---|---|---|---|
9 | 1 | "新たな敵" "The Big Ride" | Phil Sgricci | エリック・クリプキ | 2020年9月4日 | |
シリアでブラック・ノワールが超能力をもつスーパーテロリストを倒す。ホームランダーは、トランスルーセントの追悼式で彼がスーパーテロリストに殺されたと嘘をつく。Aトレインは昏睡状態にある。広報担当に戻ったアシュリーがセブンの候補としてアジア系で盲目のブラインドスポットを連れてくるが、ホームランダーは気に入らず彼の耳を破壊する。何の相談もなくストームフロントをセブンに加入させたエドガーに抗議するが、ヴォート社は元ナチスの科学者フレデリック・ヴォート博士が設立した製薬会社であり、ヒーローの会社ではないとはねつけられる。不遇の身を嘆くディープは奇行で逮捕され、保釈してもらったイーグル・ジ・アーチャーに"共同教会"のキャロルを紹介される。 指名手配されたザ・ボーイズは身を隠す。ヒューイは密かにアニーと会い、ヴォート社からコンパウンドVを持ち出すことを依頼する。ザ・ボーイズは超能力者が密入国されていることを知るが、これを伝えられたレイナーは目の前で頭部を破裂させられて殺される。マデリン殺しの罪を着せられたブッチャーがザ・ボーイズの前に現れる。 | ||||||
10 | 2 | "正しい準備と計画" "Proper Preparation and Planning" | リズ・フリードランダー | Rebecca Sonnenshine | 2020年9月4日 | |
ホームランダーは息子ライアンと親密になろうとし、ベッカは嫌がる。メイヴは病院にエレナを見舞い、ホームランダーへの恐れを口にする。Aトレインが目覚めるが、スターライトの裏切りは秘密にする。スターライトは知己の再生能力者ゲッコーからコンパウンドVのサンプルを受け取り、ストームフロントがそれを見るも口を閉ざす。Aトレインがこれを知るが、スターライトはAトレインが恋人を殺したことを持ち出して沈黙させる。ディープは幻覚剤の影響下で自分のエラと話す。 ブッチャーはベッカに会った後に別の街で目を覚ましたことを回想する。レイナーの葬式でマロリーに会い、超能力者を密入国させる業者を捕える代わりにベッカの居所を教えてもらう約束をする。ザ・ボーイズを連れて密入国業者を襲撃し、その正体が光解放軍であることを知る。キミコは光解放軍を支持する超能力者の弟を制圧し、ザ・ボーイズに引き渡す。 | ||||||
11 | 3 | "千人の剣士とともに丘を越えて" "Over the Hill with the Swords of a Thousand Men[注釈 4]" | Steve Boyum | Craig Rosenberg | 2020年9月4日 | |
Aトレインは心臓に異常を覚える。ホームランダーは息子ライアンに超能力の練習をさせる。スターライトのリークにより、スーパーヒーローたちがコンパウンドVで人為的に作られたことがMSNBCで報道されてヴォート社は危機に陥る。ザ・ボーイズは船で沖合に出て、キミコの弟ケンジをスーパーテロリストとしてCIAに引き渡そうとする。セブンに復帰したいディープがこれを知り、クジラやイルカの協力を得て船を襲撃し、ザ・ボーイズは排水路に逃げる。エドガーの指示でセブンもやって来る。ストームフロントは多数の黒人住民の犠牲を厭わず、キミコの目の前でアジア人差別の言動とともにケンジを殺す。エドガーはコンパウンドVの問題を死んだマデリンに擦り付け、スーパーテロリストに立ち向かうセブンの価値を訴える。ストームフロントは弟を殺されたキミコ、地位を脅かされたホームランダーの恨みを買う。 | ||||||
12 | 4 | "この世に類を見ないもの" "Nothing Like It in the World" | フレッド・トーイ | Michael Saltzman | 2020年9月11日 | |
マロリーはブッチャーに会い、レイナーが70年代に活躍したスーパーヒロインのリバティーを調べていたことを伝え、ベッカのいるヴォート社の施設の場所を教える。ブッチャーは施設に忍び込みベッカに再会して一緒に逃げようとするが、ベッカは息子と暮らすために拒否する。フレンチーはキミコにキスを拒否されるが、ストームフロント襲撃を思いとどまらせる。ヒューイを殺さなかったことをホームランダーに叱責されたスターライトはヒューイに慰めを求め、マザーズミルクと3人で旅をし[注釈 5]、70年代にリバティーに兄を殺された黒人女性に会い、ストームフロントがリバティーだと聞かされる。ブラック・ノワールはブッチャーを捜す。ホームランダーは心臓に障害を抱えたAトレインをセブンから外す。テレビ出演でスーパーヒーローの人種的偏りを責められ、メイヴがレズビアンであることを明かす。人気を集めるストームフロントにいら立ち、ドッペルゲンガーにマデリンの姿をさせて甘えるが、ホームランダー自身の姿に変身して性的奉仕をしようとしたために殺す。ディープはキャロルに付き添われ、イメージ改善のために結婚相手を面接する。 | ||||||
13 | 5 | "行動の時" "We Gotta Go Now" | Batan Silva | Ellie Monahan | 2020年9月18日 | |
メイヴはヴォート社のVCU映画[注釈 6]『セブンの夜明け』[注釈 7]でレズビアンであることを強調されて困惑する。Aトレインは引退のセリフを強いられる。アニーの母親が撮影現場を訪ねてコンパウンドVを与えたことを娘に詫びる。ホームランダーとテロリストの戦いでの一般人の巻き添え死の動画が拡散して炎上し、ヴォート社の株価が大きく下落する。ホームランダーは自らを批判する集会に出て、必死に怒りを抑える。スターライトはストームフロントを探り、"セージ・グローブ"との頻繁なメールを見る。ホームランダーとストームフロントは激しく暴力的なセックスをする。ディープは共同教会の選んだ相手と結婚し、教会の広告塔になる。 ベッカに拒まれて絶望したブッチャーはザ・ボーイズを離れようとし、叔母ジュディを訪ねて愛犬のテラーと再会する。異変を感じたマザーズミルク[注釈 8]とヒューイがブッチャーを訪ねる。ヒューイは自分がブッチャーの死んだ弟レニーに似ていると聞かされる。彼らはブラック・ノワールに襲われるが、ライアンの写真を流出させるとエドガーを脅して引き揚げさせる。キミコは弟を失って荒れる。 | ||||||
14 | 6 | "開かれた扉" "The Bloody Doors Off" | Sarah Boyd | Anslem Richardson | 2020年9月25日 | |
8年前、フレンチーは超能力者を鎮める向精神薬爆弾を使って銀行強盗を働き逮捕されるが、マロリーに友人の減刑と引き換えにザ・ボーイズに勧誘される。5年前、セブン内でザ・ボーイズのスパイとなっていたランプライターは裏切り、マロリーと間違えて孫を焼き殺す。フレンチーは彼を殺そうとするが、薬物過剰摂取で危篤となった友人を救うために見逃してしまう。 現在、ザ・ボーイズは追跡チップを除去したスターライトとともにペンシルバニア州の精神病院セージ・グローブ・センターに来て、マザーズミルク、フレンチー、キミコの3人が潜入する。監禁された多くの超能力者と、職員となっているランプライターを見つけるが、超能力者たちの脱走を引き起こしてしまう。ランプライターは、ヴォート社が大人にコンパウンドVを与えて安定した超能力者を作る実験をしていると告白する。ストームフロントが来て反乱を鎮めるが、超能力者シンディが逃げ出している。3人はランプライターとともに逃げ、マロリーに会わせる。センター外で見張っていたヒューイは脱走した超能力者により負傷し、スターライトは持ち主を殺して車を奪い病院に運ぶ。 ホームランダーとストームフロントは裏通りで小悪党を捕まえ、殺しながら興奮を高めて性交する。ストームフロントは秘密にいらだつホームランダーに、自分が100才で、恋人の元ナチスのヴォート博士によるコンパウンドVの最初の投与例であると告白し、非白人種との戦いに誘う。ディープはメイヴの依頼で墜落した飛行機[注釈 9]のブラックボックスを探し、乗客がホームランダーとメイヴの裏切りを語る映像の入ったカメラを見つけ、エレナが目にする。ディープはAトレインを共同教会の指導者アダナに紹介する。 | ||||||
15 | 7 | "発火" "Butcher, Baker, Candlestick Maker[注釈 10]" | Stefan Schwartz | Craig Rosenberg | 2020年10月2日[注釈 11] | |
ブラック・ノワールがスターライトを襲い暗闇に監禁する。ストームフロントとホームランダーはスーパーヴィランの危険を訴えてニューマン議員を批判し、スターライトの裏切りを公表する。ホームランダーはライアンに真実を話して味方につけ連れ去る。アダナはディープとAトレインにセブンへの復帰の援助を約束し、教会に背いたイーグル・ジ・アーチャーを破門する。 ランプライターはニューマン議員にヴォート社の秘密を語る。ヒューイはランプライターとともに、スターライトを救出するためヴォート社に侵入する。セブンとしての自分の彫像が除去されたことを知り絶望したランプライターは焼身自殺する。その炎の光を使って脱走したスターライトをブラック・ノワールが襲うが、メイヴがアレルギー源のナッツで倒し、スターライト、母、ヒューイは脱走する。ブッチャーは母と、先行きの短い不仲な父に再会し、自殺した弟レニーのことで言い争う。マロリーとマザーズミルクは、隠遁するヴォーゲルバウム博士に会い、ニューマンが主導する公聴会での証言を求めるが、家族の安全のために拒否される。だがブッチャーは博士の家族を殺すと脅迫して出席させる。ホームランダーやストームフロントらも出た公聴会で、議長やヴォーゲルバウムやショックウェーブなど多数が頭部を破裂させられて殺される。 | ||||||
16 | 8 | "知っていること" "What I Know" | アレックス・グレイヴス | Rebecca Sonnenshine | 2020年10月9日 | |
エドガーとアダナの会話を盗み聞きしたAトレインは、復帰の障害であるストームフロントとナチスの関係を暴露する。ベッカがライアンを取り戻すため、ブッチャーに助けを求める。ブッチャーはエドガーと取引し、ホームランダーからその弱みであるライアンを引き離す。ホームランダーはこれを知り、ヴォート社の兵を皆殺しにする。ストームフロントはザ・ボーイズを襲うが、ライアンに重傷を負わされ、巻き添えでベッカが死ぬ。クイーン・メイヴは飛行機事故[注釈 12]の映像証拠でホームランダーを脅し、ザ・ボーイズ、スターライト、ライアンから手を引かせる。エドガーは公聴会での虐殺をストームフロントに擦り付け、スターライトとAトレインがセブンに復帰するもディープは外されたままとなる。ザ・ボーイズへの起訴は取り下げられる。マロリーがライアンを引き取る。ニューマンが、共謀していたアダナの頭部を超能力で破裂させる。ヒューイはニューマン率いる対超能力者機関に加わる。 |
- ^ Stormfrontは2017年まで実在した、元KKKの白人優位主義者によるウェブサイトの名前である[8]
- ^ 表記のゆれによりフォーゲルバウムとも
- ^ 少女が見ているテレビで流れる日本語の曲は、BOYS AND MENの「帆を上げろ!」
- ^ 原作コミックにあるタイトルであるが、イギリスのパンクバンドEddie Tenpoleの歌うSwords of a Thousand Menに由来する可能性がある
- ^ 車の中でヒューイとアニー(スターライト)が歌う曲はビリー・ジョエルのアルバム『ストーム・フロント』の曲『ハートにファイア』である
- ^ MCU映画のパロディ
- ^ 現代のDawn of Seven はDCEU映画Batman v Superman: Dawn of Justiceのパロディ
- ^ マザーズミルクが見ていたドラマはアウトランダー
- ^ シーズン1第4話
- ^ イギリスの童謡にある一節The butcher, the baker, the candlestick makerに由来する
- ^ 日本では、2020年10月2日配信開始されたのち、10月3日と10月4日の大部分で配信が停止されたが10月5日に配信が再開された。再開後はランプライターがヒューイとともに見るセブンのパロディポルノの中で性器部分にモザイク処理がかけられている[9]
- ^ シーズン1第4話
ショートフィルム
2020年9月11日、公式ツイッターアカウント(@TheBoysTV)にてショートフィルム "BUTCHER: A Short Film"が配信された。
タイトル | 公開日 | |
---|---|---|
"BUTCHER: A Short Film" | 2020年9月11日[10] | |
シーズン1とシーズン2の間のブッチャーを描く。8年ぶりに妻ベッカとその息子に対面した直後、ブッチャーはとある街の駐車場で目を覚ます。マデリン・スティルウェル殺人犯として指名手配されていることを知り、ベッカの家の特徴を忘れないようにメモしたのち、旧友のジョックの家に行って助けを求める。だが裏切られて当局に通報され、ブッチャーはジョックを殺したのち家に火をつけて逃げる。そこにフレンチーから電話が入る。 |
原作との違い
ドラマでは原作コミックから多くの改変が行われている。原作では主に以下の点がドラマとは異なる。
- ヒューイはスコットランド人であり、恋人の死もビリーとの出会いもスコットランドで起こる。そののちにニューヨークに移動する。
- 原作のヒューイは低身長であり、それゆえにフレンチマン(ドラマのフレンチーにあたる)からプチ・ヒューイと呼ばれる。ドラマ版のヒューイの身長は180cmを越えているが、それでもフレンチーにプチ・ヒューイと呼ばれるのは原作の名残である。
- ザ・ボーイズは当初からアメリカ政府からの非公式な依頼を受けてスーパーヒーローを調査する。ザ・ボーイズもコンパウンドVの一種を服用して能力を強化している。
- ヴォート社副社長スティルウェル、ザ・ボーイズの創設者マロリー、ストームフロント、Aトレインは白人男性である。
- ディープは黒人男性である。ホームランダーが彼を黒んぼと呼ぶ場面がある。
- アニーにセクシャルハラスメントを行うのはディープではなく、ホームランダー、Aトレイン、ブラック・ノワールの三人である。
- トランスルーセントは存在せず、ヒューイが殺すのはセブンの下部の超能力者である。
- かつてベッカはブラック・ノワールにレイプされて妊娠して産褥死し、母体を殺しながら生まれた胎児はビリーに殺されている。
- 女性下院議員ビクトリア・ニューマン (Victoria Newman)の代わりに男性副大統領ビクター・ニューマン (Victor Newman)が登場する。
アフターショー
シーズン2の配信に合わせ、2020年8月28日より、アイシャ・タイラー司会でアフターショー『Prime Rewind: 「ザ・ボーイズ」の裏側』 ("Prime Rewind: Inside the Boys")が配信されている。
通算 話数 | タイトル | 公開日 | |
---|---|---|---|
1 | "胸糞悪いシーズン1の裏側" "Inside the Diabolical First Season" | 2020年8月28日[注釈 1] | |
シーズン1を振り返る。下品な言葉遣い、視聴者からの反響、スターライトの受けたセクシャルハラスメント、イルカの性生活などが語られる。 出演者: カール・アーバン(ブッチャー)、エリン・モリアーティ(スターライト)、アントニー・スター(ホームランダー)、ジェシー・T・アッシャー(Aトレイン)、エリック・クリプキ(ショーランナー) | |||
2 | ""新たな敵"の裏側" "Inside "The Big Ride"" | 2020年9月4日 | |
エピソード『新たな敵』を振り返る。ヴォート社が体現するアメリカ社会の欺瞞や差別、ブッチャーとヒューイの関係、スーパーヒーローに対する見方の変化などが語られる。 出演者: ジャンカルロ・エスポジート(スタン・エドガー)、コルビー・ミニフィ(アシュリー・バレット)、ジャック・クエイド(ヒューイ・キャンベル)、Malcolm Barrett (セス・リード、ヴォート社の広報ライター、サプライズゲスト) | |||
3 | ""正しい準備と計画"の裏側" "Inside "Proper Preparation and Planning"" | 2020年9月4日 | |
エピソード『正しい準備と計画』を振り返る。ゲストと企業との関係、ゲストの自画像、頭を失って死んだレイナーへの惜別、女性差別などが語られる。 出演者: アントニー・スター(ホームランダー)、チェイス・クロフォード(ディープ)、アヤ・キャッシュ(ストームフロント)、セス・ローゲン(企画、製作総指揮、サプライズゲスト) | |||
4 | ""千人の剣士とともに丘を越えて"の裏側" "Inside "Over the Hill with the Swords of a Thousand Men"" | 2020年9月4日 | |
エピソード"千人の剣士とともに丘を越えて"を振り返る。クジラと船のシーン、キミコとフレンチーの関係、セブンの出演する架空の映画、ストームフロントに代表される人種差別などが語られる。 出演者:福原かれん(キミコ)、ステファン・フリート(VFX監督)、クレイグ・ローゼンバーグ(第3話の脚本)、ネイサン・ミッチェル(ブラック・ノワール、サプライズゲスト) | |||
5 | ""この世に類を見ないもの"の裏側" "Inside "Nothing Like It in the World"" | 2020年9月11日 | |
エピソード"この世に類を見ないもの"を振り返る。ホームランダーの心理分析、黒人差別などが語られる。 出演者:ジャック・クエイド、ラズ・アロンソ(マザーズミルク)、カール・アーバン、シャンテル・ヴァンサンテン(ベッカ・ブッチャー、サプライズゲスト) | |||
6 | ""行動の時"の裏側" "Inside "We Gotta Go Now"" | 2020年9月18日 | |
エピソード"行動の時"を振り返る。ホームランダーの母乳偏愛、彼によるメイヴのレズビアン性向暴露の背景とアメリカ企業のLGBTQ支援のいかがわしい動機、ブッチャーの叔母ジュディの家の違法薬物だらけの"お菓子部屋"などが語られる。 出演者:エリン・モリアーティ、ネイサン・ミッチェル、ジェシー・T・アッシャー、P・J・バーン(VCU映画『セブンの夜明け』監督役、サプライズゲスト) | |||
7 | ""開かれた扉"の裏側" "Inside "The Bloody Doors Off"" | 2020年9月25日 | |
エピソード"開かれた扉"を振り返る。俳優のジェフリー・ディーン・モーガンが1ファンとして登場する。シャノンは原作コミックとも大きく異なるセブンの衣装デザインの背景を語る。アヤ・キャッシュはユダヤ人の自分が元ナチスのストームフロントを演じる愉しみとテレビにおける陰毛の扱いを語る。 出演者:トマー・カポン(フレンチー)、LJ・シャノン(衣装担当)、ジェフリー・ディーン・モーガン(俳優、作品のファン)、アヤ・キャッシュ(サプライズゲスト) | |||
8 | ""発火"の裏側" "Inside "Butcher, Baker, Candlestick Maker"" | 2020年10月2日 | |
エピソード"発火"を振り返る。ランプライターが見ていたセブンをパロディー化したポルノのトップ10、メイヴとスターライトの関係、ホームランダーの親子関係とブッチャーの親子関係、血まみれの公聴会シーンの撮影などを語る。 出演者:ライラ・ロビンス、ジャック・クエイド、エリン・モリアーティ、クローディア・ドゥーミット(ヴィクトリア・ニューマン上院議員、サプライズゲスト) | |||
9 | ""知っていること"の裏側" "Inside "What I Know"" | 2020年10月9日 | |
エピソード"知っていること"を振り返る。シーズン2を振り返り、シーズン3への展望を語る。 出演者:エリック・クリプキ、アントニー・スター、福原かれん、カール・アーバン |
- ^ 翌日にyoutubeのAmazon Prime Videoチャンネルにもアップロードされた
スピンオフ
2020年9月24日、スーパーヒーロー養成学校に通う若き超能力者たちを中心に描くスピンオフの製作が発表された [11]。
出典
- ^ “Amazon Orders ‘The Boys’ Superhero Drama Series Based On Comic From Eric Kripke, Evan Goldberg & Seth Rogen”. Deadline Hollywood (November 8, 2017). March 11, 2018閲覧。
- ^ Petski, Denise (April 17, 2019). “'The Boys' Trailer: First Look At Amazon’s Superhero Drama Series”. Deadline Hollywood. April 17, 2019閲覧。
- ^ Petski, Denise (July 19, 2019). “'The Boys' Renewed For Season 2 By Amazon; Aya Cash Closes Deal As Stormfront”. Deadline Hollywood. July 19, 2019閲覧。
- ^ Gelman, Vlada (June 26, 2020). “The Boys Gets Season 2 Premiere Date”. TVLine. June 26, 2020閲覧。
- ^ White, Peter (July 23, 2020). “'The Boys' Renewed At Amazon For Season 3, Streamer Sets Aisha Tyler-Hosted Aftershow – Comic-Con@Home”. Deadline Hollywood. July 23, 2020閲覧。
- ^ “The Boys Review - Amazon Prime Video” (英語). The World of Movies (2019年9月5日). 2019年9月6日閲覧。
- ^ “‘The Boys’ Skewers Scientology in Season 2”. Daily Beast. 2020年10月18日閲覧。
- ^ {{cite web{url=https://www.usatoday.com/story/tech/news/2017/08/28/oldest-white-supremacist-site-shut-down/608981001/%7Ctitle=Oldest white supremacist site, stormfront.org, shut down|accessdate=2020-10-18}}
- ^ “【配信再開】『ザ・ボーイズ』シーズン2 第7話が削除! 日本だけの処置か。その理由は?”. VirtualGorilla+. 2020年10月5日閲覧。
- ^ @TheBoysTV (2020年9月10日). "Wondering what Butcher's been up to? Check out "BUTCHER: A Short Film" while you wait for tomorrow's new episode" (英語). X(旧Twitter)より2020年9月12日閲覧。
- ^ Andreeva, Nellie (September 24, 2020). “‘The Boys’ Spinoff Put On Fast-Track Development At Amazon Following Mothership’s Record Season 2 Launch” (英語). Deadline. September 24, 2020閲覧。